Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

デビー・デイヴィーズ(Debbie Davies) 勘違い

すっかり書いた気になっていたデビー・デイヴィーズ(Debbie Davies)、振り返ってみたら書いていませんでした。何たる勘違い。 最近、新たに彼女のアルバムを入手したので、改めて書いてみたいと思います。

 

デビ―・デイヴィーズは1952年のロサンゼルス生まれです。彼女のキャリアは大学生時代に覚えたギターでブルースを練習し始め、活動を開始しました。1984年にはジョン・メイオールの妻、マギー・メイオールのバンドでリードギターを担当。ジョン・メイオールとも親しくなり、アルバムにも参加しています。さらに友人のココ・モントーヤの紹介でアルバート・コリンズと知り合い、彼のバンドで演奏するようになりました。

こうして1993年、Blind Pig レコードからファーストアルバム『Picture This』をリリースしました。

このアルバムにはロバート・クレイ・バンドのケヴィン・ヘイズ(Kevin Hayes,ds)カール・シェヴァリード(Karl Sevareid,b)が参加しています。そして当然アルバート・コリンズ(Albert Collins,g)も1曲参加しています。ここではフレディ・キングやポール・バターフィールド、ドン・ニックスなどをカバーしています。骨太のブルース・ウーマンが現れたなという印象でした。

実は既にデビ―・デイヴィスについては書いたものと勘違いしていたのはこのアルバムでした。このアルバムのことを書いたつもりになっていたのです。衝撃的なデビュー作でした。

そして、今回入手したのが2001年発表の7枚目のアルバム『Love the Game』です。

 

01 Love the Game

02 Can't Live Like This No More

03 Fired Up

04 Down in the Trenches

05 Worst Kinda Man

06 Can't Find the Blues

07 Was Ya Blue

08 I'm Just Your Fool

09 Leading Me Home

10 Funky Little Teapot

11 She's Takin' Notes

12 Keep Your Sins to Yourself

13 Grow Up, Grow Old

 

Debbie Davies and her band is

デビー・デイヴィーズ(Debbie Davies,g,vo) 

ドン・カスタグノ(Don Castagno,ds)

アラン・J・ヘーガー(Alan J.Hager,b)

ブルース・カッツ(Bruce Katz,p,organ)

 

ゲスト参加

デューク・ロビラード(Duke Robillard,lead guitar on 2,3,13,rhythm g on 1,3,7,10)

ジェイ・ガイルズ(Jay Geils,slide guitar on 5)

ココ・モントーヤ(Coco Montoya,lead guitar on 3,rhythm g on 2)

ダグ・ジェイムス(Doug James,baritone & tenor sax)

ゴードン・ビードル(Gordon Beadle,tenor sax)

 

プロデュースはデューク・ロビラーです。

 

ジェイ・ガイルズとはどうやらあのJ.ガイルズ・バンドのJ.ガイルズのようです。残念ながら一昨年亡くなっています。大好きだったバンドでしたが。

ココ・モントーヤの参加が嬉しいです。

 

相変わらずブルース一辺倒で気持ちいいです。変にポップなロックに走ることなく、あくまでもブルース・ウーマンを貫いているところが素晴らしいです。今回はマイナーブルースも何曲か演っています。これが実にいい味を出しています。

 

ということで、忘れ物を見つけられてよかったです。

 


Down In The Trenches


Debbie Davies Was Ya Blue


Debbie Davies- She's Takin' Notes

 

 それでは今日はこの辺で。