Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

この人の、この1枚 『Chicago/The Blues/Today! 』

今日の「この人の、この1枚」は『Chicago/The Blues/Today! 』です。 シカゴ・ブルースのコンピレーション・アルバムです。ヴァンガード・レコードから1966年にVol.1~Vol.3まで発売されました。日本では1969年に発売されているようです。学生時代に…

聴き比べ ビージーズの『若葉のころ(First of May)』

今日の「聴き比べ」はビージーズ(Bee Gees)の『若葉のころ(First of May)』です。 この曲は1969年の彼らのシングルヒットです。後に1971年、日本でも大ヒットした映画『小さな恋のメロディ』のサントラ盤にも収録されました。この映画の主題歌『メロ…

アカデミー賞だ! 映画『ドライブ・マイ・カー』を観る 

昨日のキネ旬シアターは『ドライブ・マイ・カー』でした。 原作:村上春樹 監督:濱口竜介 脚本:濱口竜介、大江崇允 出演:西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、岡田将生 製作:2021年 日本 今年度、海外・国内の映画賞を独占した話題の映画です。監督も今…

聴き比べ ビージーズの『マサチューセッツ(Massachusetts) 』

今日の「聴き比べ」はビージーズ(Bee Gees)の『マサチューセッツ(Massachusetts) 』です。 この曲も大ヒットしました。先日の『サムバディ・ラヴ』に続いてのヒットとなりました。同じ年の1967年です。 イギリスでも日本でもオーストラリア、その他多く…

聴き比べ ビージーズの『ラヴ・サムバディ(To Love Somebody)』

今日の「聴き比べ」はビージーズ(Bee Gees)の『ラヴ・サムバディ(To Love Somebody)』です。 ビージーズは元はイギリス出身のポップ・ロック・グループです。 バリー、ロビン、モーリスのギブ3兄弟です。バリーとロビンは双子です。 一家はオーストラリアに…

映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』を観る

先日のキネ旬シアターは『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でした。 監督:ジェーン・カンピオン 出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ジェシー・プレモンス、キルスティン・ダンスト、コディ・スミット=マクフィー 製作:2021年 ニュージーランド・オース…

聴き比べ ディランの『いつまでも若く(Forever Young)』

今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)の『いつまでも若く(Forever Young)』です。 1974年、ボブ・ディランが久しぶりにザ・バンド(The Band)とタッグを組んで発表したアルバム『Planet Waves』に収録された曲です。レコード会社もコロムビアか…

この人の、この1枚『ギター・スリム(Guitar Slim)/The Things That I Used To Do』

今日の「この人の、この1枚」はギター・スリム(Guitar Slim)の『The Things That I Used To Do』です。 ギター・スリム、本名エディー・リー・ジョーンズ。1926年、ミシシッピ州グリーンウッドの生まれ。5歳の時に母親が死去、祖母に育てられます。少…

聴き比べ ディランとバンド『怒りの涙(Tears of Rage)』

今日の「聴き比べ」は『怒りの涙(Tears of Rage)』です。 この曲は先日も紹介した、ボブ・ディラン(Bob Dylan)がバイク事故で引きこもったウッドストック近郊の家、「ビッグ・ピンク」でのザ・ホークス(The Hawks)(後のザ・バンド(The Band))とのセッション…

この人の、この1枚『マディ・ウォーターズ(Muddy Waters)/The London Muddy Waters Sessions』

今日の「この人の、この1枚」はマディ・ウォーターズ(Muddy Waters)の『The London Muddy Waters Sessions』です。 マディ・ウォーターズについては以前にも紹介しましたが、今日はマディが白人のロッカーとセッションを行ったアルバムを紹介します。 19…

聴き比べ ディランの『どこにも行けない(You Ain't Going Nowhere)』

今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)の『どこにも行けない(You Ain't Going Nowhere)』です。 先日の『地下室(The Basement Tapes)』からの曲です。と言っても、この曲はこのアルバムが発表される前に1971年のベストアルバム『Bob Dylan's Gr…

映画『ヴォイス・オブ・ラブ』を観る

先日のキネ旬シアターは『ヴォイス・オブ・ラブ』でした。 監督・脚本・主演:バレリー・ルメルシエ 製作:2020年 フランス・カナダ 2021年 日本公開 歌手セリーヌ・ディオンの半生を描いた音楽映画です。バレリー・ルメルシエが脚本から監督・主演…

映画『禁じられた遊び』を観る

先日のキネ旬シアターは『禁じられた遊び』でした。 原作: フランソワ・ボワイエ 監督:ルネ・クレマン 音楽: ナルシソ・イエペス 出演:ブリジット・フォッセー、 ジョルジュ・プージュリー 製作:1952年 フランス いったい何年ぶりでしょうか、この…

聴き比べ ディランとバンド『火の車(This Wheel’s on Fire)』

今日の「聴き比べ」は『火の車(This Wheel’s on Fire)』です。 1966年ボブ・ディラン(Bob Dylan)がオートバイ事故を起こしたことによって、ディランと当時バックバンドを務めていたザ・ホークス(後のザ・バンド)のメンバーは休養を余儀なくされました…

この人の、この1枚『ジュニア・ウェルズ(Junior Wwlls)/Southside Blues Jam』

今日の「この人の、この1枚」はジュニア・ウェルズ(Junior Wwlls)の『Southside Blues Jam』です。 ジュニア・ウェルズは1943年、テネシー州メンフィス生まれのブルース・シンガー、ハーモニカ奏者です。今やスタンダードになっている「Messin'with the…

聴き比べ『故郷へかえりたい(Take Me Home, Country Roads)』

今日の「聴き比べ」はジョン・デンバー(John Denver)でヒットした『故郷へかえりたい(Take Me Home, Country Roads)』です。別名「カントリー・ロード」とも呼ばれていました。 彼の1971年のアルバム『Poems, Prayers & Promises』に収録されました。こ…

この人の、この1枚『ティーボーン・ウォーカー(T-Bone Walker)/I Get So Weary』

今日の「この人の、この1枚」は前回に引き続きティーボーン・ウォーカー(Boz Scaggs)で『I Get So Weary』です。 『モダン・ブルース・ギターの父』の評判があまりにも凄かったので、その第2弾としてインペリアル時代のコンピレーションも発売されました。…

聴き比べ ディランの『イフ・ナット・フォー・ユー (If Not for You)』

今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)の『イフ・ナット・フォー・ユー (If Not for You)』です。 世間で物議を醸した1969年のアルバム『ナッシュビル・スカイライン(Nashville Skyline)』に続き、その騒ぎも収まらないうちに、またもや世間を…

小池真理子の『沈黙のひと』を読む

久しぶりの読書記事です。小池真理子の『沈黙のひと』です。 小池真理子さんの作品を読むのも久しぶりでした。以前は『恋』や『欲望』、その他ミステリーやホラー小説まで片っ端から読んでいた時期もありました。年代も近いので小説に出てくる世相などにも共…

映画『偶然と想像』を観る

先日のキネ旬シアターは『偶然と想像』でした。 監督:濱口竜介 出演:古川琴音、渋川清彦、占部房子 製作:2021年 日本 監督の濱口竜介は『ドライブ・マイ・カー』で今年のゴールデン・グローブ賞を受賞し、さらにアカデミー賞の作品賞や監督賞など4部…

聴き比べ ディランの『レイ・レディ・レイ(Lay Lady Lay)』

今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)の『レイ・レディ・レイ(Lay Lady Lay)』です。 ボブ・ディランの「聴き比べ」、一体何曲になったでしょう。凝りません。 この曲はボブ・ディランが1969年にリリースした通算9枚目のアルバム『ナッシュヴ…

この人の、この1枚『ティーボーン・ウォーカー(T-Bone Walker)/モダン・ブルース・ギターの父』

今日の「この人の、この1枚」はティーボーン・ウォーカー(T-Bone Walker)の『モダン・ブルース・ギターの父』です。 あのB.B.キングが大先生と慕って止まないブルース・ギタリスト、それがティーボーン・ウォーカー(T-Bone Walker)です。 今、現在のブルー…

聴き比べ ヤングブラッズの『ダークネス、ダークネス(Darkness,Darkness)』

今日の「聴き比べ」はヤングブラッズ(The Youngbloods)の『ダークネス、ダークネス(Darkness,Darkness)』です。 この曲は1969年、ヤングブラッズの3枚目のアルバム『Elephant Mountain』に収録されました。作者はリーダーのジェシ・コリン・ヤング(Jess…

この人の、この1枚『フレディ・キング(Freddie King)/Woman Across The River』

今日の「この人の、この1枚」はフレディ・キング(Freddie King)の『Woman Across The River』です。 B.B.キング、アルバート・キングと来たらフレディ・キングを書かないわけにはいきません。何しろ3大キングの一人ですから。 フレディ・キング、193…

聴き比べ オリジナル・キャストの『天使の兵隊(One Tin Soldier)』

今日の「聴き比べ」は『天使の兵隊(One Tin Soldier)』です。 この曲は1969年カナダのグループ、オリジナル・キャスト(The Original Caste)がレコーディングしてアメリカやカナダでヒットしました。その後、オリジナル・キャストが日本でも人気になると…

聴き比べ トラフィックの『スマイリング・フェイセズ(Smiling Phases)』

今日の「聴き比べ」はトラフィック(Traffic)の『スマイリング・フェイセズ(Smiling Phases)』です。 lynyrdburitto.hatenablog.com この曲はトラフィックの1967年にリリースされた2枚目のシングル『Hole in My Shoe』のB面に収められた曲です。 アルバ…

映画『再会の奈良』を観る

先日のキネ旬シアターは『再会の奈良』でした。 監督:ポンフェイ エグゼクティブ・プロデューサー:河瀨直美、ジャン・ジャンク― 音楽:鈴木慶一 挿入歌:『再見、我的愛人(グッバイ・マイ・ラブ)/テレサ・テン』 出演:國村隼、ウー・イエンシュー、イン…

聴き比べ 『59番街橋の歌 (The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy))』

今日の「聴き比べ」はサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)の『59番街橋の歌 (The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy))』です。 この曲はサイモン&ガーファンクルの1966年発売の3枚目のアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド…

この人の、この1枚『アルバート・キング(Albert KIng) & オーティス・ラッシュ(Otis Rush)/Door To Door』

今日の「この人の、この1枚」は1969年リリースのアルバート・キング(Albert KIng)と オーティス・ラッシュ(Otis Rush)のカップリング・アルバム『Door To Door』です。 オーティス・ラッシュについては以前書いていますので、今日はアルバート・キングの…

聴き比べ 『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(Lucy in the Sky with Diamonds)』

今日の「聴き比べ」はビートルズ(The Beatles)の『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(Lucy in the Sky with Diamonds)』です。 止めたはずのビートルズですがまたまた出てきてしまいました。 この曲は1967年のサイケの臭いプンプンの名…