Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

サイケデリックロック

『ジョン・シポリナ(John Cipollina)』のその後は?

その後は?、といっても何のその後なのでしょう。 一応、クイックシルバー・メッセンジャー・サービス(Quicksilver Messenger Service)(以下QMS)のリードギタリスト、ジョン・シポリナ(John Cipollina)がQMSを辞めた後どうなったのでしょうというこ…

’60年代・夜明け前『Sixties Transition』

このCDはまさにカントリーロック、フォークロックが盛り上がる直前の時期にレコーディングされた曲を集めたものです。 ジム・ディクソン(Jim Dickson)というプロデューサーが発掘した様々なミュージシャンの初期のレコーディング集です。もちろんプロデュ…

サンフランシスコ・サウンドのすべて『All S.F. Rocks Groups』

またまた変なCDが出て来ました。『All S.F. Rocks Groups』といいます。発売は1989年だったらしいです。おまけに日本盤まで出ていました。 1.Got My Mojo Working - Quicksilver Messenger Service 2.The Fool - Quicksilver Messenger Service 3.Kans…

サントラ盤『フィルモア 最后のコンサート』

日本では1973年公開の『フィルモア 最后のコンサート』のサントラ盤です。正確に言うとサントラ盤ではないかもしれません。 日本での映画のタイトルは『フィルモア 最后のコンサート』ですが、英語版では『Fillmore: The Last Days』です。さらに、レコ…

この人の、この1枚 『ストーングラウンド(Stoneground)/Family Albam』

アメリカ西海岸のバンド『ストーングラウンド(Stoneground)』は当初は3人でスタートしました。ティム・バーンズ(Tim Barnes,g,vo)、マイケル・マウ(Mochael Mau,ds)、ルーサー・ビルド(Luther Bildt,vo,g)の3人です。間もなくそこにジョー・ブレイクリー(J…

無名なことで有名だった『サンズ・オブ・チャンプリン(Sons Of Champlin)』

1960年代から70年代にかけて、シスコサウンドを牽引してきた『Sons Of Champlin』ですが、地元西海岸を除いては意外と知られていませんでした。 ただし、地元サンフランシスコではグレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレーン、クイックシルバ…

この人の、この1枚 『ブルース・マグース(Blues Magoos)/タバコロード』

ブルース・マグース(Blues Magoos)は先に紹介したブルース・イメージ(Blues Image)と同じようにブルースをベースにしてロックやフォークを演奏するいわゆるガレージ・バンドの奔りでした。ウェストコーストのサイケデリックバンド達のライトショウをまねした…

この人の、この1枚 『ブルース・イメージ(Blues Image)/Open』

ブルース・イメージ(Blues Image)は1960年代後半にフロリダ州タンパで結成されました。 当初のメンバーはマイク・ピネラ(Mike PInera,vo,g)、マニュエル・バーティマッティ(Manuel Bertematti,ds,vo)、ジョー・ララ(Joe Lala,ds,perc,vo)の3人でしたが…

『フィルモア(Fillmore)』のライブアルバム その2

てっきり1回で終わると思った記事でしたが、そう簡単にはいきませんでした。 ということで前回の続きを書きます。 『ライブ/デッド』グレイトフル・デッド 2枚組 この中の3曲が1969年のフィルモア・ウエストでの録音。名曲「Death Don't Have No Mer…

『フィルモア(Fillmore)』のライブアルバム

ロックミュージックのみならずジャズでもクラシックでもライブアルバム、昔でいうとところの実況録音盤というのは欠かせないものですが、ロックのライブアルバムに限ると、ライブ会場として数多く録音されているのが『フィルモア』だと思います。 ということ…

ライブハウスの殿堂 『フィルモア(Fillmore)』の歴史

1960年代後半からのロック・ミュージックの隆盛に『フィルモア(Fillmore)』というライブハウスが大きく貢献したのは疑う余地のないところでしょう。 その『フィルモア』を開店したのはビル・グラハムという男でした。ビルは1931年、ドイツ生まれのユ…

アーサー・リー(Authur Lee)と『ラヴ(Love)/フォーエヴァー・チェインジズ(Forever Changes)』

今日取り上げるのは、ビートルズの『サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』やローリング・ストーンズの『べガーズ・バンケット』と並び称されるほどの傑作アルバム、『ラヴ』の『フォーエヴ…

この人の、この1枚 『イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)/イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)』

美しいジャケットで、名盤の誉れ高い『イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)』のファーストアルバムです。 このバンドの結成は1967年です。1967年といえば、ウェストコースト、特にサンフランシスコでのフラワームーヴメントの盛…

ジェファーソンの分派 『ホット・ツナ(Hot Tuna)』

ジェファーソン・エアプレインの記事の中でも書かせてもらいましたが、ギターのヨーマ・コウコネン(Joma Kaukonen)とベースのジャック・キャサディ(Jack Casady)はジェファーソンの活動の傍らサイドプロジェクトとして、主にブルースを演奏する『ホット・ツ…

ジェファーソン エアプレインからスターシップ(Starship)へ ’70年代編

前回はジェファーソンの60年代までを書きました。今回は70年代のジェファーソンについて書いてみたいと思います。 1970年にメンバーのポール・カントナー(Paul Kantner)は自身のプロジェクトアルバム『Blows Against the Empire』を発表します。この…

『ジェファーソン・エアプレイン(Jeffeson Airplane)』 ’60年代編

デッドに引き続きジェファーソンでいってみたいと思います。 サイケデリック・ロックの創始者としてグレイトフル・デッドと並び称されたのが、サンフランシスコの大物バンド『ジェファーソン・エアプレイン』です。 ヒッピー文化とベトナム反戦を叫ぶフラワ…

『グレイトフル・デッド(Grateful Dead)』 ’70年代前半編

昨日の続きです。昨日のグレイトフル・デッド(以下、デッド)は’60年代まででした。今回は’70年代の前半までについて書いてみたいと思います。 『Live Dead』までのデッドはサイケデリック・バンドというイメージが強かったですが、1970年発表の『W…

『グレイトフル・デッド(Grateful Dead)』 ’60年代編

グレイトフル・デッド(以下、デッド)については書こう書こうと思いながらここまで来てしまいました。本来ならとっくに書いていなければいけなかったのですが、何をどう書いていいのか決まらずに、ジェファーソン・エアプレインやキンクス、ザ・フーなどの…

シスコサウンドの最高峰 『モビー・グレイプ(Moby Grape)』

1966年、ジェファーソン・エアプレインの初代ドラマーだったスキップ・スペンス(Skip Spence,vo,g)がドラム担当であることに不満でバンドを脱退し、放浪しているときにジェファーソンのマネージャーだったマシュー・カッツに新バンドの結成を促され、ス…

『ジャニス・ジョプリン』 あるいは『ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニ―(Big Brother & The Holding Company)/チープ・スリル(Cheap Thrils)』

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 正月三が日、酒飲んでしっかり休養しました。 今年最初の記事はジャニス・ジョプリンにしました。といっても、ジャニスについてはとっくに書いていたものと勘違いしていました。調べたら…

60年代ロックの象徴、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ(Country Joe & The Fish)

シスコ・バンドの5傑と言われ、ウッドストック・フェスティヴァルで世界中に知れ渡った、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ(CJF)ですが、この時はすでに終焉に向かっていました。 CFJの結成は1965年に遡りますが、オリジナルメンバーが揃うのは19…

ドアーズ(The Doors)とジム・モリソン(Jim Morrison)の悲劇

今日はドアーズについて書こうと思います。ドアーズと言えばジム・モリソンを抜きにしては語れません。カリスマ・ヴォーカルのはしりでしょうか。迫力あるヴォーカル、難解で知的な詩、麻薬、セックスとどれをとっても当時のアメリカの若者を虜にするシンボ…

クイックシルバー(Quicksilver Messenger Service)とディノ・ヴァレンティ(Dino Valente)

今日はシスコの3大バンドと呼ばれながらも、日本では一番知名度も人気度も低かったクイックシルバーを取り上げてみようかと思います。ご存じのとおり他の2グループはジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)とグレイトフル・デッド(Grateful Dea…

バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)とその後

以前、バーズ関連を書きましたので、今日はもう一つ忘れてはならない、フォークロック、カントリーロックの草分けバンド、バッファロー・スプリングフィールドを取り上げてみたいと思います。 バッファロー・スプリングフィールドは1966年に結成されまし…