Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

この人の、この1枚 『ビリー・ジョエル(Billy Joel)/ストレンジャー(The Stranger)』

今日の「この人の、この1枚」はビリー・ジョエル(Billy Joel)の『ストレンジャー(The Stranger)』です。 今更ビリー・ジョエルについても、『ストレンジャー』についても書く必要ないくらい、有名な歌手であり、作曲家であり、ピアニストであり、アルバムで…

映画『ひまわり』を観る

昨日のキネ旬シアターは『ひまわり』でした。 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ 主演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ 音楽:ヘンリー・マンシーニ 製作:1970年 イタリア・フランス・ソ連 もう、ビデオを含めると何度見たかわかりませ…

この人の、この1枚 『ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley & The Wailers )/ライブ!(Live !)』

今日の「この人の、この1枚」はボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley & The Wailers )の『ライブ!(Live !)』です。 レゲエ・ミュージックなるものが広く日本に知れ渡るようになったきっかけは、おそらくエリック・クラプトン(Eric Clapton)が発表し…

映画『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』を観る

昨日のキネ旬シアターは『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』でした。 監督:豊島圭介 主演:三島由紀夫、芥正彦、木村修、橋爪大三郎 製作:2020年 日本 1969年5月13日、東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた三島由紀夫と東大全…

この人の、この1枚『ビッグ・カントリー(Big Country)/インナ・ビッグ・カントリー(The Crossing)』

今日の「この人の、この1枚」はビッグ・カントリー(Big Country)のデビューアルバム『インナ・ビッグ・カントリー(The Crossing)』です。 1981年にスコットランドで結成されたビッグ・カントリーはパンク・バンドのスキッズ(Skids)を脱退したスチュアー…

訃報 ピーター・グリーン(Peter Green)、逝く!

今朝、パソコンを開いたらとんでもないニュースが飛び込んできました。7月25日、ピーター・グリーン(Peter Green)が亡くなったというのです。73歳でした。安らかな最期だったようです。白人ブルース・ギタリストの最高峰でした。 ピーター・グリーンと…

この人の、この1枚 『ビー・バップ・デラックス(Be-Bop Deluxe)/ライブの美学(Live in the Air Age)』

今日の「この人の、この1枚」はビー・バップ・デラックス(Be-Bop Deluxe)の『ライブの美学(Live in the Air Age)』です。 ビー・バップ・デラックスなどと言っても、今では覚えている人も少ないのではないでしょうか。1974年にデビューして78年には解…

フォークルとカメ&アンコー『水虫の唄』

今日の「聴き比べ」は『水虫の唄』です。 この曲はザ・フォーク・クルセダーズが『ザ・ズートルビー』という名前で1968年に発表した曲です。 ズートルビーとは「種子島出身のビートルズのコピーバンド」という触れ込みでした。 この曲は有名なクラシック…

フォークルと高石『イムジン河』

今日の「聴き比べ」はかの有名な『イムジン河』です。 いろいろな人が歌っていますが、私にとっては当然60年代後半にザ・フォーク・クルセダーズが歌ったバージョンの印象が強すぎます。 この曲は彼らの「帰ってきたヨッパライ」に続くシングルとなるはず…

この人の、この1枚 『アラン・トゥーサン(Allen Toussaint)/サザン・ナイツ(Southern Nights)』

)今日の「この人の、この1枚」はアラン・トゥーサン(Allen Toussaint)の『サザン・ナイツ(Southern Nights』です。 アラン・トゥーサンは1938年、ニューオリンズ生まれのピアニストであり、ヴォーカリストであり、作曲家であり、プロデューサーであり、…

映画『Fukushima 50』を観る

昨日のキネ旬シアターは『Fukushima 50』でした。 監督:若松 節朗 原作:門田 隆将『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』 主演:佐藤 浩市、渡辺 謙 製作:2020年 松竹 2011年3月11日14時46分、東北地方を大きな揺れが襲いました。東北…

この人の、この1枚『アラン・プライス(Alan Price)/パフォーミング・プライス(Performing Price)』

今日の「この人の、この1枚」はアラン・プライス(Alan Price)の『パフォーミング・プライス(Performing Price)』です。 アラン・プライスはエリック・バードン(Eric Burdon)とともにジ・アニマルズ(The Animals)を結成した人物です。アラン・プライスのバン…

この人の、この1枚『アリス・クーパー(Alice Cooper)/スクールズ・アウト(School's Out)』

生前整理をしているといろいろなレコードが出てきます。 今日の「この人の、この1枚」はアリス・クーパー(Alice Cooper)の大ヒットアルバム『スクールズ・アウト(School's Out)』です。 このアルバムがリリースされた1972年はちょうどグラムロックと言…

この人の、この1枚 『アルビオン・バンド(The Albion Band)/Rise Up Like the Sun』

今日の「この人の、この1枚」はアルビオン・バンド(The Albion Band)の『Rise Up Like the Sun』です。 我が家のレコード棚とCD棚にはこのバンドのものが何枚か眠っています。最初にレコード盤を見つけたのは、確か1970年代の後半だったと思います。そ…

聴き比べ E.ビショップとロッド『愛に狂って(Fooled Around and Fell in Love)』

今日の「聴き比べ」はエルビン・ビショップ(Elvin Bishop)の『愛に狂って(Fooled Around and Fell in Love)』です。 エルヴィン・ビショップの数少ないシングルヒットではないでしょうか。1975年に全米第3位に輝いた曲です。 エルヴィン・ビショップに…

この人の、この1枚 『エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)/僕はいつもギター少年(Twang Bar King)』

今日の「この人の、この1枚」はエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)の『僕はいつもギター少年(Twang Bar King)』です。 私がエイドリアン・ブリューの名前を初めて知ったのは、敬愛するフランク・ザッパ(Frank Zappa)大先生の1979年の2枚組アルバム『…

この人の、この1枚『38 Special/Tour de Force』

今日の「この人の、この1枚」は38 Specialの『Tour de Force』です。 38specialはレーナード・スキナード(LYnyrd Skynyrd)のヴォーカリスト、ロニー・ヴァン・ザント(Ronnie Van Zant)の実弟であるドニー・ヴァン・ザント(Donnie Van Zant,vo,g)が中心になっ…

映画『ジュディ 虹の彼方に』を観る

昨日のキネ旬シアターは『ジュディ 虹の彼方に』でした。 原作:ピーター・キルター『エンド・オブ・ザ・レインボー』 監督:ルパート・ゴールド 主演:レネー・ゼルウィガー 製作:2019年 イギリス・アメリカ 2020年 日本公開 ミュージカル映画『オ…

聴き比べ アレサとブリトーズ『恋のおしえ(Do Right Woman, Do Right Man)』

今日のアレサ・フランクリン(Aletha Franklin)の『恋のおしえ(Do Right Woman, Do Right Man)』です。 生前整理で出てて来たアレサ・フランクリンのレコードの中で、1967年、アトランティック移籍第1弾のアルバム『貴方だけを愛して(I Never Loved a Ma…

聴き比べ ザ・バンドとアレサ『ウェイト(The Weight)』

今日の「聴き比べ」は1968年のザ・バンド(The Band)のヒット曲『ウェイト(The Weight)』です。 映画『イージーライダー』の挿入曲にも選ばれました。ザ・バンドのファースト・アルバム『Music From Big Pink』に収録されました。私の愛聴盤です。よく口…

この人の、この1枚『10㏄/How dare you ?』

久しぶりに『この人の、この1枚』シリーズです。 新型コロナウィルスのせいで家にいる時間が多くなり、先日書いたように生前整理の一環でレコード・CD整理を始めました。すると今まで記事に書いてこなかったアーティストがまだまだいることが判明しました…

聴き比べ ビートルズとアレサ『レット・イット・ビー』と『エリナ・リグビー』

今日の聴き比べは2曲です。ビートルズ(The Beatles)とアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)による『レット・イット・ビー(Let It Be)』と『エリナ・リグビー(Eleanor Rigby)』です。 実は先日もお伝えした「生前整理」の一環でレコード棚を整理していると…

訃報 C.ダニエルズ & ロッド・スチュワート(Rod Stewart)『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック Vol.Ⅲ』入手

3日連続の訃報です。チャーリー・ダニエルズが亡くなりました。83歳でした。 チャーリー・ダニエルズ・バンドのリーダーとしても、また多くのアーティストのアルバムのセッション・マンとしても活躍しました。また一人、ロック界の大物が逝ってしまいまし…

訃報 安田裕美 & 映画『1917 命をかけた伝令』を観る

またしても驚きの訃報が飛び込んできました。ギタリストの安田裕美さんです。72歳でした。山崎ハコちゃんのご主人です。今年の1月に2人のライヴを観たばかりでした。ショックです。その時も病気をされたとのことで痩せて見えたので心配していましたが、…

訃報 モリコーネ & ロッド・スチュワート(Rod Stewart)『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック Vol.Ⅱ』入手

昨晩、突然の訃報が舞い込みました。映画音楽の巨人、エンニオ・モリコーネが亡くなりました。91歳でした。 私のように古い映画ファンは懐かしい『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』など一連のマカロニ・ウェスタンのテーマ曲、さらにチャールズ・ブロン…

聴き比べ『ラストダンスは私に(Save the Last Dance for Me)』

今日の聴き比べは『ラストダンスは私に(Save the Last Dance for Me)』です。 この曲は1960年のザ・ドリフターズ(The Drifters)の大ヒット曲です。 ドリフターズはアメリカの黒人コーラス・グループです。「スタンド・バイ・ミー」の大ヒットでも知られ…

ロッド・スチュワート(Rod Stewart)『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』入手

ロッド・スチュワート(Rod Stewart)のスタンダード・カバー集『ザ・グレイト・アメリカン・ソング(Great American Songbook: It Had to Be You)』を入手しました。 これは先日紹介した、ロッドの『グレイト・ロック・クラシック』が気に入ったので、その前に…

ソフィー・ミルマン(Sophie Milman)『Make Someone Happy』入手

ソフィー・ミルマン(Sophie Milman)の2007年のセカンドアルバム『Make Someone Happy』を入手しました。 ファーストアルバムは何年か前に購入していたので久しぶりのご対面になります。 ソフィーは1983年にロシアのウラル地方で生まれました。幼いこ…

映画『パラサイト 半地下の家族』を観る

昨日のキネ旬シアターは『パラサイト 半地下の家族』でした。 監督:ポン・ジュノ 主演:ソン・ガンホ、イ・ソンギョン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク 製作:2019年 韓国 韓国初のカンヌ映画祭・パルム・ドール賞受賞作品。アカデミー賞作品賞をはじめ…

聴き比べ『バス・ストップ(Bus Stop)』

今日の聴き比べは『バス・ストップ(Bus Stop)』です。 この曲はご存じの通り1966年のホリーズ(The Hollies)の大ヒット曲です。曲を作ったのは後に10ccを結成するグレアム・グールドマン(Graham Gouldman)です。 ホリーズはアラン・クラーク(Allan Cl…