Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

日本のフォーク&ロック

聴き比べ『この胸のときめきを』

『この胸のときめきを(You Don't Have to Say You Love Me)』という曲を始めて聴いたのは以前にも書いたように、ラジオから流れてきたエルヴィス・プレスリーでの歌声でした。そして上映された映画『エルヴィス・オン・ステージ』でもこの曲は使われました。…

聴き比べ たくろうとモップス『たどりついたらいつも雨降り』

今日の「聴き比べ」は『たどりついたらいつも雨降り』です。 この曲は当初、日本のロック・バンド、ザ・モップス(The Mops)のヒット曲として知られました。 モップスは鈴木ヒロミツ以下5人組のバンドで、グループサウンズ全盛期の頃に結成されましたが、当…

聴き比べ マイケルズと高石『坊や大きくならないで』

今日の「聴き比べ」は『坊や大きくならないで』です。 またしても反戦歌です。この曲を最初に聴いたのは中学生の頃だったと思います。マイケルズと高石友也先生、どちらが先だったか記憶が曖昧です。 まだ中学生でこの詩の意味もよくは理解していなかったと…

聴き比べ フォークルとC.マキ『戦争は知らない』

今日の聴き比べは『戦争は知らない』です。 この曲の作詞者はあの寺山修司です。幼い頃、戦争で父親を亡くした経験を詩にした、寺山の最初の作品です。作曲はグループサウンズのリンド&リンダースの加藤ヒロシです。リンド&リンダースはそこそこ売れたバン…

聴き比べ 岡林とC.マキ『手紙』

今日の「聴き比べ」は『手紙』です。 昨日に引き続き岡林信康大先生の登場です。1969年のファーストアルバム『私を断罪せよ』に収められた曲です。その後シングルカットされました。この曲を知ったのは高校1年生か2年生の頃だったと思います。この詩で…

聴き比べ 岡林とダウン・タウン『山谷ブルース』

今日の「聴き比べ」は『山谷ブルース』です。 岡林信康大先生の永遠の名曲です。彼は牧師の息子で熱心なキリスト教徒でした。そのため、同志社大学神学部に進学するも教会の教えと現実とのギャップを感じ、東京の夜間神学校の校長先生に会いに上京。しかし、…

前野曜子の『ペドロ&カプリシャス』

ペドロ&カプリシャスと言えば、大抵の人は高橋真梨子を思い出すのでしょう。しかし私にとってのペドロ&カプリシャスは前野曜子です。 あれは1971年だったでしょうか。「別れの朝」が大ヒットし、一躍ペドロ&カプリシャスが脚光を浴びました。ラテン・…

聴き比べ 加川 良となぎら『教訓Ⅰ&Ⅱ』

今日の「聴き比べ」はちょっと変わっています。加川良さんの代表曲『教訓Ⅰ』をなぎら健壱(当時はなぎらけんいち)さんがパロった歌があります。その名も『教訓Ⅱ』です。 良さんの『教訓Ⅰ』はデビューアルバム『教訓』に収められています。彼は既にこの世に…

聴き比べ『サルビアの花』

今日の「聴き比べ」は『サルビアの花』です。 この曲はジャックスを解散した早川義夫先生の作品です。早川義夫先生については以前の記事でご覧ください。 lynyrdburitto.hatenablog.com この曲は1969年の彼のソロデビューアルバム『かっこいいことはなん…

聴き比べ 早川と岡林『堕天使ロック』他

今日の「聴き比べ」は『堕天使ロック』です。 前回に引き続き早川義夫先生と岡林信康先生の対決です。 この曲はジャックスの解散後に発売されたアルバム『ジャックスの奇蹟』に収められた曲です。このアルバムはレコーディング中に解散してしまったため、そ…

聴き比べ 早川と岡林『ラブ・ジェネレーション』

今日の「聴き比べ」は『ラブ・ジェネレーション』です。 この曲は早川義夫率いるジャックスのデビューアルバム『ジャックスの世界』に収められた曲で早川先生の作詞・作曲です。 ジャックスは1966年の結成ですからだいぶ古いです。その後メンバーチェン…

聴き比べ ディラン・バンド・岡林『アイ・シャルビー・リリースト(I Shall Be Released)』

今日の聴き比べは『アイ・シャルビー・リリースト(I Shall Be Released)』です。 I Shall Be Released By Bob Dylan They say everything can be replaced, Yet every distance is not near. So I remember every face Of every man who put me here. I see …

聴き比べ 関西フォーク『カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド(Come to my bedside, my darlin' )』

今日の「聴き比べ」は『カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド(Come to my bedside, my darlin' )』です。 原曲は1965年のエリック・アンダーソン(Eric Andersen)のデビューアルバム『Today Is the Highway』に収録されていた曲です。 Come to my bedside, m…

聴き比べ 風船と岡林『まぼろしのつばさと共に』

今日の「聴き比べ」は『まぼろしのつばさと共に』です。 この歌は「五つの赤い風船」の曲ですが、私が彼らの曲の中で一番好きな曲です。 西岡先生絶好調でした。 まぼろしのつばさと共に 作詞・作曲:西岡たかし 今でもぼくは 思い出すのさ あの頃の事 あの…

聴き比べ ディランと岡林『戦争の親玉(Masters of War)』

今日の「聴き比べ」は『戦争の親玉(Masters of War)』です。 この曲はご存じの通り、1963年発表のボブ・ディラン(Bob Dylan)のセカンドアルバム『The Freewheelin' Bob Dylan』に収録されている曲です。 Masters of War Music by Bob Dylan Come you mas…

聴き比べ『腰まで泥まみれ(Waist Deep in the Big Muddy)』

今日の「聴き比べ」は『腰まで泥まみれ(Waist Deep in the Big Muddy)』です。 この曲は1966年にアメリカのフォークシンガー、ピート・シーガー(Pete Seeger)が書いた曲です。 ピート・シーガーと言えば「花はどこへ行った(Where Have All the Flowers G…

聴き比べ 中川と高石『受験生ブルース』~『主婦のブルース』

今日の「聴き比べ」は『受験生ブルース』です。 またしても高石友也先生登場です。1968年に大ヒットしました。当時はフォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」が大流行で、この「受験生ブルース」がラジオから流れてきた時には、「帰って来たヨ…

この人の、この1枚 『竹内まりや/REQUEST』

1980年頃のデビュー当時の竹内まりやの透き通るような声に惹かれ、「ドリーム・オブ・ユー」や「不思議なピーチパイ」などのドーナツ盤を買ったりしていました。だからといって彼女のコアなファンでもありませんでした。 それからしばらく彼女の名前も聴…

ザ・サベージから「ルビーの指環」へ 『寺尾 聡』

グループサウンズの時代、フォークロック的なバンドで人気を博したザ・サベージに寺尾 聡は在籍していました。 サベージはグループサウンズと言ってもカレッジ・ポップスのバンドのような感じでした。確かテレビ番組の「勝ち抜きエレキ合戦」で優勝したと思…

聴き比べ バリー・高石・RC『明日なき世界(Eve of Destruction)』

今日の「聴き比べ」は1965年に世界中でヒットしたバリー・マクガイア(Barry McGuire)が歌った『明日なき世界(Eve of Destruction)』という曲です。 この曲の作者はP.F.スローン(P. F. Sloan)というシンガー・ソングライターです。彼はこの曲や「孤独の…

聴き比べ 小椋と陽水『白い一日』~『少しは私に愛を下さい』

今日の「聴き比べ」は『白い一日』です。 この曲は小椋 佳作詞の曲ですが、私が最初に聴いたのは井上陽水バージョンでした。 井上陽水の1973年の3枚目のアルバム『氷の世界』に収められていた曲です。「心もよう」が聴きたくて、買ったアルバムです。 …

聴き比べ『死んだ男の残したものは』

『死んだ男の残したものは』 作曲:武満 徹 作詞:谷川 俊太郎 死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった 死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども 他には何も残さなかった 着もの一枚…

この人の、この1枚 『小島麻由美/真夜中のパーティ』

もう、20年くらい前のことでしょうか。ディスク・ユニオンでレコード漁りをしていると、聴きなれない日本人の女性ヴォーカルが聞こえてきました。思わず、レコード探しの手を止めてしまいました。 その何とも言えないブルージーな、気だるい歌い方、そのく…

聴き比べ『朝日のあたる家(The House of the Rising Sun)』

「朝日のあたる家」と言えば、私などは真っ先にアニマルズ(The Animals)の「The House of the Rising Sun」が頭に浮かびます。ヴォーカルのエリック・バードン(Eric Burdon)の迫力ある声が何とも言えません。その後、ボブ・ディラン(Bob Dylan)を聴くように…

我らが若大将! 加山雄三の思い出

少年・思春期の思い出を一つ。 1964年の東京オリンピックで初めて水泳競技というものを見ました。アメリカのドン・ショランダーやドン・フレーザー、プレズメンシコワなどと言う名前が連呼されていた記憶があります。日本は最終種目の800メートルリレ…

「天声人語」に載った『高田 渡』

なんと昨日、朝日新聞の「天声人語」に高田渡先生の「ごあいさつ」の歌が紹介されました。アメリカのトランプ大統領が北朝鮮の金正恩委員長と板門店で電撃会談を行ったことについてのお話でした。 この「ごあいさつ」という、極めて短い歌の作詞は谷川俊太郎…

佐渡山豊『ドゥチュイムニイ』の思い出

大学生生活を始めた頃、いつものように四畳半の下宿でラジオの深夜放送(DJは吉田拓郎だったと思う)を聴いていると佐渡山豊という沖縄出身のフォークシンガーの歌う『ドゥチュイムニイ』という曲が流れてきました。 これは衝撃的でした。出だしは沖縄の方言…

浅川マキ、もう一丁

以前に浅川マキのレコード『灯ともし頃』を「この1枚シリーズ」で紹介しましたが、CD時代になってからの浅川マキについては、彼女の総集編ともいうべきベストアルバム『DARKNESS』シリーズが1995年から1997年までにⅠからⅢまで発売されました。2…

懐かしい、裸足の女王『カルメン・マキ』

先日、雑誌か新聞か忘れましたが、カルメン・マキについての書かれているのを読みました。懐かしさが込み上げました。 彼女の姿をテレビで初めて観た時は衝撃的でした。1969年だったと思います。長い髪にジーンズ、そして何といっても裸足の姿です。そし…

怨歌 『梶芽衣子 全曲集』

映画俳優が続いたところで今日もやってしまいます。今日は女優です。 梶芽衣子は本名の太田雅子で日活の清純派女優として18歳でデビューでしましたが、いまいち人気が出ませんでした。私はファンでした。きりっとした顔が好きでした。本人はこの時代は不遇…