以前紹介したロバート・クレイ(Robert Cray)の未購入だったアルバムを入手しましたので紹介します。
1995年のリリースで10枚目のアルバムになります。
タイトルは『Some Rainy Morning』です。
01.Moan
02.I'll Go On
03.Steppin' Out
04.Never Mattered Much
05.Tell the Landlord
06.Little Boy Big
07.Enough for Me
08.Jealous Love
09.Will You Think of Me
10.Holdin' On
11.Love Well Spent
パーソナルは
Robert Cray - vocals, guitar
Karl Sevareid - bass
Jimmy Pugh - organ, piano
Kevin Hayes - drums
プロデュースはロバート・クレイです。
すっきりと4人組に戻りました。
03と08を除いてバンドメンバー達の共作並びにロバート・クレイ単独の曲です。
08はボビー・ウーマックとキング・カーティスの曲で、ウィルソン・ピケットのヒット曲です。
オープニングはソウルっぽさは残りますが、ギターはブルージーです。
続いて02はクレイの渇いたギターが冴えわたります。
04はバラードで、クレイのヴォーカルの達者さも目立ちます。
05はブルースナンバー。
06は完全なソウルバラード。これを聴いているとロバート・クレイはソウルシンガーだと言ってもおかしくありません。抜群の歌唱力です。
07はミドルテンポのブルース。途中からアップテンポに変わります。カッコいいです。
08はウィルソン・ピケットでヒットした曲。
09もバラードナンバー。優しさにあふれています。
10は後半のクレイのギターが圧巻です。
このアルバムはビルボードのブルース部門で2位になっています。
この少し前頃のロバート・クレイはどちらかというとソウル、R&Bに傾倒していた時期でしたが、ここではブルースに回帰しています。
まだまだ65才。ブルース界では中堅です。すでに20枚を超えるアルバムをリリースしています。2017年の最新作も評判がよく期待しましょう。
Robert Cray Band - Never Mattered Much
Robert Cray Will You Think Of Me
それでは今日はこの辺で。