Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

日本のフォーク&ロック

佐渡山豊『ドゥチュイムニイ』の思い出

大学生生活を始めた頃、いつものように四畳半の下宿でラジオの深夜放送(DJは吉田拓郎だったと思う)を聴いていると佐渡山豊という沖縄出身のフォークシンガーの歌う『ドゥチュイムニイ』という曲が流れてきました。 これは衝撃的でした。出だしは沖縄の方言…

浅川マキ、もう一丁

以前に浅川マキのレコード『灯ともし頃』を「この1枚シリーズ」で紹介しましたが、CD時代になってからの浅川マキについては、彼女の総集編ともいうべきベストアルバム『DARKNESS』シリーズが1995年から1997年までにⅠからⅢまで発売されました。2…

懐かしい、裸足の女王『カルメン・マキ』

先日、雑誌か新聞か忘れましたが、カルメン・マキについての書かれているのを読みました。懐かしさが込み上げました。 彼女の姿をテレビで初めて観た時は衝撃的でした。1969年だったと思います。長い髪にジーンズ、そして何といっても裸足の姿です。そし…

怨歌 『梶芽衣子 全曲集』

映画俳優が続いたところで今日もやってしまいます。今日は女優です。 梶芽衣子は本名の太田雅子で日活の清純派女優として18歳でデビューでしましたが、いまいち人気が出ませんでした。私はファンでした。きりっとした顔が好きでした。本人はこの時代は不遇…

原田芳雄のブルース『ゴールデン☆ベスト』

松田優作につられて、原田芳雄も買ってしまいました。 原田芳雄も大ファンで映画も随分観ました。印象に残っているのは『反逆のメロディ』などの日活ニューアクション時代の作品や『赤い鳥逃げた』『竜馬暗殺』などなど、そして最後の作品『大鹿村騒動記』も…

松田優作のブルース『Hardest Night Live』

『太陽にほえろ』の「ジーパン刑事」で一躍有名になった松田優作。その『太陽にほえろ』のラストシーンの「なんじゃ、こりゃ!」が忘れられません。 その後も映画『人間の証明』『殺人遊戯』『蘇える金狼』などアクションスターとして活躍しましたが、その後…

岡林信康の、これが演歌だ!

岡林信康が「フォークの神様」のレッテルから逃れ、1971年『俺らいちぬけた』を発表してから、中津川近くの田舎、さらには京都府綾部市の過疎村に移り住むようになり、農耕生活を始めました。 その間、レコード会社をCBSソニーに変え、アルバム『金色…

山崎ハコ ライヴ!

昨日、久しぶりに山崎ハコちゃんのライヴに行ってきました。 場所は亀戸文化センター・カメリアホールです。ハコちゃんにしては珍しい場所でやるな~、という感じでしたが、いかにも公共の施設という感じのホールでした。 席はやや後ろめのド真ん中でした。 …

ひらく夢などありゃしねぇ!

『夢は夜ひらく』という歌を初めて聴いたのは、たしか中学生の頃だったと思います。3人娘の一人、園まりが歌っていました。元々は練馬の少年鑑別所で歌われていた俗曲を採譜・補作したもののようです(ウィキペディアより)。作曲は曽根幸明。 園まりの歌は…

ご無沙汰です、山崎ハコ様

ここのところライブもご無沙汰してしまった山崎ハコちゃん。CDアルバムの方も新譜を買い逃してしまったりしていました。 最近、ひょんなことから来年1月のライブチケットを入手することができました。それを機会に買い逃していたアルバム2枚をこのたび入…

この人の、この1枚 『大滝 詠一/A Long Vacation』

大滝詠一がこの世を去って間もなく5年です。今日はその大滝詠一を偲んで彼の足跡を大ヒットアルバム『ロング・バケーション』を聴きながら振り返ってみたいと思います。 2013年の年末のニュースは驚きでした。彼は1948年の生まれですから、まだ65…

『石川セリ/パセリと野の花』と「八月の濡れた砂」

この暑さで急に「八月の濡れた砂」をレコードで聴きたくなって、引っ張り出してきました。 石川セリのファーストアルバム『パセリと野の花』に収録されています。 この曲は1971年公開の日活映画『八月の濡れた砂』の主題歌になっていました。 監督:藤田…

この人の、この1枚 『あがた森魚/乙女の儚夢』

今日のこの1枚はあがた森魚の『乙女の儚夢』です。 あがた森魚の「赤色エレジー」を初めて聴いたのは、吉田拓郎がディスクジョッキーを務める深夜放送だったと記憶しています。その時の衝撃は半端じゃありませんでした。1971年頃だったと思います。 こ…

この人の、この1枚  『よしだたくろう/青春の詩』

吉田拓郎が「よしだたくろう」と名乗っていた頃のアルバム。実質的に彼のファーストアルバムになります。正確には自主制作盤『古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう』がありますが、名義は広島フォーク村になっていますので、よしだたくろう名義…

この人の、この1枚  『五つの赤い風船/フォークアルバム第1集』

高校生の頃、当時流行っていた政治集会なるものに参加すると、必ず歌われた歌があります。今でも憶えているのは「We Shall Overcome」、「友よ」、そして「遠い世界に」でした。その「遠い世界に」を歌っていたのが、西岡たかし率いる「五つの赤い風船」(以…

この人の、この1枚 『高石友也フォークアルバム第2集/高石友也』

フォーク・クルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」と高石友也の「受験生のブルース」を聴いた時の衝撃は忘れられません。高石は立教大学の学生でした。 まだ中学生だったと思いますが、深夜放送で聴いた時は、翌朝学校で評判になっていました。その後次々と…

この人の、この1枚  『高田渡/ごあいさつ』

高田渡を初めて聴いたのは確か「自衛隊に入ろう」という曲でした。1960年代も後半、学生運動華やかなりし頃、高校生だった私は、高石友也、岡林信康、五つの赤い風船などの反戦歌、いわゆるプロテストソングをよく聴いていましたが、この高田渡の「自衛…

この人の、この1枚 『この世で一番キレイなもの/早川義夫』

早川義夫は1960年代、ロックバンド「ジャックス」のリーダーとして関西フォークブームに乗って活躍しましたが、2枚のアルバム『ジャックスの世界』『ジャックスの奇蹟』を発表した後あっさりと解散しました。それまでに日本にはこんなバンドはいなかっ…

この人の、この1枚 『灯ともし頃/浅川マキ』

今まで音楽の記事をいろいろ書いてきましたが、気が付けば日本のミュージシャンについては5組しか書いていませんでした(懐メロは除いて)。加川良の訃報記事、岡林信康、山崎ハコ、シルクロード、それと遠藤賢司の訃報記事、これだけです。 lynyrdburitto.…

ファッツ・ドミノ(Fats Domino)、遠藤賢司 逝く!

今日は二つの悲しい知らせを受け取りました。10月24日、ファッツ・ドミノが、25日に遠藤賢司がそれぞれ旅立ちました。 ファッツ・ドミノ ファッツ・ドミノはご存じ、ロックンロールの創始者と言われる人です。ロックンロールだけではなく、ブギウギや…

懐かしのメロディー 「日本のフォーク」編 2

今日は、懐かしのメロディー「日本のフォーク」編の2回目です。いつもの通りのルールで行きます。 なお動画がパソコンでは見られますが、スマホ等で見られない場合があるようです。その場合はそのまま「YouTubeで見る」をを押していただければ、別画面で視…

懐かしのメロディー 「日本のフォーク」編

今日は、懐かしのメロディー「日本のフォーク」編です。なかなかいい画像が見つかりませんが、なるべくオリジナルバージョンを載せたいと思います。ルールはいつもの通り、一人1曲。全部で10曲に絞ります。 なお動画がパソコンでは見られますが、スマホ等…

『シルクロード』 をご存じですか?

『シルクロード』というグループをご存じでしょうか、ご存じの方でも憶えているでしょうか。『シルクロード』といっても喜多朗ではありません。ヴォーカルに長南百合子という女性を配した、2ホーンのブラス・ロック・バンドです。私も当初知らなかったので…

『山崎ハコちゃん』のこと

今日はちょっと趣向を変えて山崎ハコちゃんについてちょっとだけ書こうかと思います。 学生時代、ラジオから時々流れてくる山崎ハコの歌は聴いていましたが、「望郷」など「暗い歌を歌う人だな”」という感想くらいで、特別気にも留めていませんでした。 とこ…

フォークソング、岡林信康のことなど

私が初めて日本のフォークソングなるものに出会ったのは、確か中学生の頃に流行ったザ・フォーク・クルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」と高石友也の「受験生ブルース」だったと思います。当時は両方とも面白い曲だなあと感心しましたが、その程度の感想…

加川良逝く!

本日の朝日新聞の訃報欄に小さく「加川良さん亡くなる」の記事が載りました。69歳でした。急性骨髄性白血病だそうです。早すぎる死に驚愕、言葉がありませんでした。 60年代後半、関西フォークのブームに乗って登場してきました。1970年の第2回中津…