Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

ブリティッシュロック

『プロコル・ハルム(Procol Harum)』の最新作 入手

プロコル・ハルム(Procol Harum)のスタジオアルバムがなんと14年ぶりに発表されました。と、言っても2017年ですからそんなに新しくはありませんが、最近はなかなか新譜に手を出せないでいるので、これでも早い方です。プロコル・ハルムは1枚逃さず買…

ビートルズのライバルだった?、デイヴ・クラーク・ファイヴ & 大スターの訃報

昨日のゾンビーズで思い出した、懐かしいバンドを。 「ビコーズ」の大ヒットで日本でも有名になった、ブリティッシュ・インヴェンションを代表するバンド、デイヴ・クラーク・ファイヴ(Dave Clark Five、以下DC5)はロンドン北部のトッテナムで1962年にデ…

まだやっていたのか!『ゾンビーズ(The Zombies)』

「懐メタ」をちょっとお休みして。 街中を歩いていると、どこからか聞き覚えのある曲が流れてきました。そうですゾンビーズ(The Zombies)の「ふたりのシーズン」です。これは懐かしい。高校生の頃、ラジオから毎日のように流れてきた曲です。 ふと、そういえ…

この人の、この1枚 『ファストウェイ(Fastway)/Fastway』

またしても懐かしいヘヴィメタを書きたいと思います。ファストウェイ(Fastway)です。 ファストウェイは1983年、イングランドで結成されました。元モーターヘッド(Motorhead)のギタリスト、エディ・クラーク(" Fast " Eddie Clarke,g)と元UFOのピート・ウ…

サンディ・デニー(Sandy Denny)とフォザリンゲイ(Fotheringay)

新しい時代の幕開けです。「令和」時代の最初の記事は、これまた敬愛するサンディ・デニーを取り上げます。彼女については以前にも書いていますが、今日は別な一面を見てみたいと思います。 lynyrdburitto.hatenablog.com 1969年、フェアポート・コンヴ…

S.ウィンウッド(Steve Winwood)とE.クラプトン(Eric Clapton)

平成最後の記事は敬愛するスティーヴ・ウィンウッドとエリック・クラプトンしましょう。彼らについてはこれまでにも何度か記事にしています。その彼らの接点について書いてみたいと思います。 lynyrdburitto.hatenablog.com lynyrdburitto.hatenablog.com ly…

プロコル・ハルムを背負い続けた男『ゲイリー・ブルッカー(Gary Brooker)』

ロビン・トロワー、マシュー・フィッシャーと書いてきて、肝心なリーダーであるゲイリー・ブルッカー(Gary Brooker)のことを書いていませんでした。 lynyrdburitto.hatenablog.com lynyrdburitto.hatenablog.com プロコル・ハルムの前身であるパラマウンツ(t…

「青い影」からの旅立ち~『マシュー・フィッシャー(Matthew Fisher)』

プロコル・ハルムの「青い影」が大ヒットしてから、約3年後、プロコル・ハルムのサードアルバム『A Salty Dog』をリリース後にオルガニストのマシュー・フィッシャー(Matthew Fisher)はバンドを去ります。ファーストアルバム『Procol Harum』の「青い影」の…

キング・クリムゾンの落し物『マクドナルド&ジャイルズ(McDonald & Giles)』

キング・クリムゾン(King Crimson)の創設メンバーだったマイケル・ジャイルズ(Michael Giles,ds)とイアン・マクドナルド(Ian McDonald,key)は世紀の傑作『クリムゾン・キングの宮殿(In the Court of the Crimson King)』を発表後、脱退を表明します。理由は…

イギリスのボブ・ディラン『ドノヴァン(Donovan)/メロー・イエロー(Mellow Yellow)』

イギリスのボブ・ディランと呼ばれた男、ドノヴァン(Donovan)は1946年、スコットランドのグラスゴー出身です。 イギリスのフォークソングを愛する両親の影響で14歳からギターを始め、その後旅行をしながら友人のジプシー・デイヴと歌い始めました。 1…

ポール・コゾフ亡き後の『クローラー(Crawler)』は

ポール・コゾフ(Paul Kossoff)がフリー(Free)脱退後に製作したソロアルバムのタイトルをバンド名にしたバック・ストリート・クローラー(Back Street Crawler)もポール・コゾフが1976年に亡くなった後もバンド名をクローラー(Crawler)に変えて活動を続け…

ブルースロックの軌跡『ブルース・エニィタイム(Blues Anytime Ⅰ&Ⅱ)』

1960年代前半から中期にかけてのイギリスはビートルズやサーチャーズに代表される、いわゆるマージー・ビートがミュージックシーンを席巻し、それに続きヤードバーズやストーンズ、アニマルズといったR&Bやブルースに根差したバンドが次々に現れまし…

映画『エリック・クラプトン 12小節の人生』を観る

昨日のキネ旬シアターは『エリック・クラプトン 12小節の人生』でした。 監督:リリ・フィニー・ザナック 主演:エリック・クラプトン他 制作:2017年 イギリス 「ギターの神様」、「スローハンド」こと、エリック・クラプトンの人生を綴ったドキュメン…

ブリティッシュ・ハードの本流『べドラム(Bedlam)』

ジェフ・ベック(Jeff Beck)が第2期ジェフ・ベック・グループを解散した後、ドラムのコージー・パウエル(Cozy Powell,ds)はプロコル・ハルム(Procol Harum)を辞めたデイヴ・ボール(Dave Ball,g)とその弟デニス・ボール(Dennis Ball,b)、さらに元トゥルース(T…

『ステイタス・クォー(Status Quo)』の知られざる一面

『イギリスの国民的バンド』とまで言われるようになったステイタス・クォー(Status Quo)です。 サヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)、フォガット(Foghat)などと並んでブギ・ロックの最高峰として君臨していますが、そのスタート時は意外な一面を持っていました…

ローリング・ストーンズにはなれなかった『プリティ・シングス(The Pretty Things)』

イギリスのR&Bバンドの草分け、プリティ・シングス(The Pretty Things)の歴史はザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)と重なります。 1962年、プリティ・シングスの創始者、ディック・テイラー(Dick Taylor)は友人のキース・リチャーズ(kei…

幻のブリティッシュ・フォーク『トゥリーズ(Trees)』

1969年に結成され、1970年に2枚のアルバムを残して消えていったトゥリーズ(Trees)です。 彼らは短いキャリアながらいまだに語り継がれています。それはその音楽性もさることながら、イギリスのデザイングループであるヒプノシスが手掛けたジャケッ…

久しぶり、『デイヴ・メイソン(Dave Masnon)/26 Letters ~ 12 Notes』

本当に、本当に久しぶりにデイヴ・メイソン(Dave Mson)のスタジオアルバムを買いました。2008年発表ですから、既に10年が経過しています。その間、ライヴアルバムは購入して聴いていましたが、彼自身このアルバムは約21年ぶりのスタジオアルバムでし…

この人の、この1枚 『ニッキー・ホプキンス(Nicky Hopkins)/The Tin Man Was A Dreamer』

ロック・ピアニスト、キーボード奏者の最高峰、バンドメンバーとしてまたセッションマンとして60年代~90年代を通して活躍した男、ニッキー・ホプキンス(Nicky Hopkins)です。 1944年のイギリスのロンドン生まれです。ピアノは3歳から習い始めまし…

この人の、この1枚 『トゥモロウ(Tomorrow)/Tomorrow』

イギリスのサイケデリック・バンド、トゥモロウ(Tomorrow)です。 トゥモロウと名乗る前は『The In The Crowd』というバンド名でした。1966年ににミケランジェロ・アントニーニ監督の映画『欲望』に「Am I Glad To See You」と「Blow-Up」の2曲を提供し…

レイ・デイヴィス先生 『アメリカーナ』の続編入手

約束通り、レイ・デイヴィス(Ray Davis)先生の最新盤を入手しました。最新盤と言っても2018年の発売です。前回紹介した『Americana』の続編です。 lynyrdburitto.hatenablog.com タイトルは『OUR COUNTRY: AMERICANA ACT II』です。 01.Our Country 02.T…

この人の、この1枚 『ピンク・フェアリーズ(Pink Fairies)/ Kings of Oblivion』

イギリスはロンドンのサイケデリック・バンド、ピンク・フェアリーズ(Pink Fairies)です。 元は1967年に結成されたデヴィアンツ(The Deviants)のメンバー、ポール・ルドルフ(Paul Rudolph,g,vo)、ダンカン・サンダーソン(Duncun Sanderson,b)、ラッセル…

遅くなりました、レイ・デイヴィス先生!『Americana』

皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 ということで、新春一発目の記事は何にしようか悩んだのですが、昨年の暮れにようやく入手したレイ・デイヴィス(Ray Davies)の『Americana』を取り上げることにしました。2017…

ニルヴァーナと言っても? 『ニルヴァーナ(Nirvana)/ Songs of Love & Praise』

ニルヴァーナ(Nirvana)といっても、あのアメリカの有名なニルヴァーナではありません。 イギリスのバンドです。今ではNirvana UKとして区別されることもあります。1992年にバンド名の使用を巡ってアメリカ側を提訴しましたが、結局、和解しました。その…

この人の、この1枚 『クリエイション(The Creation)/ Our Music Is Red With Purple Flashes』

アシュトン、ガードナー&ダイクの記事の中でキム・ガードナー(Kim Gardner,b)が在籍していたことで名前が出てきたクリエイション(The Creation)です。クリエイションと言ってもあの日本のロックバンドではありません。 1966年に結成されたイギリスのバ…

この人の、この1枚 『アシュトン・ガードナー・ダイク・アンド・カンパニー(Ashton, Gardner , Dyke & Co)/ What a Bloody Long Day It's Be』

今ではすっかり忘れ去られたバンド、アシュトン、ガードナー&ダイク(Ashton, Gardner & Dyke)です。 イギリス、リバプールのロックバンド、レモ4(The Lemo Four)に在籍していたトニー・アシュトン(Tony Ashton,vo,key)とロイ・ダイク(Roy Dyke,ds)は196…

知らなかった!『マイク・ハリソン(Mike Harrison)』の死

ふと、マイク・ハリソン(Mike Harrison)のことを思い出し、ソロアルバムのことでも書こうかと、彼の近況はどうなっているのかネットで検索していたら、な、なんと今年の3月25日に亡くなっていることが判明しました。ショックです。 スプーキー・トゥース…

この人の、この1枚 『ブロドウィン・ピッグ(Blodwyn Pig)/ Ahead Rings Out』

イアン・アンダーソン率いるジェスロ・タル(Jethro Tull)の創設メンバーのミック・アブラハム(Mick Abrahams,g,vo)が結成したバンド、それがブロドウィン・ピッグ(Blodwyn Pig)です。 ミック・アブラハムはジェスロ・タルのファーストアルバム『This Was』が…

早すぎる旅立ち 『ロニー・レーン(Ronnie Lane)/ Anymore For Anymore』

スモール・フェイセズ(Small Faces)からフェイセズ(Faces)へ、そのベーシストとして存在感を示してきたロニー・レーン(Ronnie Lane)。 フェイセズ時代のロニー・レーンについては以前の記事に譲るとして、フェイセズ脱退後のロニー・レーンについてちょっと…

幻の『グリース・バンド(Grease Band)』

幻と言っては失礼かもしれません。れっきとしたアルバムを残しています。グリース・バンド(Grease Band)です。 グリース・バンドというとすぐにジョー・コッカーのバックバンドという言葉が浮かびます。確かにジョー・コッカーのファーストアルバム『With Al…