Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

聴き比べ たくろうとモップス『たどりついたらいつも雨降り』

今日の「聴き比べ」は『たどりついたらいつも雨降り』です。

この曲は当初、日本のロック・バンド、ザ・モップス(The Mops)のヒット曲として知られました。

モップス鈴木ヒロミツ以下5人組のバンドで、グループサウンズ全盛期の頃に結成されましたが、当時のグループサウンズとは一線を画したような、ロックを志向するバンドでした。1969年には朝まで待てないがヒットしました。その後月光仮面のアレンジソングもヒット。

そして1972年にアルバムモップスと16人の仲間』というアルバムの中にこの曲を収録しました。この曲は、すでに人気絶頂だった吉田拓郎が提供した曲でした。このアルバムは泉谷、陽水、遠藤賢司、かまやつ、小室等加藤和彦その他、当時のフォーク界の錚々たるメンバーが楽曲を提供しました。

 

たどりついたらいつも雨ふり

 

吉田拓郎 作詞・作曲

 

疲れ果てていることは

誰にもかくせはしないだろう

ところがおいらは何のために

こんなに疲れてしまったのか

今日という日が そんなにも大きな

いちにちとは思わないが

それでもやっぱり 考えてしまう

ああ このけだるさは何だ

 

いつかはどこかへ 落ち着こうと

心の置き場をさがすだけ

たどり着いたら いつも雨降り

そんなことのくり返し

やっとこれでおいらの旅も

終わったのかと思ったら

いつものことではあるけれど

ああ ここもやっぱり どしゃ降りさ

 

心の中に傘をさして

裸足で歩いている自分がみえる

 

人の言葉が 右の耳から

左の耳へと 通りすぎる

それほど 頭の中は

からっぽになっちまってる

今日は何故か おだやかで

知らん顔してる自分がみえる

 


モップスMOPS/たどりついたらいつも雨ふり (1972年)

 

この曲は元々は吉田拓郎がアマチュア時代に作った「好きになったよ女の子」という曲が原曲になっています。モップス・バージョンはシングルカットされるとこれがヒットしました。ラジオの深夜放送からはいつも流れていました。

 

これに気をよくしたのか、拓郎も自身のアルバム『元気です』でセルフカバーしました。こちらもシングルカットされヒットしました。

この映像はちょっとバージョンが違うような気がします。


たどり着いたらいつも雨降り

  

山崎ハコちゃんも歌っています。


山崎ハコさん「たどりついたらいつも雨ふり (Live ver.)」

 

やはり、モップス・バージョンの鈴木ヒロミツさんの黒っぽいヴォーカルが好きです。その鈴木ヒロミツさんも2007年に60歳で亡くなりました。役者としても貴重な存在でした。

 

それでは今日はこの辺で。