Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

リチャード・アンダーソンと『タイム・レクイエム(Time Requiem)』

ちょこちょこと掘り出しているのではなく、この際思い切りレコード・CD棚の整理をしようということで整理を始めようと思います。まだ生前整理というわけではありませんが、どのように整理しようか暗中模索中です。

その作業の中で今では全然聴いていないCDがゾロゾロと出て来ました。せっかくなので、それらを死ぬまでに一度はと今聴いているところなのですが、中にはこれはいいね!というのがありましたので、それらを少しずつ紹介したいと思います。

 

まず第1弾は『タイム・レクイエム(Time Requiem)/タイム・レクイエム(Time Requiem)』です。2002年のリリースです。

01.Time Requiem

02.Watching The Tower Of Skies

03.Milagros Charm

04.The Aphorism

05.Brutal Mentor

06.Visions Of New Dawn

07.Grand Opus

08.Interplay Of Matters

09.Above And Beyond

10.Losers Shades Of Hell *

* 日本盤ボーナストラック

 

メンバー

リチャード・アンダーソン(Richard Andersson,key)

アポロ・パパナサシオ(Apollo Papathanasio,vo)

マグナス・ノード(Magnus Nordh,g)

ディック・ロウグレン(Dick Lövgren,b)

ピーター・ウィルドアー(Peter Wildoer,ds)

プロデュースはリチャード・アンダーソンです。

 

タイム・レクイエムはスウェーデンのネオ・クラシカル、プログレッシヴ、パワーメタルを併せ持ったようなヘヴィメタルバンドです。

 

中心メンバーのリチャード・アンダーソンは元々はクラシックを学ぶキーボード奏者です。

1998年にマジェスティック(Majestic)を結成します。このマジェスティックはアルバムを2枚リリースします。このバンドの評判は良かったのですが、リチャード・アンダーソンがビジネス上のトラブルに見舞われマジェスティックという名前は使えなくなり、新たなバンドを結成する必要が出て来ました。そしてマジェスティックのメンバー3人(アポロ、マグナス、ピーター)を引き連れ、さらにディックを加えてタイム・レクイエムというバンド名で再スタートを切ります。

つまりタイム・レクイエムはマジェスティックのバンド名が変わったようなものです。

 

1曲目から9分を超える大作です。2曲目も8分とこれまた大作です。マジェスティックを聴いていないので比較は出来ませんが、キーボードを前面に押し出し、プログレッシヴ・メタル風です。パワーメタルの要素も十分です。

バンド名から想像するともっと小難しいのかなと思ったら全然聴きやすいです。シンフォーニーXやドリーム・シアターに似たところがあります。

 

バンドはこの後3枚のアルバムをリリースします。

  

忘れているぐらいですから当然買っていません。

 

リチャード・アンダーソンはタイム・レクイエムと並行してタリスマンのマグナス・ニクルソン(Magnus Nilssong)とライジング・フォース、タリスマンのマルセル・ヤコブ(Marcel Jacob,b)、フラワー・キングスのゾルタン・チェルツ(Zoltan Csorsz,ds)それに後にライオンズ・シェアに行くパトリック・ヨハンソン(Patrik Johansson,vo)と共にスペースオデッセイ(Space Odyssey)を結成して活動しています。

  

これらも当然ながら未購入です。

 

今回出てきたⅭⅮにはプログレやゴシック系のメタルが多いのです。この手はそれほど大好きというわけでもではないので、こんなの買ったのか、なんて不思議な気持ちになります。

 

ぼちぼち紹介していきます。

 


Time Requiem - Time Requiem


Time Requiem - Watching the tower of skies


Time Requiem - Brutal Mentor

 

 

それでは今日はこの辺で。