今日のレコード・CD棚掘り起こし作戦の成果は『アルウェン』でした。ほとんど記憶がありませんが、たぶん大安売りで手に入れたものだと思います。ジャケ買いでしょう。
スペインのシンフォニック・メタルバンド、『アルウェン』のファーストアルバム『Memories Of A Dream』です。リリースは2002年です。
このバンドのメンバーは
ナチョ・ルイズ(vo)
メイメン・カスターノ(vo)
ホセ・ガーリド(g)
アルベルト・アヴィレス(g)
ルイスマ・ヘルナンデス(b)
ロザルバ・アロンゾ(key)
ジョナサン・ザパテロ(key)
ナチョ・アリアガds)
以上の8人です。男女混成のダブルボーカル、ツインギター、そしてツインキーボードと何とも贅沢なメンバー編成です。
私にとって、スペインとは当時未知の世界でしたので興味はあったのでしょう。が、買ったままになっていたのか聴いた記憶がありませんでした。今回久しぶりというか、初めてというか微妙ですが聴いてみました。
収録曲
1.Transcendental Overture
2.Dreamland
3.Between Love And Pain
4.Time’s Gate
5.Alone
6.So High
7.Woodheart
8.ONCE Upon A Time
9.Eternally
10.At The End
11.New Life
12.Dreamland (Demo Version)*
13.Time’s Gate (Demo Version)*
14.At The End (Demo Version)*
いきなりクラシックかと思わせる前奏ではじまる「Transcendental Over Ture」で幕を開けます。ナチョのハイトーンヴォイスとメイメンのやわらかいヴォーカルが絡み合って聴かせます。8人編成なのでもっとオーケストラっぽいサウドかなと思いましたが、意外とこじんまりとまとまっています。2曲目の「Dreamland」以降もスピードメタルが続きます。楽曲は全部メロディアスで北欧を思わせるようなメロディーですが、どちらかというと、南米の『アングラ』とかイタリアの『ラビリンス』にも通ずるものが有ります。9曲目の「Eternally」は女性ヴォーカルがメインでスローバラードです。もう少しこの女性ヴォーカルの出番を増やせばと思うのですが、ちょっと残念です。それと前にも触れましたが、8人編成をもっと生かし、重厚な音作りをすればよかったかな、なんて思ったりします。
いずれにしてもスペインにこのようなバンドがあったtことは再認識しました。スペインといえばフラメンコというイメージが強すぎました。
レコード・CD棚探索の旅、まだまだ続きます。
それでは今日はこの辺で。