Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

聴き比べ ストーンズとリンダ『ダイスをころがせ(Tumbling Dice)』

今日の「聴き比べ」は『ダイスをころがせ(Tumbling Dice)』です。 1972年にリリースされたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の2枚組のスタジオアルバム『メイン・ストリートのならず者(Exile on Main St.)』に収められた曲です。ストーンズの…

聴き比べ ストーンズとオールマンズ『ハート・オブ・ストーン(Heart of Stone)』

今日の「聴き比べ」は『ハート・オブ・ストーン(Heart of Stone)』です。 この曲はローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の曲で、イギリスでは3枚目のアルバム『Out of Our Heads』、アメリカでの3枚目のアルバム『The Rolling Stones Now !』にそれ…

聴き比べ オールマンズとザッパ『ウィッピング・ポスト(Whipping Post)』

今日の聴き比べは『ウィッピング・ポスト(Whipping Post)』です。 前回に引き続きオールマンズです。この曲はオールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)の1969年のデビューアルバムに収録され、その後もライブアルバムの定番となってい…

聴き比べ『ステイツボロ・ブルース (Statesboro Blues)』

今日の「聴き比べ」は『ステイツボロ・ブルース (Statesboro Blues)』です。 この曲はオールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)の今やライブアルバムの最高峰とまで言われるようになった、1971年発表の『フィルモア・イースト・ライブ(…

聴き比べ イーグルスとタニヤ『After The Thrill Is Gone』

今日の「聴き比べ」は『After The Thrill Is Gone』です。 1975年のイーグルス(Eagles)の4枚目のアルバム『呪われた夜(One of These Nights)』に収録された、比較的地味な曲ですが私の大好きな曲です。グレン・フレイ(Glenn Frey)とドン・ヘンリー(Don …

聴き比べ イーグルスとホリーズ『魔女のささやき(Witchy Woman)』

今日の「聴き比べ」は『魔女のささやき(Witchy Woman)』です。 この曲はイーグルス(Eagles)の初期の代表曲です。バーニー・リードン(Bernie Leadon)とドン・ヘンリー(DonHenley)による曲で、1972年のファースト・アルバム『Eagles』に収められ、ファース…

聴き比べ『ローズ・ガーデン(Rose Garden)』

今日の「聴き比べ」は『ローズ・ガーデン(Rose Garden)』です。 1970年にリン・アンダーソン(Lynn Anderson)の歌唱で大ヒットした、私も大好きなカントリー・ソングです。 暫くは彼女の歌唱が元歌だと思っていましたが、後からジョー・サウス(Joe South)…

聴き比べ『死んだ女の子』

今日の「聴き比べ」は『死んだ女の子』です。 この曲はトルコの詩人、ナジム・ヒクメット(Nâzım Hikmet)が1956年に発表した詩です。広島への原子爆弾投下によって死んだ7歳の少女を詠んだ詩です。この詩は各国で翻訳されました。そして各国で曲を付け歌…

高石・岡林・風船『ランブリング・ボーイ(Ramblin' Boy)』

今日の「聴き比べ」は『ランブリング・ボーイ(Ramblin' Boy)』です。 この曲はアメリカのフォークシンガー、トム・パクストン(Tom Paxton)の曲で、彼の1964年のメジャー・デビューアルバムに収録されました。 トム・パクストンはボブ・ディランやフィル…

『ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン(You Keep Me Hangin' On)』 の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン(You Keep Me Hangin' On)』 です。 私はこの曲をヴァニラ・ファッジ(Vanilla Fudge)によって知ったのですが、オリジナルは違っていました。 1966年のザ・シュープリームス(The Supremes,最近…

『ラヴ・ハーツ(Love Hurts)』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『ラヴ・ハーツ(Love Hurts)』です。 私がこの曲を知ったのは、1974年、大好きなグラム・パーソンズ(Gram Parsons)のソロ第2弾『Grievous Angel』を聴いた時でした。エミルー・ハリス(Emmylou Harris)とのデュエットで絶妙なコンビ…

『アンダー・マイ・サム(Under My Thumb)』ストーンズとフー

今日の「聴き比べ」はご存じ、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のマイ・フェヴァリット・ナンバー、『アンダー・マイ・サム(Under My Thumb)』です。 1966年発表のアルバム『アフターマス(Aftermath)』に収録されました。その後も何度もライ…

ボブ・ディランとW・ストライプス『コーヒーをもう一杯(One More Cup of Coffee)』

今日の「聴き比べ」は『コーヒーをもう一杯(One More Cup of Coffee)』です。 この曲は1976年のボブ・ディラン(Bob Dylan)のアルバム『欲望(Desire)』に収録された曲です。 このアルバムはシングルの「ハリケーン(Hurricane)」のヒットと共にボブ・ディ…

『パーシーズ・ソング(Percy's Song)』FairportとDylan

今日の「聴き比べ」は『パーシーズ・ソング(Percy's Song)』です。 この曲はボブ・ディランの1963年のアルバム『時代は変わる(Time They Are A-Changin')』のアウトテイクで、世に出されたのは1985年のコンピレーション『バイオグラフ(Biograph)』に…

『レディ・フォー・ラヴ(Ready For Love)』Mottとバドカン

今日の「聴き比べ」は『レディ・フォー・ラヴ(Ready For Love)』です。 この曲はモット・ザ・フープル(Mott The Hoople)が1972年にリリースしたアルバム『すべての若き野郎ども(All the Young Dudes)』に収録された曲です。 このアルバムはデヴィッド・…

『昭和ブルース』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『昭和ブルース』です。 この曲は、テレビドラマ『非情のライセンス』で主演の天知茂が歌ったことで有名になりましたが、元を辿ればザ・ブルーベル・シンガーズが歌った曲でした。 元々この曲は確か1969年の映画『若者はゆく‐続・若…

『ザ・ハンター(The Hunter)』A.キングとフリー

今日の「聴き比べ」は昨日のアルバート・キング(Albert King)のアルバム『Born Under A Bad Sign』の中に含まれていた曲をもう1曲紹介します。『ザ・ハンター(The Hunter)』という曲です。 この曲はブッカー・T&ザ・MG’S(Booker T & The MG's)のメンバ…

『Born Under A Bad Sign』A.キングとクリーム

今日の「聴き比べ」はブルースの名曲『Born Under A Bad Sign』です。 この曲はブッカー・T&ザ・MG’Sのブッカー・T・ジョーンズとウィリアム・ベルが書いた曲で、最初にレコーディングしたのがアルバート・キング(Albert King)でした。1967年のこ…

聴き比べ『灰色の瞳』

今日の「聴き比べ」は『灰色の瞳』です。 昨日の『黒の舟歌』で思い出しました。「和製ホセ・フェリシアーノ」の長谷川きよしと「お登紀さん」こと加藤登紀子のデュエットでヒットしました。 原曲はアルゼンチンのケーナ奏者、ウニャ・ラモス(Uña Ramos)が作…

『黒の舟歌』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『黒の舟歌』です。 元は作家の野坂昭如が歌った歌でした。1971年に『マリリン・モンロー・ノー・リターン』のB面として発売されましたが、『黒の舟歌』の人気が高く、後にAB面逆にして再発されました。 野坂昭如はメディアへの出…

ボブ・ディランの『時代は変わる(The Times They Are a-Changin')』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『時代は変わる(The Times They Are a-Changin')』です。 この曲はボブ・ディランの1964年の3枚目のアルバム『時代は変わる(The Times They Are a-Changin')』のタイトルにもなった曲です。 完全なメッセージ・ソングです。「親た…

ボブ・ディランの『はげしい雨が降る(A Hard Rain's a-Gonna Fall)』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)の『はげしい雨が降る(A Hard Rain's a-Gonna Fall)』です。 この曲は1963年の2枚目のアルバム『フリー・ホイリーン(The Freewheelin' Bob Dylan)』に収録された曲です。 例によって如何様にも解釈できる…

ボブ・ディランから岡林信康まで『女の如く(Just Like A Woman)』

今日の「聴き比べ」は『女の如く(Just Like A Woman)』です。 この曲はボブ・ディラン(Bob Dylan)の1966年の7枚目のアルバム『ブロンド・オン・ブロンド(Blonde on Blonde)』に収録されました。 Just Like A Woman by Bob Dylan Nobody feels any pain …

棺に入れる1枚は?

先日、伯父が亡くなりました。享年100歳、満99歳。あと半年で満100歳でしたが、眠るように亡くなり大往生でした。伯父は医師で85歳まで公立病院の院長を務めました。多彩な趣味を持ち、クラシック音楽や文学などにも深い造詣を持っていました。よ…

『可愛い花』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『可愛い花』です。 この曲は日本では1959年のザ・ピーナッツのデビュー曲として知られています。 原曲はアメリカのアメリカのジャズ・ミュージシャン、シドニー・ベシェ(Sidney Bechet)がフランスに移った時に作曲・録音した曲です…

『ウナ・セラ・ディ東京』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『ウナ・セラ・ラディ東京』です。 この曲はザ・ピーナッツの曲で知られていますが、その経緯を調べると面白いことが分かりました。 元々は1963年にザ・ピーナッツが『東京たそがれ』というタイトルでリリースした曲だったのです。…

『Please Don't Leave Me』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」はジョン・サイクス(John Sykes)が1982年にシングルとして発表した『Please Don't Leave Me』です。 ジョン・サイクスがタイガース・オブ・パンタン(Tygers of Pan Tang)を脱退して、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のオーディショ…

『アイド・ラザー・ゴー・ブラインド(I'd Rather Go Blind)』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『アイド・ラザー・ゴー・ブラインド(I'd Rather Go Blind)』です。 この曲はエリントン・ジョーダンという人が刑務所内で作った曲ですが、それをエタ・ジェイムス(Eta James)が完成させ、レコーディングしました。「テル・ママ(Tell Ma…

忘れ得ぬ1枚『フリー(Free)/Heatrbreaker』

青春の苦い思い出話を一つ。全くの個人的な話ですので、お忙しい方はどうぞ読み飛ばして下さい。 久しぶりに聴いたレコードからふと思い出した、昔懐かしい、お恥ずかしい、女々しいお話です。 大学に入学が決まり東京へ出て参りました。東京の生活にも少し…

遂に3周年です!!

今日、「はてなブログ」からメールが届きました。「ブログ開設して3年が経ちました」と。 2017年4月1日に始めたブログも今日でちょうど丸3年になりました。記事数も今日のこの記事で1132を数えました。1日1記事以上のペースで続けてきました。…