Flying Skynyrdのブログ

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カントリーロックの後継者たち 80年代以降 ② ジェイホークス

 

真の後継者 ジェイホークス(The Jayhawks)

 

80年以降のカントリーロックの2回目です。私個人としては、グラム・パーソンズ(GP),フライング・バリット・ブラザース(FBB)等が築き上げたカントリーロックを正当に受け継いでいるのはジェイホークではないかと勝手に思っています。最初に聴いたのは確か3枚目のアルバムだった思いますが、聴いた瞬間にそう思いました。当然ながら60~70年のカントリーロックそのもののはずはありません。いろいろな音楽の要素を取り入れ進化しているのですが、それでもGPとFBBを感じたのです。ハーモニーの美しさ、寂し気なメロディー、現代のカントリーロックを感じさせてくれました。

ジェイホークスは1985年に結成されます。メンバーはマーク・オルソン(Mark Olson,vo,acog)、ゲイリー・ルイス(Gary Louris,vo,eleg)、マーク・パーマン(Marc Perlman,b)、ノルム・ロジャース(Norm Rogers,ds)でスタートします。

80年代に2枚のアルバムを出します。『The Jayhawks』と『Blue Eath』です。

 

どうやらファーストは入手困難のようです。

この時はドラムがケン・キャラハン(Ken Callahan)に入れ替わっています。

どちらもマイナーレーベルからのリリースでたいした成功も収めることはできませんでした。マイナーレベルTwice Toneの社長がメジャーへの口利きをしてくれ、ようやくメジャーレーベルからデビューする運びになりました。

そして3rdアルバム『Hollywood Town Hall』が発表されました。1992年です。長い年月が経ちました。

 しかしこのアルバムは先ほども書きましたが、今でも彼らの最高傑作ではないかと思えるほどの出来栄えです。現代版GP,FBBです。

このあとキーボードにカレン・グロトバーグ(Karen Grotberg)が加入します。

続く1995年の『Tommorow The Green Grass』が発表されます。

これも前作に負けず劣らず素晴らしい出来となりました。ちょっと明るくなったような感じです。このアルバムと前作は今でも彼らの代表作となっています。

この後、マーク・オルソンは突然グループを離れます。ギターにクレイグ・ヨハンソン(Kraig Johnson)、ドラムにティム・オリアン(Tim O'Reagan)、ヴォーカルにジェシー・グリーン(Jessy Green)を加え『Sound Of Lies』を発表します。1997年でした。

マーク・オルソンの脱退でマークとゲイリー・ルイスのデュエットは聴けなくなりましたが、楽曲は相変わらず素晴らしく、特にオープニングの「The Man Who Loved Life」は最高です。曲作りはゲイリー一人の手に委ねられることになりましたが、それでも頑張っていたのではないでしょうか。マークが抜けたことでカントリー色はかなり色褪せ、ポップ色が強まりました。ゲストでマシュー・スイートが参加しています。

続いて200年に『Smile』を発表します。

これはさらにポップ、ロック色が強まりました。この後カレン・グロトバーグはグループを去ります。

2003年、『Rainy Day Music』をリリースします。

このアルバムにもマシュー・スイートが参加していて、ゲイリーとの共作も2曲あります。何といっても嬉しいのはあのバーニー・リードン(レドン、FBB、イーグルス)がバンジョーでゲスト参加していることです。たまらないですね。それにディランの息子、ジェイコブもゲスト参加しています。

アルバムの方は原点回帰というか初期の音楽を取り戻したような出来になっています。ドラムのティムのハーモニーがいいんですね。

2011年遂にマーク・オルソンが戻ってきました。カレン・グロトバーグも復帰します。『Mockingbird Time』を発表します。実に8年ぶりです。

 内容は二人のハーモニーを聴いているだけでも十分な気がします。全体的にはカントリーロックというよりもフォークロックのような感じもします。一瞬バーズを聴いているような錯覚さえ感じます。それでも十分です。

2016年に『Paging Mr.Proust』というアルバムを発表します。

また、マーク・オルソンが抜けてしまったようです。まだ聴けていないのでコメントできません。

 

ここまでジェイホークスについて書いてきましたが、やはりカントリーロックの後継者の第1人者であることは間違ではいないと私個人としては思っています。

それでは今日はこの辺で。