Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ニール・ヤング(Neil Young)、特に70年代は・・・

今回はニール・ヤングを取り上げたいと思います。以前、バッファロー・スプリングフィールドとC.S.N & Yは取り上げましたので、今日はソロ時代、それも約50年にもなりますので(現在71歳)、私の一番好きな70年前後に絞ってみたいと思います。 ニールの…

レコードジャケット、お気に入り 第2弾

気に入っているレコードジャケットの第2弾をやってみたいと思います。 まずは大好きなThe Kinks から。PYE、RCA、Arista それぞれの時代から。 続いてProcol Harumのイラストシリーズ もっとProcol 『Broken Barricades』は表紙をめくるとそれぞれの顔の部…

『恐怖分子』を観る

今日のキネ旬シアターは『恐怖分子』でした。 監督:エドワード・ヤン 主演:コラ・ミャオ 1986年の台湾映画 台湾映画はおそらく初めてです。何か観ているかもしれませんが記憶にありません。 この監督は鬼才と呼ばれた人ですが、すでに亡くなっています…

グレッグ・オールマン(Gregg Allman)、逝く

今朝、ショッキングなニュースが入ってきました。グレッグ・オールマンが27日亡くなりました。69歳でした。また一人偉大なるミュージシャンがこの世を去りました。 グレッグはご存じのとおり、デュアン・オールマン(Duane Allman)の弟でオールマン・ブラ…

クイックシルバー(Quicksilver Messenger Service)とディノ・ヴァレンティ(Dino Valente)

今日はシスコの3大バンドと呼ばれながらも、日本では一番知名度も人気度も低かったクイックシルバーを取り上げてみようかと思います。ご存じのとおり他の2グループはジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)とグレイトフル・デッド(Grateful Dea…

レコードジャケット、お気に入り

今日はちょっと趣向を変えて、自分の好きなレコードジャケットをちょっとだけ紹介したいと思います。私自身はジャケ買いはあまりしないのですが、やはりいいジャケットを見たときには迷いますね。 まずはちょっと変わったジャケットから。 ちょっとわかりず…

『ソロモンの偽証・前篇』を観る

今日のキネ旬シアターは『ソロモンの偽証・前篇』でした。 原作:宮部みゆき 監督:成島出 主演:藤野涼子 始まって暫くして、「あれっ、これは観たことあるぞ」となって、以前CSテレビか何かで観たのを思い出しました。しかも、原作も読んでいました(原作…

『エヴァ・キャシディ(Eva Cassidy)』を聴く

今日は久しぶりに買ったエヴァ・キャシディについて書いてみたいと思います。 今回購入したのは2007年の発売の『Somewhere / Eva Cassidy』 私が初めてエヴァのCDを購入すたのは今から約10年ほど前でした。彼女の2枚目のアルバム『Live At Blues Alle…

『ニーゼと光のアトリエ』を観る

今日のキネ旬シアターは『ニーゼと光のアトリエ』でした。 監督:ホベルト・ベルネール 主演:グロリア・ペレス 2015年の7ブラジル映画です。 ブラジル映画というと、私の場合『黒いオルフェ』(これまた古い)ぐらいしか見た記憶がありません。ほとんど…

デイヴ・ホール(Dave Hole)、コリン・ジェイムス(Colin James)、再び

先日のデイヴ・ホールのCDを見つけましたので早速購入しました。 『Dave Hole / Steel On Steel』 これは彼にとっての4枚目、1995年の作品です。 1曲を除いて全てオリジナル曲です。その1曲はドン・ニックス(Don Nix)の「Going Down」です。この曲は…

クリス・コーネル(Chris Cornell)逝く

クリス・コーネルの訃報が届きました。52歳でした。早すぎます。どうやら自殺だったらしいです。 ヘヴィーメタル、グランジ系のバンド、サウンドガーデン(Soundgarden)とオーディオスレイヴ(Audioslave)のヴォーカリスト兼ギタリストでした。私もこの2つ…

『殺人鬼フジコの衝動』の読後感は

最近、イヤミスなる言葉を知りました。「読んだ後にいやな気分になるミステリー」だそうです。知るのが遅かったですが。 このところ読む小説といったら女流作家が圧倒的多く、たまたまそうなのか、意識して女流作家を選んでいるのかは自分でもよくわかってい…

『クリス・デュアーテ(Chris Duarte)』を聴く

今日は『Chris Duarte/Vantage Point 』です。 彼のCD購入は6枚目です。比較的安価で見つけたので購入しました。この作品は彼にとっても6枚目です。今までに13枚出していますのでようやく半分です。 彼も先日のコリン・ジェイムスと同じく90年以降の…

『セッション』を観る

今日は久しぶりにキネ旬シアターに行ってきました。 映画は『セッション』です。 監督・脚本:デミアン・チャゼル 出演 :マイルズ・テラー、J・K・シモンズ いやー、凄い映画でした。ジャズ・ドラマーを目指す青年とその教師の物語です。が、内容はそんな…

コリン・ジェイムス(Colin James)を聴く

今日はコリン・ジェイムスの4枚目のアルバムを入手しましたので、これについてちょっと書いてみます。 『Colin James/Bad Habits』 1995年 私にとっても彼のCDは4枚目になります。彼はこれまでに16枚ほど出していますのでとてもファンとは呼べません…

ブルースロックの名手たち 60年~70年代編 ④ ロリー・ギャラガー

1970年代のロリー・ギャラガー(Rory Gallagher) 今日はブルースロック・ギタリストとしてのロリー・ギャラガーを取り上げてみたいと思います。といっても、1970年代に限定したいと思います。なぜなら、タイトルが60年~70年となっていることもあ…

バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)とその後

以前、バーズ関連を書きましたので、今日はもう一つ忘れてはならない、フォークロック、カントリーロックの草分けバンド、バッファロー・スプリングフィールドを取り上げてみたいと思います。 バッファロー・スプリングフィールドは1966年に結成されまし…

デイヴ・ホール(Dave Hole)を聴く

今日はDave Holeの最新盤『Rough Diamond』を購入したので早速聴いてみました。 実は彼のCDは恥ずかしながら初購入です。アルバムデビューが1992年といいますからすでにそれだけでも25年のキャリアです。現在69歳、オーストラリア人。元気いっぱいで…

フリー(Free)~コゾフ(Kossoff)とロジャース(Rodgers)の運命は

今日は「フリー」です。ブルースロック・シリーズで取り上げようか迷いましたが、彼等はやはりハードロックの旗手として捉えたほうがしっくりする様な気がしましたので、単独で取り上げてみたいと思います(どうでもいいことですが)。 フリーはポール・ロジ…

トラフィック(Traffic)時代のスティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)とデイヴ・メイソン(Dave Mason)

ブリティッシュ・ロックの雄、私の大好きなバンドの一つ、トラフィックは1967年、スティーヴ(g,key,vo)、デイヴ(g,vo)、ジム・キャパルディ(Jim Capaldi ds,vo)、クリス・ウッド(fl,saax)の4人で結成されました。 スティーヴは15歳でスペンサー・デイ…

音楽雑誌のことなど

本棚を整理していたら、いろいろ懐かしい雑誌が出てきたのでちょっと取り上げてみたいと思います。 まずは、『ニューミュージックマガジン』(NMM)。これは1969年4月の創刊だそうです。私は当時高校生で洋楽に嵌りだした頃でした。この翌年から買い始め…

『フィリップ・セイス(Philip Sayce)』を聴く

今日はフィリップ・セイス(Philip Sayce)の『Silver Weels Of Stars』を紹介します。 フィリップ・セイスを聴くのは初めてです。名前は以前から知っていたのですが、買うチャンスがありませんでした。ところが最近安価で見つけたので購入することに。 先日紹…

高校時代の読書について

昔のことを書いていると、いろいろと思い出されることが多く、回顧録のようになってしまいますが、それはそれでまあいいかと思い、頭に蘇るまま書き綴ることにします。 今日は高校時代にどんな本を読んでいたかを思い出してみます。まず頭に浮かぶのは、大学…

閑話休題 桜のあと②

藤のあと、つつじを探しに。しかし残念ながら既に終わりかけでした。 ピンクの季節は終わり、あたりは緑一面に。そしてやがて黄赤、そして白へと。 季節はめぐります。

『去年マリエンバートで』回想

今日は映画漬けの大学生生活の中から、今から約40数年前に観た、当時得意になって観ていた難解映画の極致とも思える作品の一つ、『去年マリエンバートで』について書いてみたいと思います。なぜかふと思い出しましたので。 監督:アラン・レネ 脚本:アラ…

閑話休題 桜のあと

この前、桜が終わったと思ったら、はや藤です。それも終わりかけています。 年々時の過ぎ去る時間が早くなります。 花の命は短くて・・・・

カントリーロックの目覚め~『ロデオの恋人』バーズからフライング・バリット・ブラザーズへ

ボブ・ディランからザ・バーズを知ったことは以前書きましたが、そのバーズも1968年に5枚目の『The Notorious Byrd Brothers(名うてのバード兄弟)』を出すころには、既にジーン・クラークは抜けており、デヴィッド・クロスビーも製作途中で脱退すること…

『キャロル』を観る

今日のキネ旬シアターは『キャロル』でした。 監督:トッド・ヘインズ 主演:ケイト・ブランシェット(キャロル) ルーニー・マーラ(テレーズ) この映画、原作がパトリシア・ハイスミスです。ハイスミスと言えば映画『太陽がいっぱい』や『見知らぬ乗客』…