Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

ブリティッシュロック

レインボー・シアター最後のコンサート『Over The Rainbow』

イギリス・ロンドンでのもっとも有名なコンサート会場、レインボー・シアター(The Rainbow Theatre)です。 当初はその名の通り映画館でしたが、1960年代の後半からは音楽会場としてロンドンでも指折りの場所となりました。 ジミ・ヘンドリックスが初めて…

もう、いない!『ダニー・カーワン(Danny Kirwan)』

フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)の第3のギタリストで私の大好きなダニー・カーワン(Danny Kirwan)のことを書いていなかったことを思い出し、最近の動向を調べようと思って探ってみたら、なんと今年の6月18日に亡くなっていました。ショックです。…

レコード漁りです。

昨日は久しぶりに友人のK.K君とレコード漁りに行ってきました。最近は金銭的にも収納的にも限界があるため極力控えていたのですが、ちょっと買ってしまいました。 学生の時に買い逃したレコードとか、一度処分したくせにまた聴きたくなったレコードとかを安…

渋いぞ! 『ジューシー・ルーシー(Juicy Lucy)/Get a Whiff a This』

イギリスのブルースロック・バンドのジューシー・ルーシー(Juicy Lucy)の結成は1969年のことでした。 当時、イギリスでも既に多くの先鋭的なロックバンドが出現し、ジャズ界でも新しい波が押し寄せてきていました。 そんな中、イギリスのテレビがロック…

ピート・タウンゼントに見初められた『サンダークラップ・ニューマン(Thunderclap Newman)』

たった1枚、歴史的名盤と呼ばれたアルバムを残して消えたサンダークラップ・ニューマン(Thunderclap Newman)。 メンバーはジョン・スピーディ・キーン(John "Speedy" Keen,vo,ds)、アンディ・サンダークラップ・ニューマン(Andy "Thunderclap" Newman,p)そ…

この人の、この1枚 『ロビン・トロワー(Robin Trower)/魂のギター(Bridge of Sighs)』

ジミ・ヘンドリックスに憑りつかれた男、ロビン・トロワー(Robin Trower)はイギリスはロンドンに1945年に生まれました。 小さい頃からB.Bキングやオーティス・ラッシュなどのブルース・ギタリストに憧れていました。 1963年にゲイリー・ブルッカー…

この人の、この1枚 『ジェス・ローデン(Jess Roden)/Blowin'』

ジェス・ローデン(Jess Roden)はブリティッシュロック界きってのシンガー兼ギタリストです。フランキー・ミラーやロバート・パーマーとも並び称されるほどですの逸材です。ブルーアイドソウルの代表選手です。 彼は1947年にイングランドで生まれました。…

この人の、この1枚 『ペンタングル(Pentangle)/The Pentangle』

イギリスのフォーク界でもひときわ異彩を放っていたのが『ペンタングル(Pentangle)』です。 ペンタングルは二人のギタリスト、バート・ヤンシュ(Bert Jansch,g,vo)とジョン・レンボーン(John Renbourn,g,vo)が中心になって結成されたバンドです。元々は二人…

この人の、この1枚 『ストローブス(The Strawbs)/骨董品(Just a Collection of Antiques and Curios)』

ストローブス(The Strawbs)は1964年にデイヴ・カズンズ(Dave Cousins,g,vo)とトニー・フーパー(Tonny Hooper,g,vo)、アーサー・フィリップス(Arthur Phillips,mandlin)の3人が結成したストロベリー・ヒル・ボーイズ(Strawberry Hill Boys)がその原点に…

この人の、この1枚 『マシューズ・サザン・コンフォート(Matthews Southern Comfort)/Later That Same Year』

イギリスのシンガー、イアン・マシューズ(Ian Matthews)は1946年のイギリス生まれで、1967年にポップ・デュオ、ザ・ピラミッド(The Pyramid)を結成しますが、シングル1枚で鳴かず飛ばずに解散します。1968年にはフェアポート・コンベンションに…

この人の、この1枚 『カーヴド・エア(Curved Air)/Airconditioning』

カーヴド・エア(Curved Air)は今でこそプログレッシブ・ロックの範疇に入れられているようですが、当時はアートロックなどと呼ばれていたように記憶しています。 イギリスで結成されたこのグループは5人のメンバーから成り立っています。バンド名はクラシッ…

この人の、この1枚 『フランキー・ミラー(Frankie Miller)/Full House』

今日はロッド・スチュワートにも、ポール・ロジャースにも、ジョー・コッカーにも引けを取らない、ソウルフルなシンガー、フランキー・ミラー(Frankie Miller)です。 フランキー・ミラーは1949年にイギリスはスコットランドのグラスゴーで生まれました。…

この人の、この1枚 『ザ・ブルース・バンド(The Blues Band)/Brand Loyalty』

何とも単純なバンド名のザ・ブルース・バンド(The Blues Band)は1979年にマンフレッド・マン(Mnfred mann)にいたポール・ジョーンズ(Paul Jones,vo,harp)とトム・マクギネス(Tom McGuinness,g,b)、それにジョン・ダマー・ブルースバンド(John Dummer Blu…

この人の、この1枚 『リンディスファーン(Lindisfarne)/Fog On The Tyne』

フェアポート・コンベンションやスティーライ・スパン、ストローブスなどと並んでイギリスを代表するフォークロック・バンド、リンディスファーン(Lindisfarne)です。 もともとの始まりは、1969年にニューキャッスルで『ブレスン(Brethren)』というバン…

この人の、この1枚 『アメイジング・ブロンデル(Amazing Blondel)/Evensong』

今日のこの1枚は、『アメイジング・ブロンデル(Amazing Blondel)/Even Song』です。 アメイジング・ブロンデルの3人のオリジナルメンバーの内、テリー・ウィンコット(TerryWincott,crumhorn,recorders,tabor,pipeorgan,flute,harmoniums,lute,harpsichord…

この人の、この1枚 『オーディエンス(Audience)/The House On The Hill』

今時このバンドの名前を知っている人はどのくらいいるのでしょうか。 『オーディエンス(Audience)』 1969年にロンドンで結成されたプログレッシヴ・フォークバンドというカテゴリーでしたが、そう簡単にカテゴライズできるバンドでもありませんでした。 …

レイ・デイヴィス(Ray Davies)と仲間たち

以前、ザ・キンクスの記事でレイ・デイヴィスのソロアルバムをタイトルだけ紹介しましたが、今日はその中から『See My Friends』というアルバムを紹介したいと思います。 lynyrdburitto.hatenablog.com Better Things - Ray Davies & Bruce Springsteen Cell…

この人の、この1枚 『ジーン(Gene)/オリンピア(Olympian) 』

ブリットポップのブームの最中に現れたバンド、『ジーン(Gene)』です。このバンドのデビューアルバム『オリンピア(Olympian)』は中古レコード屋さんでも廉価版の代表選手のように放出されています。まあそれだけ日本でも売れたという事なのでしょう。100…

トレイダー・ホーン(Trader Horn)が残した、たった1枚のアルバム

今日も昨日に引き続きブリティッシュ・トラッドフォークです。 1969年、ヴァン・モリソン(Van Morrison)率いる『ゼム(Them)』のキーボード奏者だったジャッキー・マコーリー(Jackie McAuley,g,key,vo,mandolin)と『フェアポート・コンベンション』の初代…

『スティーライ・スパン(Steeleye Span)』と『マディ・プライアー(Maddy Prior)』

フェアポート・コンベンションと並んでブリティッシュ・フォークロックの代表選手である『スティーライ・スパン(Steeleye Span)』について書いてみたいと思います。 初期のスティーライ・スパンはフェアポート・コンベンションよりもトラディショナルに傾倒…

ザ・フー(The Who)の最高傑作 『フーズ・ネクスト(Who's Next)』

キンクスに続いてはザ・フーです。 『ザ・フー(The Who)』については今更くどくど述べるほどのことも無いと思いますが、簡単なプロフィールだけを書きます。 ザ・フーの不動のメンバー4人が顔を揃えて出来たバンドがザ・ハイナンバーズというバンドでした。…

ザ・キンクス(The Kinks)~ロンドン時代以降

さて、キンクスもいよいよ最後(今のところ)のロンドン時代まで来ました。アリスタとの契約終了後、2年間キンクスはレコード会社が決まりませんでした。ようやく1986年にロンドンとの契約がまとまり再出発を果たしました。 『Think Visual』1986年…

ザ・キンクス(The Kinks)~アリスタ時代

またまた引き続きキンクス、今日はアリスタ時代です。 1976年にRCAとの契約を終えたキンクスはアリスタと契約しました。 『Sleepwalker』1977年 移籍後第1弾としてリリースされたのがこの『スリープウォーカー』です。キンクスが純粋なロックに戻っ…

ザ・キンクス(The Kinks)~RCA時代

さて、昨日に引き続きキンクスです。1971年にパイレコードを去り、RCAレコードと契約したキンクスは早速アルバムを発表します。 『Muswell Hillbillies』1971年 レコード会社が変わったせいなのか、一気にアメリカナイズされたサウンドになりました…

ザ・キンクス(The Kinks)~パイ(PYE)時代

さあて、いよいよキンクスです。 以前の記事でキンクスについては恐れ多くて書けないみたいなことを書きましたが、やはりレイ・デイヴィス先生のことに触れないのではこのブログも意味がありませんので少しだけアルバム紹介という形で書かせてもらいます。 l…

この人の、この1枚 『スプーキー・トゥース(Spooky Tooth)/スプーキー・トゥー(Spooky Two) 』

ブリティッシュロックの正統派、『スプーキー・トゥース(Spooky Tooth)』について書いてみます。 スプーキー・トゥースはその前身をThe V.I.P.sといい、メンバーはマイク・ハリソン(Mike Harrison,vo,key)、ルーサー・グロヴナー(Luther Grosvenor,g)、グレ…

『モット・ザ・フープル(Mott The Hoople)』 ハンター(Ian Hunter)とラルフス(Mick Ralphs)は

『モット・ザ・フープル(Mott The Hoople)』は1970年代前半を、まさに疾走したロック・バンドでした。 モット・ザ・フープルとしての結成は1969年で、デビューアルバム『Mott The Hoople』をアイランドからリリースしました。 この時のメンバーは イ…

ソロになったロッド・スチュワート(Rod Stewart)の70年代は

『ロッド・スチュワート(Rod Stewart)』は1945年、イギリスはロンドンの生まれ。無類のサッカー少年でプロのスカウトを受けたほどで、短い期間ブレントフォードFCにも所属していました。そこを辞めてからスペインのフォーク歌手ウィズ・ジョーンズと知り…

スモールが消えた『フェイセズ(Faces)』は

昨日の記事で書きましたように小さな巨人こと、スティーヴ・マリオットがハンブル・パイ結成のため、スモール・フェイセイズを脱退したため、残されたロニー・レーン(Ronnie lane,b,g,vo)、イアン・マクレガン(Ian MacLagan,key)、ケニー・ジョーンズ(Kenny …

スティーヴ・マリオットと『ハンブル・パイ(Humble Pie)/スモーキン(Smokin')』

小さな巨人こと、スティーヴ・マリオット(Steve Marriott)は1960年代後半、スモール・フェイセズ(Small Faces)をロニー・レイン(Ronnie Lane)と共に結成。このグループにはケニー・ジョーンズ(Kenney Jones)とイアン・マクレガン(Ian McLagan)が参加して…