原田芳雄も大ファンで映画も随分観ました。印象に残っているのは『反逆のメロディ』などの日活ニューアクション時代の作品や『赤い鳥逃げた』『竜馬暗殺』などなど、そして最後の作品『大鹿村騒動記』も忘れられません。こんな渋い俳優はなかなかいません。
そんな原田芳雄の歌手としての一面を見落としていました。
アルバムはベストアルバムです。『原田芳雄 ゴールデン ベスト』です。
01. LAZY DAY(OVER AND OVER)
02. TROUBLE MAMA
03. Color Me Right
04. 花園アンモナイト
05. 鏡の中のMAGICIAN
06. Welcome AIDS
07. 横浜ホンキー・トンク・ブルース
08. マッカーサーのサングラス
09. DON’T YOU FEEL LONELY?
10. ブルースで死にな
11. 風のDOWNTOWN STREET
12. 新宿心中
13. DON’T WORRY
14. 川向こうのラスト・デイ
15. 夕日の中の少年
16. 原田芳雄のこもりうた
06、08、10、12は宇崎竜童、阿木燿子のコンビ。
ベスト盤のためパーソナルの記載はありません。
ブルースあり激しいロックあり、レゲエあり、ブギ、バラードありとベスト盤だけにいろいろ寄せ集めた感はありますが、歌が上手い下手の次元を超えた素晴らしいブルースシンガーです。セリフと違って、やや高めの声でブルース、バラードを歌います。痺れますね。しみじみと心に沁みてきます。最高のベスト盤でした。こんなに素晴らしい国内アーティストを見落としていたのは松田優作共々もったいない話です。
原田芳雄の発案で実現した映画『大鹿村騒動記』での原田芳雄の姿が忘れられません。闘病中の変わり果てた姿に胸を痛めました。2011年7月逝去。
原田芳雄の映画についてはいずれまた機会があったら書こうと思います。
Lazy Day (Over And Over ᐸAgainᐳ)
それでは今日はこの辺で。