CD棚整理、第12弾。今日はスウェーデンのメロディアス・ハード、『グランド・イリュージョン(Grand Illusion)』です。
グランド・イリュージョンの結成はその前身の『Promotion』が1985年だと言いますからかなり古いです。さらにその前には『Mark5』という名でファンクロックを演っていたということです。『Promotion』はホーン・セクションを含んだ産業ロックだったようです。2枚のアルバムをリリースしましたが、ホーンは余計だろうという批評を受け、ホーンを外し、『Escape』と契約し、バンド名も『グランド・イリュージョン』に変更し、ファーストアルバム『The Book Of How To Make It』をリリースしました。2001年でした。
01.Feeling Strangely Fine
02.I Don't Wanna Know
03.Boys Last Night Out
04.Accidentally On Purpose
05.The Book Of How To Make It
06.Whatever
07.105 (And Running)
08.Parachute
09.tThe Desperate Man's Plea *
10.Don't Wait Up
11.Crazy Fro The Hea
12.The Hardest Part
* 日本盤ボーナストラック
メンバーは
ピーター・スンデル(Peter Sundell,vo)
アンダース・リドホルム(Anders Rydholm,b,g,key)
ペア・スヴェンソン(Per Svensson,vo)
クリスチャン・スンデル(Christian Sundell,ds)
オーラ・カールソン(Ola Karison,g)
です。
プロデュースはアンダース・リドホルムです。
オーラ・カールソンはギターでのクレジットとありますが実際は1曲しか弾いていません。リードギターはアンダースが数曲とあとはゲストプレイヤーが弾いています。
オーラ・カールソンは全曲で歌詞を書いています。作曲は全曲アンダース・リドホルムです。
ゲストギタリストは
ステファン・レオッソン(Stefan Leoson)
ロバート・ヴァダディ(Robert Vadadi)
ペア・サーレッソン(Per Thuresson)
です。
メロディアス・ハードロックではなく、ハード・ポップです。産業ロックの面影を残し、メロディアスなポップ・ロックを展開します。
リード・ヴォーカルが2人いるようにコーラスもふんだんに出て来ます。ヴォーカルは2人ともポップス系のヴォーカルです。
アメリカの産業ロック・AORと北欧のメロハーをミックスしたような、と言ったほうが分かり易いかもしれません。
叙情的なメロディアスな曲はさすが北欧と思わせます。
この後、バンドはセカンド『View from the Top』、サード『Ordinary Just Won't Do』とアルバムを発表しますが2004年に活動を停止します。
そして2009年に活動を再開し、アルバム『Brand New World』もリリースしたようです。
相変わらずメロハーを演っているでしょうか 。
GRAND ILLUSION - The Book Of How To Make It
GRAND ILLUSION - Accidentally On Purpose
Grand Illusion - 105 and Running
それでは今日はこの辺で。