はっきり言って、『プライマル・スクリーム(Primal Scream)』のことはよくわかりません。それでもこの『Give Out But Don't Give Up』と『Riot City Blues』は好きです。といっても手元にはこの2枚しかありませんが。
このバンドは1982年の結成ですからキャリは長いです。イメージとしては聴くたびに音楽性が変化しているということです。何枚か買った記憶がありますが先の2枚を残して処分してしまいました。
ギターポップ、ダンスミュージック、ハウス、エレクトロ、など多様です。そしてロックンロール。残した2枚はロックンロール、ルーツロックだったからだと思います。
01.Jailbird
02.Rocks
03.(I'm Gonna) Cry Myself Blind
04.Funky Jam
05.Big Jet Plane
06.Free
07.Call On Me
08.Struttin'
09.Sad And Blue
10.Give Out But Don't Give Up
11.I'll Be There For You
12.Everybody Needs Somebody(隠しトラック)
メンバーは
ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie,vo)
アンドリュー・イネス(Andrew Innes,g)
ロバート・ヤング(Robert Young,g)
マーティン・ダフィ(Martin Duffy,key)
ヘンリー・オルセン(Henry Olsen,b)
トビー・トマノフ(Toby Tomanov,ds)
ゲストミュージシャンは
ジム・ディッキンソン(key)
アンプ・フィドラー(key)
ベンモント・テンチ(key)
ジョージ・ドラクリアス(b,ds)
マルコ・ネルソン(b)
デヴィッド・フッド(b)
ロジャー・ホーキンス(ds)
トニー・ブロック(ds)
メンフィス・ホーンズ(horn)
その他
です。
プロデュースはあのトム・ダウド(Tom Dowd)です。オールマン、デレク&ドミノス、レーナード・スキナード、ロッド・スチュワートなど多くのミュージシャンをプロデュースした人です。
ゲストにマッスルショールズのミュージシャンやメンフィスホーンズが参加しているところからもアメリカ南部志向が見られます。
初めて聴いた時には、あれっ、ストーンズ?と思ったくらいに70年前後のストーンズに似ていました。
01,02などはまさにストーンズを思わせる泥臭いロックンロール。
03.は一転してカントリーフレイヴァ―溢れる静かな曲。大好きです。
04.はダンスミュージック。05.は03.同様アコースティカルなメロディックな曲。
06.はボビーがムードたっぷりに歌い上げます。
07.は再びロックンロール。乗ってきます。やっぱりストーンズだな。
08.はインスト・ダンスナンバー。
09.は女性バックヴォーカルをフィーチャーしたスローソウルナンバー。
10.はデニス・ジョンソンとジョージ・クリントンがリードヴォーカルを務めます。ファンキーソウル。
11.12は静かなカントリー調の曲。
2006年発売の『Riot City Blues』は一段とロックンロール色が強いアルバムになっていて、お気に入りです。
Primal Scream - I'll Be There For You
それでは今日はこの辺で。