Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『レ・ミゼラブル』を観る

昨日のキネ旬シアターは『レ・ミゼラブル』でした。『レ・ミゼラブル』といっても、あのビクトル・ユゴーの小説を映画化したミュージカル映画ではなく、今年公開された、小説とは無関係な映画です。 監督:ラジ・リ 主演:ダミアン・ボナール、アレクシス・…

『イノセント・デイズ』を読む

早見和真という作家の小説『イノセント・デイズ』を読了しました。忘れないうちに書いておこうと思います。 この作家は初めてです。ミステリー本を検索していたら引っかかった本です。 イノセント・デイズ(新潮文庫) 作者:早見和真 新潮社 Amazon いわゆる…

ロシア民謡『山のロザリア』の聴き比べ

今日の聴き比べは『山のロザリア』です。 この曲は1961年に発表されたスリー・グレイセスの曲です。スリー・グレイセスは女性3人組のコーラス・グループです。私はその昔、紅白歌合戦で彼女たちを見た記憶が、うっすらとではありますが残っています。 …

聴き比べ『プリーズ・ミスター・ポストマン(Please Mr. Postman)』

今日の聴き比べは『プリーズ・ミスター・ポストマン(Please Mr. Postman)』です。 1961年のマーヴェレッツ(The Marvelettes)のデビュー曲にしてビルボード1位になった大ヒット曲です。 マーヴェレッツは黒人女性4人組のコーラス・グループです。所属は…

『デイドリーム(Daydream Believer)』モンキーズとタイマーズ

今日の聴き比べは『デイドリーム(Daydream Believer)』です。 今では完全に懐メロになってしまいましたが、モンキーズ(The Monkees)の1967年のヒット曲です。アルバムは翌年の『The Birds, The Bees & The Monkees』に収録されました。ビルボード1位に…

股関節痛で病院へ

1か月ほど前から右の股関節に違和感を覚え、歩くと少し痛みがありました。それが5日ほど前に親戚の法事に出席した日あたりから痛みが増し、歩くのが困難になりました。 今日は少し痛みが引いたので、病院に行ってきました。私の母親も晩年、股関節痛で苦し…

『砂にきえた涙』の聴き比べ

今日の聴き比べは『砂にきえた涙』です。 この曲は1964年に発売されたミーナ・マッツィーニ(Mina Mazzini、通称ミーナ)が歌ったが曲です。 ミーナはイタリアの歌手で本国ではトップスターでした。私生児を生んだり、配偶者との死別とか波乱に富んだ人生…

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』を観る

昨日のキネ旬シアターは『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』でした。 監督:レジス・ロワンサル 主演:ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、アレックス・ロウザー 製作:2019年 フランス・ベルギー 『ダヴィンチ・コード』でお馴染みのダ…

『愚者の毒』を読む

久しぶりの「読書」記事です。本は毎日読んでいるのですが、書くのを忘れて、そのうち内容も忘れて、結局書けないという悪循環です。 何気なく読んだ「殺人鬼フジコの衝動」以来、イヤミスに嵌って真梨幸子、沼田まほかる、湊かなえ、桜木柴乃、貫井徳郎、誉…

『ビー・マイ・ベイビー(Be My Baby)』の聴き比べ

今日の聴き比べは『ビー・マイ・ベイビー(Be My Baby)』です。 1963年、3人組女性グループ、ザ・ロネッツ(The Ronettes)によって大ヒットした彼女たちの代表曲です。プロデュースは以前にも紹介した奇人フィル・スペクター(Phil Spector)です。彼の構築…

『While My Guiter Gently Weeps』の聴き比べ

今日の聴き比べは『While My Guiter Gently Weeps』です。 もちろんビートルズ(The Beatles)の楽曲です。1968年のレコード2枚組アルバム『ザ・ビートルズ(The Beatles)』(通称『ホワイト・アルバム』)に収録されたジョージ・ハリソン(George Harrison…

『マイ・スウィート・ロード(My Sweet Lord)』の聴き比べ

今日の聴き比べは『マイ・スウィート・ロード(My Sweet Lord)』です。 この曲はご存じジョージ・ハリソン(George Harrison)の曲ですが、元々はジョージがビリー・プレストン(Billy Preston)に提供した楽曲でした。ビリー・プレストンはビートルズのアップル…

『孤独の世界(From A Distance)』の聴き比べ

今日の聴き比べは『孤独の世界(From A Distance)』です。 この曲はP.F.スローン(P.F.Sloan)が1966年に発表した曲です。P.F.スローンと言えばその前年にバリー・マクガイア(Barry McGuire)が歌って大ヒットした『明日なき世界(Eve of Destruction)』の作…

『幸福の朝(Early in the Morning)』の聴き比べ

今日の聴き比べは『幸福の朝(Early in the Morning)』です。 この曲は1969年のイギリスのバンドヴァニティー・フェア(Vanity Fare)の最大のヒットなった曲です。ヴァニティー・フェアは1966年の結成のポップ・ロックバンドです。なかなかヒットに恵…

映画『娘は戦場で生まれた』を観る

昨日のキネ旬シアターは『娘は戦場で生まれた』でした。 監督:ワアド・アル=カデブ、エドワード・ワッツ 主演:ハムザ・アル=カデブ、サマ・アル=カデブ、ワアド・アル=カデブ 製作:2019年 イギリス、アメリカ、シリア シリアでジャーナリスト志望…

『霧のカレリア(Karelia)』の聴き比べ

今日の聴き比べは『霧のカレリア(Karelia)』です。1960年代のエレキブームの中アメリカのベンチャーズ(The Ventures)、イギリスのシャドウズ(The Shadows)と並んで世界の三大エレキバンドと並び称されたスウェーデンのザ・スプートニクス(The Spotnicks)…

聴き比べ『男が女を愛する時(When a Man Loves a Woman)』

今日の聴き比べは『男が女を愛する時(When a Man Loves a Woman)』です。 1966年、パーシー・スレッジ(Percy Sledge)のデビュー曲にして最大のヒットとなった曲です。パーシー・スレッジはその後も何曲かヒット曲を出しますが、この曲を超える売り上げは…

ジェーン・モンハイト(Jane Monheit)『Come Dream With Me』入手

ジェーン・モンハイト(Jane Monheit)の2001年のセカンドアルバム『Come Dream With Me』を入手しました。 ここのところ立て続けに買っています。 01. Over the Rainbow 02. Hit the Road to Dreamland 03. Spring Can Really Hand You Up the Most 04. W…

聴き比べ『I Put a Spell on You』

今日の聴き比べは『I Put a Spell on You』です。 何とも薄気味悪い男、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス(Screamin 'Jay' Hawkins)によって書かれ、1956年に自身のアルバム『At Home With Screamin' Jay Hawkins』で発表しました。 私などは当然その頃…

聴き比べ『プラウド・メアリ(Proud Mary)』

今日の聴き比べは『プラウド・メアリ(Proud Mary)』です。 この曲はクリーデンス・クリアーウォータ・リヴァイヴァル(Creedence Clearwater Revival, 略称CCR)の1969年のヒット曲です。CCRにとっても最初のビルボードトップテン入りした曲です。最高…

聴き比べ『雨を見たかい(Have You Ever Seen the Rain?)』

今日の聴き比べは『雨を見たかい(Have You Ever Seen the Rain?)』です。 ご存じクリーデンス・クリアーウォター・リヴァイヴァル(Creedence Clearwater Revival, 略称CCR)の1971年のヒット曲です。6枚目のアルバム『ペンデュラム(Pendulum)』に収めら…

手術後 2年9か月

早いもので「脊柱管狭窄症」と「すべり症」の手術をして2年と9か月が経ちました。 「闘病記」の記事を1年ちょっと書いていなかったのでちょっと書いておきます。 なぜかというと、いまだに左足の筋力が回復しません。10分ほど歩くと、左足の脱力感が出…

映画『彼らは生きていた』を観る

今日、本当に久しぶりに『キネマ旬報シアター』に行ってきました。 3月2日から休館。3月28日に一旦開館。4月9日より再び休館。そして6月5日にようやく開館となりました。最後に来館したのが2月26日でしたので、ほぼ3か月ぶりです。長かったです…

聴き比べ『ママに捧げる詩(Mother of Mine)』

今日の聴き比べは『ママに捧げる詩(Mother of Mine)』です。 この曲は1971年、当時12歳の少年、ニール・リード(Neil Reid)が歌って世界中でヒットした曲です。この12歳の少年の歌唱力に驚かされたものでした。日本でも大ヒットし、確かアルバムも出…

聴き比べ『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(You'd be so nice to come home to)』

今日の聴き比べはジャズのスタンダード・ナンバー『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(You'd be so nice to come home to)』です。 この曲はコール・ポーター(Cole Porter)の作詞・作曲です。1942年の映画『Something to shout abou…

聴き比べ 『バイバイ・ラブ(Bye Bye Love)』

今日の「聴き比べ」は『バイバイ・ラブ(Bye Bye Love)』です。 私などはサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)のバージョンが馴染み深いのですが、元はエヴァリー・ブラザーズ(Everly Brothers)です。1957年にビルボードの1位に輝いたヒット曲で…

聴き比べ S&Gとディラン『ボクサー(The Boxer)』

今日の「聴き比べ」は『ボクサー(The Boxer)』です。 以前に聴き比べしたサイモン&ガーファンクル(Simon &Garfunkel)の『明日に架ける橋』と同じアルバム『明日に架ける橋(Bridge over Troubled Water)』に収録されていた曲です。シングル発売はその前年の…

聴き比べ S&Gとレモンヘッズ『ミセス・ロビンソン(Mrs.Robinson)』

今日の「聴き比べ」はまたしてもサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)です。 昨日の「サウンド・オブ・サイレンス」と同じく、1967年のアメリカ映画『卒業』の挿入歌になった『ミセス・ロビンソン(Mrs.Robinson)』です。アメリカン・ニューシネ…

聴き比べ 『サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)』

今日の「聴き比べ」は『サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)』です。 言わずと知れたサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)の大出世作と言ってもいいでしょう。映画『卒業』にも挿入歌として使われ大ヒットしました。 元々は彼らの19…

聴き比べ 井上陽水の『傘がない』

今日の「聴き比べ」は井上陽水の『傘がない』です。 『心もよう』の時にも書きましたが、陽水をまともに聴いた最初に曲だと思います。 1972年のアルバム『断絶』に収録されていました。当時はまだ高校生も学生運動に興味津々でしたので、この『傘がない…