Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

サイケデリックロック

天国への階段?『スピリット(Spirit)』

2014年になって、なんとレッド・ツェッペリンの「天国への階段(Stairway to Heaven)」が盗作だとして訴えられたというニュースがありました。訴えたのはランディ・カリフォルニアの遺産管財人です。 ランディ・カルフォルニアは元スピリット(Spirit)のメ…

この人の、この1枚 『The West Coast Pop Art Experimental Band/volume one』

ザ・ウェスト・コースト・ポップ・アート・エクスペリメンタル・バンド(The West Coast Pop Art Experimental Band)(以下、WCPAEBという)と、なんとも長ったらしい名前がついたバンドは、アメリカ、ロサンゼルスで結成されたサイケデリック・バンドです。 W…

この人の、この1枚 『トゥモロウ(Tomorrow)/Tomorrow』

イギリスのサイケデリック・バンド、トゥモロウ(Tomorrow)です。 トゥモロウと名乗る前は『The In The Crowd』というバンド名でした。1966年ににミケランジェロ・アントニーニ監督の映画『欲望』に「Am I Glad To See You」と「Blow-Up」の2曲を提供し…

この人の、この1枚 『SRC/ Black Sheepl』

だいぶ後になってから知ったバンド、SRCです。 SRCとはScot Richard Caseの略です。 SRCの前身はデトロイトのバンド、フュージティヴズ (The Fugitives)でメンバーはグレン・クアッケンブッシュ(Glenn Quackenbush,organ)、ゲイリー・クアッケンブッシュ(Gar…

この人の、この1枚 『ピンク・フェアリーズ(Pink Fairies)/ Kings of Oblivion』

イギリスはロンドンのサイケデリック・バンド、ピンク・フェアリーズ(Pink Fairies)です。 元は1967年に結成されたデヴィアンツ(The Deviants)のメンバー、ポール・ルドルフ(Paul Rudolph,g,vo)、ダンカン・サンダーソン(Duncun Sanderson,b)、ラッセル…

この人の、この1枚 『カレイドスコープ(Kaleidoscope)/ A Beacon From Mars』

多くのミュージシャンのアルバムに顔を出している、おなじみのデヴィッド・リンドレー(David Lindley)が在籍したバンド、カレイドスコープ(Kaleidoscope)です。クリス・ダーロウも在籍していました。 またしてもサイケデリック・ロックにカテゴライズされて…

この人の、この1枚 『ガンダルフ(Gandlf)/ Gandalf』

しつこくサイケデリック・ロックです。今日はガンダルフ(Gandlf)です。 このバンドもアルバム1枚で消えていったバンドです。 1965年にニューヨークで結成され、当初はRahgoosと名乗っていました。 メンバーは ピーター・サンド(Peter Sando,vo,g) ボブ…

この人の、この1枚 『フリーク・シーン(The Freak Scene)/ Psychedelic Psoul』

またまたサイケデリック・ロックです。フリーク・シーン(The Freak Scene)と言っても、本国アメリカでも今や憶えている人はいないかもしれません。 フリーク・シーンの前身はディープ(Deep)とうい名前でした。中心はラスティ・エヴァンス(Rusty Evans,g,vo)…

この人の、この1枚 『エレクトリック・プルーンズ(The Electric Prunes)/ Mass In F Minor』

サイケデリック・バンドの雄、エレクトリック・プルーンズ(The Electric Prunes)です。 彼らは1965年にロサンゼルスで結成されました。 当初のメンバーは ジェームズ・ロウ(James Lowe,vo,harmonica) マーク・テューリン(Mark Tulin,b,key) ケン・ウィリ…

この人の、この1枚 『C.A.クインテット(The C.A. Quintet)/ Trip Thru Hell』

今日のこの1枚は、アメリカ、ミネソタのミネアポリス出身のサイケデリック・バンド、C.A.クインテット(The C.A. Quintet)です。 彼らが残したたった1枚のアルバムが『Trip Thru Hell』です。オリジナルは1968年にCandy Flossというレーベルからリリー…

ニルヴァーナと言っても? 『ニルヴァーナ(Nirvana)/ Songs of Love & Praise』

ニルヴァーナ(Nirvana)といっても、あのアメリカの有名なニルヴァーナではありません。 イギリスのバンドです。今ではNirvana UKとして区別されることもあります。1992年にバンド名の使用を巡ってアメリカ側を提訴しましたが、結局、和解しました。その…

『ジョン・シポリナ(John Cipollina)』のその後は?

その後は?、といっても何のその後なのでしょう。 一応、クイックシルバー・メッセンジャー・サービス(Quicksilver Messenger Service)(以下QMS)のリードギタリスト、ジョン・シポリナ(John Cipollina)がQMSを辞めた後どうなったのでしょうというこ…

’60年代・夜明け前『Sixties Transition』

このCDはまさにカントリーロック、フォークロックが盛り上がる直前の時期にレコーディングされた曲を集めたものです。 ジム・ディクソン(Jim Dickson)というプロデューサーが発掘した様々なミュージシャンの初期のレコーディング集です。もちろんプロデュ…

サンフランシスコ・サウンドのすべて『All S.F. Rocks Groups』

またまた変なCDが出て来ました。『All S.F. Rocks Groups』といいます。発売は1989年だったらしいです。おまけに日本盤まで出ていました。 1.Got My Mojo Working - Quicksilver Messenger Service 2.The Fool - Quicksilver Messenger Service 3.Kans…

サントラ盤『フィルモア 最后のコンサート』

日本では1973年公開の『フィルモア 最后のコンサート』のサントラ盤です。正確に言うとサントラ盤ではないかもしれません。 日本での映画のタイトルは『フィルモア 最后のコンサート』ですが、英語版では『Fillmore: The Last Days』です。さらに、レコ…

この人の、この1枚 『ストーングラウンド(Stoneground)/Family Albam』

アメリカ西海岸のバンド『ストーングラウンド(Stoneground)』は当初は3人でスタートしました。ティム・バーンズ(Tim Barnes,g,vo)、マイケル・マウ(Mochael Mau,ds)、ルーサー・ビルド(Luther Bildt,vo,g)の3人です。間もなくそこにジョー・ブレイクリー(J…

無名なことで有名だった『サンズ・オブ・チャンプリン(Sons Of Champlin)』

1960年代から70年代にかけて、シスコサウンドを牽引してきた『Sons Of Champlin』ですが、地元西海岸を除いては意外と知られていませんでした。 ただし、地元サンフランシスコではグレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレーン、クイックシルバ…

この人の、この1枚 『ブルース・マグース(Blues Magoos)/タバコロード』

ブルース・マグース(Blues Magoos)は先に紹介したブルース・イメージ(Blues Image)と同じようにブルースをベースにしてロックやフォークを演奏するいわゆるガレージ・バンドの奔りでした。ウェストコーストのサイケデリックバンド達のライトショウをまねした…

この人の、この1枚 『ブルース・イメージ(Blues Image)/Open』

ブルース・イメージ(Blues Image)は1960年代後半にフロリダ州タンパで結成されました。 当初のメンバーはマイク・ピネラ(Mike PInera,vo,g)、マニュエル・バーティマッティ(Manuel Bertematti,ds,vo)、ジョー・ララ(Joe Lala,ds,perc,vo)の3人でしたが…

『フィルモア(Fillmore)』のライブアルバム その2

てっきり1回で終わると思った記事でしたが、そう簡単にはいきませんでした。 ということで前回の続きを書きます。 『ライブ/デッド』グレイトフル・デッド 2枚組 この中の3曲が1969年のフィルモア・ウエストでの録音。名曲「Death Don't Have No Mer…

『フィルモア(Fillmore)』のライブアルバム

ロックミュージックのみならずジャズでもクラシックでもライブアルバム、昔でいうとところの実況録音盤というのは欠かせないものですが、ロックのライブアルバムに限ると、ライブ会場として数多く録音されているのが『フィルモア』だと思います。 ということ…

ライブハウスの殿堂 『フィルモア(Fillmore)』の歴史

1960年代後半からのロック・ミュージックの隆盛に『フィルモア(Fillmore)』というライブハウスが大きく貢献したのは疑う余地のないところでしょう。 その『フィルモア』を開店したのはビル・グラハムという男でした。ビルは1931年、ドイツ生まれのユ…

アーサー・リー(Authur Lee)と『ラヴ(Love)/フォーエヴァー・チェインジズ(Forever Changes)』

今日取り上げるのは、ビートルズの『サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』やローリング・ストーンズの『べガーズ・バンケット』と並び称されるほどの傑作アルバム、『ラヴ』の『フォーエヴ…

この人の、この1枚 『イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)/イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)』

美しいジャケットで、名盤の誉れ高い『イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)』のファーストアルバムです。 このバンドの結成は1967年です。1967年といえば、ウェストコースト、特にサンフランシスコでのフラワームーヴメントの盛…

ジェファーソンの分派 『ホット・ツナ(Hot Tuna)』

ジェファーソン・エアプレインの記事の中でも書かせてもらいましたが、ギターのヨーマ・コウコネン(Joma Kaukonen)とベースのジャック・キャサディ(Jack Casady)はジェファーソンの活動の傍らサイドプロジェクトとして、主にブルースを演奏する『ホット・ツ…

ジェファーソン エアプレインからスターシップ(Starship)へ ’70年代編

前回はジェファーソンの60年代までを書きました。今回は70年代のジェファーソンについて書いてみたいと思います。 1970年にメンバーのポール・カントナー(Paul Kantner)は自身のプロジェクトアルバム『Blows Against the Empire』を発表します。この…

『ジェファーソン・エアプレイン(Jeffeson Airplane)』 ’60年代編

デッドに引き続きジェファーソンでいってみたいと思います。 サイケデリック・ロックの創始者としてグレイトフル・デッドと並び称されたのが、サンフランシスコの大物バンド『ジェファーソン・エアプレイン』です。 ヒッピー文化とベトナム反戦を叫ぶフラワ…

『グレイトフル・デッド(Grateful Dead)』 ’70年代前半編

昨日の続きです。昨日のグレイトフル・デッド(以下、デッド)は’60年代まででした。今回は’70年代の前半までについて書いてみたいと思います。 『Live Dead』までのデッドはサイケデリック・バンドというイメージが強かったですが、1970年発表の『W…

『グレイトフル・デッド(Grateful Dead)』 ’60年代編

グレイトフル・デッド(以下、デッド)については書こう書こうと思いながらここまで来てしまいました。本来ならとっくに書いていなければいけなかったのですが、何をどう書いていいのか決まらずに、ジェファーソン・エアプレインやキンクス、ザ・フーなどの…

シスコサウンドの最高峰 『モビー・グレイプ(Moby Grape)』

1966年、ジェファーソン・エアプレインの初代ドラマーだったスキップ・スペンス(Skip Spence,vo,g)がドラム担当であることに不満でバンドを脱退し、放浪しているときにジェファーソンのマネージャーだったマシュー・カッツに新バンドの結成を促され、ス…