Flying Skynyrdのブログ

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ピーター・フランプトン(Peter Frampton)『All Blues』入手

Amazonまとめ買い、今日到着したのはピーター・フランプトン(Peter Frampton)『All Blues』です。

ピーター・フランプトンのアルバムを買うのは、1976年の『Frampton Comes Alive!以来ですから、なんと43年ぶりです。

とてつもない売り上げを記録したアルバムですが、逆にこれ以来興味を失くしました。ひねくれものですから。もともとハンブル・パイ(Humble Pie)でもティーヴ・マリオット(Steve Marriotto)のファンでしたので、フランプトンの人気が高まってからは、ほとんど聴いていませんでした。

それが最近、Amazonの「あなたへおすすめ」のページにピーター・フランプトンの最新作が載っていました。まだやっていたのか、という驚きと、ブルースをやっているという驚きが重なり、思わず購入ボタンを押してしまいました。 

01. I Just Want To Make Love To You (with Kim Wilson)

02. She Caught The Katy

03. Georgia On My Mind

04. Can't Judge A Book By The Cover

05. Me And My Guitar

06. All Blues (featuring Larry Carlton)

07. The Thrill Is Gone (with Sonny Landreth)

08. Going Down Slow (with Steve Morse)

09. I'm A King Bee

10. Same Old Blues

 

パーソナルは

Peter Frampton(guiter/vocals)

Adam Lester (guitar/vocals)

Rob Arthur (keyboards/guitar/vocals)

Dan Wojciechowski (drums)

 

ゲストは

Kim Wilson(harp)

Larry Carlton(guiter)

Sonny Landreth(guiter)

Steve Morse(guiter)

 

プロデュースは

Chuck Ainlay & Peter Framptonです。

 

全曲、ブルースのカバー曲ですが、06はマイルス・デイヴィスの曲でラリー・カールトンがギターを弾いています。これは絶品です。

ティーヴ・マリオットと袂を分かち合ってからは、よりヒット志向になり、その内私の視界からも消えましたが、こうして原点であるブルースに回帰してくれたのは嬉しいの一言です。スティーヴ・マリオットは既にこの世におりません。その分、フランプトンには頑張ってもらいたいものです。しかし、情報によるとかれも封入体筋炎とかいう病気に犯されており、今年が最後のステージになるとのこと。残念です。

フランプトンのボーカルも年輪を重ねた貫禄が出ており、アイドル然とした姿はありません。ギター・プレイヤーとしてのフランプトンも随所に楽しめます。

ここ2年程はティーヴ・ミラーなどとも競演していたらしいです。知りませんでした。迂闊でした。もう少し早く気がつくべきでした。

 

このところ、ストーンズをはじめ60年代~70年代に活躍したベテランのロック・ミュージシャンがブルースに回帰したアルバムをリリースする機会が増えています。こうした傾向をみると、やはりロックの原点はブルースなんだということがよくわかります。やっぱりブルースはいい。

 


All Blues


Peter Frampton Band - The Thrill Is Gone (Audio) ft. Sonny Landreth


Going Down Slow


Same Old Blues

 

それでは今日はこの辺で。