Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

ブリティッシュロック

この人の、この1枚 『マシューズ・サザン・コンフォート(Matthews Southern Comfort)/Later That Same Year』

イギリスのシンガー、イアン・マシューズ(Ian Matthews)は1946年のイギリス生まれで、1967年にポップ・デュオ、ザ・ピラミッド(The Pyramid)を結成しますが、シングル1枚で鳴かず飛ばずに解散します。1968年にはフェアポート・コンベンションに…

この人の、この1枚 『カーヴド・エア(Curved Air)/Airconditioning』

カーヴド・エア(Curved Air)は今でこそプログレッシブ・ロックの範疇に入れられているようですが、当時はアートロックなどと呼ばれていたように記憶しています。 イギリスで結成されたこのグループは5人のメンバーから成り立っています。バンド名はクラシッ…

この人の、この1枚 『フランキー・ミラー(Frankie Miller)/Full House』

今日はロッド・スチュワートにも、ポール・ロジャースにも、ジョー・コッカーにも引けを取らない、ソウルフルなシンガー、フランキー・ミラー(Frankie Miller)です。 フランキー・ミラーは1949年にイギリスはスコットランドのグラスゴーで生まれました。…

この人の、この1枚 『ザ・ブルース・バンド(The Blues Band)/Brand Loyalty』

何とも単純なバンド名のザ・ブルース・バンド(The Blues Band)は1979年にマンフレッド・マン(Mnfred mann)にいたポール・ジョーンズ(Paul Jones,vo,harp)とトム・マクギネス(Tom McGuinness,g,b)、それにジョン・ダマー・ブルースバンド(John Dummer Blu…

この人の、この1枚 『リンディスファーン(Lindisfarne)/Fog On The Tyne』

フェアポート・コンベンションやスティーライ・スパン、ストローブスなどと並んでイギリスを代表するフォークロック・バンド、リンディスファーン(Lindisfarne)です。 もともとの始まりは、1969年にニューキャッスルで『ブレスン(Brethren)』というバン…

この人の、この1枚 『アメイジング・ブロンデル(Amazing Blondel)/Evensong』

今日のこの1枚は、『アメイジング・ブロンデル(Amazing Blondel)/Even Song』です。 アメイジング・ブロンデルの3人のオリジナルメンバーの内、テリー・ウィンコット(TerryWincott,crumhorn,recorders,tabor,pipeorgan,flute,harmoniums,lute,harpsichord…

この人の、この1枚 『オーディエンス(Audience)/The House On The Hill』

今時このバンドの名前を知っている人はどのくらいいるのでしょうか。 『オーディエンス(Audience)』 1969年にロンドンで結成されたプログレッシヴ・フォークバンドというカテゴリーでしたが、そう簡単にカテゴライズできるバンドでもありませんでした。 …

レイ・デイヴィス(Ray Davies)と仲間たち

以前、ザ・キンクスの記事でレイ・デイヴィスのソロアルバムをタイトルだけ紹介しましたが、今日はその中から『See My Friends』というアルバムを紹介したいと思います。 lynyrdburitto.hatenablog.com Better Things - Ray Davies & Bruce Springsteen Cell…

この人の、この1枚 『ジーン(Gene)/オリンピア(Olympian) 』

ブリットポップのブームの最中に現れたバンド、『ジーン(Gene)』です。このバンドのデビューアルバム『オリンピア(Olympian)』は中古レコード屋さんでも廉価版の代表選手のように放出されています。まあそれだけ日本でも売れたという事なのでしょう。100…

トレイダー・ホーン(Trader Horn)が残した、たった1枚のアルバム

今日も昨日に引き続きブリティッシュ・トラッドフォークです。 1969年、ヴァン・モリソン(Van Morrison)率いる『ゼム(Them)』のキーボード奏者だったジャッキー・マコーリー(Jackie McAuley,g,key,vo,mandolin)と『フェアポート・コンベンション』の初代…

『スティーライ・スパン(Steeleye Span)』と『マディ・プライアー(Maddy Prior)』

フェアポート・コンベンションと並んでブリティッシュ・フォークロックの代表選手である『スティーライ・スパン(Steeleye Span)』について書いてみたいと思います。 初期のスティーライ・スパンはフェアポート・コンベンションよりもトラディショナルに傾倒…

ザ・フー(The Who)の最高傑作 『フーズ・ネクスト(Who's Next)』

キンクスに続いてはザ・フーです。 『ザ・フー(The Who)』については今更くどくど述べるほどのことも無いと思いますが、簡単なプロフィールだけを書きます。 ザ・フーの不動のメンバー4人が顔を揃えて出来たバンドがザ・ハイナンバーズというバンドでした。…

ザ・キンクス(The Kinks)~ロンドン時代以降

さて、キンクスもいよいよ最後(今のところ)のロンドン時代まで来ました。アリスタとの契約終了後、2年間キンクスはレコード会社が決まりませんでした。ようやく1986年にロンドンとの契約がまとまり再出発を果たしました。 『Think Visual』1986年…

ザ・キンクス(The Kinks)~アリスタ時代

またまた引き続きキンクス、今日はアリスタ時代です。 1976年にRCAとの契約を終えたキンクスはアリスタと契約しました。 『Sleepwalker』1977年 移籍後第1弾としてリリースされたのがこの『スリープウォーカー』です。キンクスが純粋なロックに戻っ…

ザ・キンクス(The Kinks)~RCA時代

さて、昨日に引き続きキンクスです。1971年にパイレコードを去り、RCAレコードと契約したキンクスは早速アルバムを発表します。 『Muswell Hillbillies』1971年 レコード会社が変わったせいなのか、一気にアメリカナイズされたサウンドになりました…

ザ・キンクス(The Kinks)~パイ(PYE)時代

さあて、いよいよキンクスです。 以前の記事でキンクスについては恐れ多くて書けないみたいなことを書きましたが、やはりレイ・デイヴィス先生のことに触れないのではこのブログも意味がありませんので少しだけアルバム紹介という形で書かせてもらいます。 l…

この人の、この1枚 『スプーキー・トゥース(Spooky Tooth)/スプーキー・トゥー(Spooky Two) 』

ブリティッシュロックの正統派、『スプーキー・トゥース(Spooky Tooth)』について書いてみます。 スプーキー・トゥースはその前身をThe V.I.P.sといい、メンバーはマイク・ハリソン(Mike Harrison,vo,key)、ルーサー・グロヴナー(Luther Grosvenor,g)、グレ…

『モット・ザ・フープル(Mott The Hoople)』 ハンター(Ian Hunter)とラルフス(Mick Ralphs)は

『モット・ザ・フープル(Mott The Hoople)』は1970年代前半を、まさに疾走したロック・バンドでした。 モット・ザ・フープルとしての結成は1969年で、デビューアルバム『Mott The Hoople』をアイランドからリリースしました。 この時のメンバーは イ…

ソロになったロッド・スチュワート(Rod Stewart)の70年代は

『ロッド・スチュワート(Rod Stewart)』は1945年、イギリスはロンドンの生まれ。無類のサッカー少年でプロのスカウトを受けたほどで、短い期間ブレントフォードFCにも所属していました。そこを辞めてからスペインのフォーク歌手ウィズ・ジョーンズと知り…

スモールが消えた『フェイセズ(Faces)』は

昨日の記事で書きましたように小さな巨人こと、スティーヴ・マリオットがハンブル・パイ結成のため、スモール・フェイセイズを脱退したため、残されたロニー・レーン(Ronnie lane,b,g,vo)、イアン・マクレガン(Ian MacLagan,key)、ケニー・ジョーンズ(Kenny …

スティーヴ・マリオットと『ハンブル・パイ(Humble Pie)/スモーキン(Smokin')』

小さな巨人こと、スティーヴ・マリオット(Steve Marriott)は1960年代後半、スモール・フェイセズ(Small Faces)をロニー・レイン(Ronnie Lane)と共に結成。このグループにはケニー・ジョーンズ(Kenney Jones)とイアン・マクレガン(Ian McLagan)が参加して…

ライヴ最高! 『デイヴ・メイソン(Dave Mason)/情念(Certified Live)』

デイヴ・メイソンは今でも新譜が出れば購入するアーティストの中の一人です。もっとも最近はあまり出していませんが。 そんな彼の1976年の2枚組ライブをチョイスしました。このライブ盤が出た翌年に彼は初来日を果たし、このライブ盤と同じような内容で…

この人の、この1枚 『ジェスロ・タル(Jethro Tull)/スタンド・アップ(Stand Up)』

ジェスロ・タル(以下、タル)を初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。ブルースか、ジャズか、ロックか、フォークか、すべて当てはまるようで、すべて当てはまらない、不思議なバンドでした。イアン・アンダーソンのフルートとヴォーカルを前面に押…

この人の、この1枚 『ハミングバード(Hummingbird)/ダイヤモンドの夜(Diamond Nights )』

昔昔、ハミングバードというバンドがありました。 第2期ジェフ・ベック・グループを解散させたジェフ・ベックですが、残ったメンバーは「別にベックがいなくてもいいじゃん」といった感じで、新しくバンドを立ち上げまっした。それが『ハミングバード』です…

『ラヴ・スカルプチャー(Love Sculpture)』~『デイヴ・エドモンズ(Dave Edmunds)』

デイブ・エドモンズは1944年、イギリス・ウェールズ、カーディフの生まれです。作詞作曲、ヴォーカル、ギタリスト、プロデューサーで1960年代から活躍し、70年代以降はパブロックやニューウェイヴに大きな影響を与えた人です。 1968年にジョン…

この人の、この1枚 『フォガット(Foghat)/フォガットⅡ(Foghat)』

フォガットはイギリスのブルースバンド、サヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)から分裂した連中が、1971年に結成したバンドです。 サヴォイ・ブラウンについては以前の記事で少し触れていますので参考までに。 lynyrdburitto.hatenablog.com 1971年、サ…

ブリティッシュロックの正統後継者 『オーシャン・カラー・シーン(Ocean Colour Scene)』

1989年に結成された『オーシャン・カラー・シーン(OCS)』は、それ以降のブリットポップ界をリードしたオアシス(Oasis)やマニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers,マニックス)とともにブリティッシュロックの正統派そして後継者とし…

アメリカ的なイギリスのバンド 『デラミトリ(Del Amitri)』

イギリスはグラスゴー出身の、オルタナバンド『デラミトリ』です。1980年代の中ごろにデビューし、アメリカのカントリー、フォークミュージックを積極的に取り入れた、当時のイギリスではちょっと変わった存在でした。以前にちょっとだけ触れています。 …

オアシスのライバルだった『シェッド・セヴン(Shed Seven)』

1994年、『ニルヴァーナ』のカート・コバーンの自殺によって、グランジブームの終息を迎え、ブリットポップブームが到来し、ブラー、オアシスが一気にイギリスロック界の頂点に昇りつめようとしていた頃、オアシスの強力なライバルとして登場してきたの…

この人の、この1枚 『テン・イヤーズ・アフター(Ten Years After)/イン・コンサート(Undead)』

1960年代末当時、超速弾きギターで一世を風靡したアルビン・リー率いるテン・イヤーズ・アフター(T.Y.A)を憶えている人はどのくらいいるでしょうか。ウッドストック・フェスティバルの映画でもそのギター速弾きの雄姿は観れました。 彼らの2枚目のアル…