リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)のライヴ盤を入手しました。リンダの長いキャリアの中でも正規のライヴ盤は初めてではないでしょうか。プライベート盤では何枚か出回っていました。今回のライヴも以前にプライベート盤で出ていました。あまりに音質が悪いという評判でしたので、購入を見送っていました。待望の正規盤の発売です。正規盤と言ってもRhinoからの発売です。
プライベート盤では20曲でしたが、今回は12曲です。曲数はちょっと寂しいですが音がよければ我慢しましょう。
リンダの70年代については以前書いていますおので参考までに。
今回のアルバムタイトルは『Live In Hollywood』です。1980年4月24日、テレビ用に撮ったテレヴィジョンセンター・スタジオでのライヴ音源です。
01.I Can't Let Go
02.It's So Easy
03.Willin
04.Just One Look
05.Blue Bayou
06.Faithless Love
07.Hurt So Bad
08.Poor Poor Pitiful Me
09.You're No Good
10.How Do I Make You
11.Back In The U.S.A
12.Desperado
バックのメンバーは
ダン・ダグモア(Dan Dougmore,g,pedal steel)
ダニー・コーチマー(Danny Korchmar,g)
ケニー・エドワード(Kenny Edwards,g,banjo)
ビル・ペイン(Bill Payne,key)
ボブ・グラウブ(Bob Glaub,b)
ラス・カンケル(Russ Kunkel,ds)
ウェンディ・ウォルドマン(Wendy Waldman,backing vo)
ピーター・アッシャー(Peter Asher,perc,backing vo)
プロデュースはピーター・アッシャーです。
オープニングはアルバム『Mad Love』から。
2曲目はバディー・ホリーでリンダの代表曲。アルバム『Simple Dreams』から。
3曲目はローウェル・ジョージの曲でアルバム『Heart Like A Wheel』から。
4曲目はアルバム『Living In The U.S.A』から。
5曲目はアルバム『Simple Dreams』から。
6曲目はルバム『Heart Like A Wheel』から。
7曲目はアルバム『Mad Love』から。聴き惚れます。
8曲目はウォーレン・ジボンの曲でアルバム『Simple Dreams』から。
9曲目はアルバム『Heart Like A Wheel』から。絶品です。
10曲目はアルバム『Mad Love』から。
11曲目はチャック・ベリーで『Living In The U.S.A』から。
12曲目はイーグルスでアルバム『Don't Cry Now』から。
それまでにリリースされたアルバムからほぼ満遍なく選曲されていますが、アルバム『Prisoner in Disguise』と『Hasten Down the Wind』から1曲もないというのは、ちょっと寂しいです(プライベート盤に「Heat Wave」収録)。
直近のアルバム『Mad Love』からの選曲が多いのは当然でしょう。それとアルバム『Simple Dreams』と『Heart Like A Wheel』から多いのは彼女がこれらをお気に入りだったのでしょう。
激しい歌としんみり聴かせる歌のバランスが絶妙です。
ちなみにプライべと盤はやはり同じタイトル『Live In Hollywood』です。
曲目は
01.I Cant Let Go
02. Party Girl
03. It's So Easy
04. Willin'
05. I Can't Help It
06. Just One Look
07. Look Out For My Love
08. Mad Love
09. Cost Of Love
10. Blue Bayou
11. Lies
12. Faithless Love
13. Hurt So Bad
14. Silver Threads And Golden Needles
15. Poor Poor Pitiful Me
16. You're No Good
17. How Do I Make You
18. Back In The USA
19. Heat Wave
20. Desperado
となっています。まあ、美味しいところはだいたい収録されていますので良しとしましょう。ただ19の「Heat Wave」が抜けているのが残念ですが。
1979年3月に友人のN.S君と日本武道館で観たライヴを思い出します。歌唱力とルックスに圧倒されたのを憶えています。
リンダは2012年にパーキンソン病に罹り引退。もう歌うことはできないでしょう。それが今このような形で全盛期の歌唱を聴くことが出来たということは、長生きはするのもいいもんだ、ということですかね。
Linda Ronstadt - You're No Good (Live In Hollywood 1980)
Linda Ronstadt - Just One Look (Live In Hollywood 1980)
It's so Easy (Live at Television Center Studios, Hollywood, CA 4/24/1980)
Blue Bayou (Live at Television Center Studios, Hollywood, CA 4/24/1980)
Desperado (Live at Television Center Studios, Hollywood, CA 4/24/1980)
Linda Ronstadt- I can't Help It (If I'm Still In Love With You)
それでは今日はこの辺で。