Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2022-01-01から1年間の記事一覧

聴き比べ 『ゴーイング・バック(Goin' Back)』

今日の「聴き比べ」は『ゴーイング・バック(Goin' Back)』です。 私がこの曲を知ったのはバーズ(The Byrds)の1967年の5枚目のアルバム『名うてのバード兄弟(The Notorious Byrd Brothers)』ででした、 ところが、この曲を作ったのはジェリー・ゴフィン(…

聴き比べ バーズ(The Byrds)の『ロックン・ロール・スター(So You Want to Be a Rock 'n' Roll Star)』

今日の「聴き比べ」はバーズ(The Byrds)の『ロックン・ロール・スター(So You Want to Be a Rock 'n' Roll Star)』です。 引き続きバーズです。 この曲は1967年の4枚目のアルバム『昨日よりも若く(Younger Than Yesterday)』に収録されヒットした曲です…

聴き比べ バーズ(The Byrds)の『ミスター・スペイスマン(Mr. Spaceman)』

今日の「聴き比べ」はバーズ(The Byrds)の『ミスター・スペイスマン(Mr. Spaceman)』です。 引き続きバーズです。 この曲も1966年のアルバム『霧の5次元(Fifth Dimension)』からのシングル・ヒットです。 曲調はサイケデリックですがカントリーっぽさが…

聴き比べ バーズ(The Byrds)の『霧の8マイル(Eight Miles High)』

今日の「聴き比べ」はバーズ(The Byrds)の『霧の8マイル(Eight Miles High)』です。 久しぶりにバーズの「聴き比べ」です。これまでにもたくさん聴き比べましたが、彼らの代表曲をうっかり忘れていました。 まずは1966年の3枚目のアルバム『霧の5次元…

聴き比べ 『シャレード(Charade)』

今日の「聴き比べ」は『シャレード(Charade)』です。 1963年のアメリカ映画の主題歌です。この映画はケーリー・グラント(Cary Grant)とオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)主演のサスペンス映画です。 随分昔に観た映画で内容はよく憶えていません。…

トラフィック(Traffic)の『Live In London 1970』入手

トラフィック(Traffic)の『Live In London 1970』を入手しました。 トラフィックのまとめ買い、3枚目は1970年4月30日のロンドン公演の模様をラジオ放送用に録音した、オリジナル・テ―プです。1970年と言えばあの傑作アルバム『John Barleycorn M…

トラフィック(Traffic)の『Live Fantasy 1967』入手

トラフィック(Traffic)の『Live Fantasy 1967』を入手しました。 トラフィックのまとめ買い第2弾、『Live Fantasy 1967』です。 これは1967年のストックホルムでのライヴとBBCのライヴです。ここまで書くと、あれっと思われた方もいると思います。そ…

トラフィック(Traffic)の『Transmission Impossible』入手

トラフィック(Traffic)の『Transmission Impossible』を入手しました。 トラフィックの往年のライヴがここ数年何枚も発売されています。ほとんどアンオフィシャル、ブートレグですが、トラフィックの大ファンを自称している身としては買わざるを得ません。 l…

映画『気狂いピエロ』を観る ー キネ旬シアター

先日のキネ旬シアターは『気狂いピエロ』でした。 監督:ジャン=リュック・ゴダール 出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ 製作:1965年 フランス・イタリア 1967年 日本公開 先日亡くなったジャン=リュック・ゴダールを追悼して彼…

聴き比べ 『悲惨な戦争(Cruel War)』

今日の「聴き比べ」は『悲惨な戦争(Cruel War)』です。 先日、朝日新聞の「天声人語」でウクライナ戦争に関してピート・シーガーの『腰まで泥まみれ』という曲が紹介されました。するとその日、我がブログの中でこの曲を取り上げた記事のアクセス数がトップ…

ゴットハード(Gotthard)の『#13』入手

ゴットハード(Gotthard)の『#13』を入手しました。 スイスの英雄、ゴットハードの2020年にリリースされた13枚目のスタジオ・アルバムです。今のところの最新盤です。 スティーヴ・リー(Steve Lee)が悲運の死を遂げてから10年。後任として加入したニ…

聴き比べ ジャクソン5(The Jackson 5)の『アイル・ビー・ゼア(I'll Be There)』

今日の「聴き比べ」はジャクソン5(The Jackson 5)の『アイル・ビー・ゼア(I'll Be There)』です。 ジャクソン5はたぶん初登場です。この曲は彼らにしては珍しくバラード調の楽曲です。1970年の大ヒット曲です。この曲を聴くと高校生時代がよみがえりま…

この人の、この1枚 タジ・マハール(Taj Mahal)の『The Real Thing』

今日の「この人の、この1枚」はタジ・マハール(Taj Mahal)の『The Real Thing』です。 タジ・マハールは黒人ブルースマンとしては珍しくニューヨーク・シティ生まれです。黒人ブルースマンというとシカゴやミシシッピ、テキサスなどの出身が多いのですが、…

映画『ベイビー・ブローカー』を観る ー キネ旬シアター

先日のキネ旬シアターは『ベイビー・ブローカー』でした。 監督・脚本:是枝裕和 出演:ソン・ガンホ、カン・ドンファン、ぺ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨン 製作:2022年 韓国 是枝裕和監督が韓国でメガホンをとった、赤ちゃんポストにまつわるドラ…

この人の、この1枚 バディ・ホリーの『Legend』

今日の「この人の、この1枚」はバディ・ホリー(Buddy Holly)の『Legend』です。 バディ・ホリーが生きていたらロックの歴史は大きく変わったろう、とまで言わせた男ですが、メジャーでの活動期間は僅かに4年足らずでした。その間、オリジナルアルバムは3…

この人の、この1枚 ファッツ・ドミノの『Rockin' 50'』

きょうの「この人の、この1枚」はファッツ・ドミノ(Fats Domino)の『Rockin' 50'』です。 このレコードはアメリカで1959年に『Fats Domino Swings』として発売されたLPを当時の東芝音楽工業が「ORIGINAL ROCKN' ROLL SERIES」のとして1972年にタイ…

ゴダール 逝く!!

昨夜、ニュースでジャン=リュック・ゴダールの死が報じられました。91歳でした。どうやら安楽死だったようです。 ゴダールといえばご承知の通りフランス・ヌーベルバーグ(新しい波)の旗手と言われた映画監督です。1959年に上映された『勝手にしやが…

手術後5年の定期検診

昨日、『腰部脊柱菅狭窄症』並びに『すべり症』の手術後5年目の定期検診に行ってきました。これが最後の定期検診になる予定だったのですが・・・。 あっという間の5年間でした。術後の経過も途中までは『闘病記』として割とマメにブログに書いていたのです…

この人の、この1枚 リトル・リチャード(Little Richard)の『Here's Little Richard』

今日の「この人の、この1枚」はリトル・リチャード(Little Richard)の『Here's Little Richard』です。 チャック・ベリー(Chuck Berry)、ファッツ・ドミノ(Fats Domino)と並んでロックンロールの3巨人と呼ばれたリトル・リチャードです。先日観た映画『エ…

映画『PLAN 75』を観る ーキネ旬シアター

先日のキネ旬シアターは『PLAN 75』でした。 監督:早川千絵 出演:倍賞千恵子、磯村優斗、ステファニー・アリアン 製作:2022年 日本、フランス、フィリピン、カタール 75歳以上の高齢者が国の制度上自ら死を選ぶことができるという近未来ドラマです…

映画『破壊』を観る ーキネ旬シアター

先日のキネ旬シアターは『破壊』でした。 原作:島崎藤村 監督:前田和男 出演:間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬 製作:2022年 日本 ちょうど60年前に市川崑監督が映画化した島崎藤村の小説『破壊』を再び映画化した作品です。1948年には木下恵介…

映画『エルヴィス』を観る ーキネ旬シアター

先日のキネ旬シアターは『エルヴィス』でした。 監督:バズ・ラーマン 主演:オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング 製作:2022年 アメリカ合衆国 「キング・オブ・ロックンロール」ことエルヴィス・プレスリーの生涯を描いた伝…

映画『シン・ウルトラマン』を観る ー キネ旬シアター

こんにちわ。引退宣言したのにもう投稿です。なんか生活の一部になってしまってたみたいです。5年間毎日やってきたことが、突然なくなるということは実に不思議な感覚です。 さて、先日のキネ旬シアターは『シン・ウルトラマン』でした。 監督:樋口真嗣 脚…

遂に2000記事達成!! 感謝、感謝!! そして引退!?

?? 本日のこの記事で遂に2000記事を達成しました。今年年初の目標だった2000記事に遂に到達しました。野球でいえば2000本安打、名球会入りです(それほどのことではありません)。 これもひとえにこのブログを読んで下さった方々、読者登録の…

この人の、この1枚 チャック・ベリー(Chuck Berry)の『From The Beginning 1995-1960』

今日の「この人の、この1枚」はチャック・ベリー(Chuck Berry)の『From The Beginning 1995-1960』です。 チャック・ベリーはロックを聴く人なら誰でも知っている、「ロックンロールの父」と呼ばれた男です。リトル・リチャード、ファッツ・ドミノと並んで…

この人の、この1枚『ソロモン・バーク(Solomon Burke)/ベスト・オブ(The Best of Solomon Burke)』

今日の「この人の、この1枚」はソロモン・バーク(Solomon Burke)の『ベスト・オブ(The Best of Solomon Burke)』です。 1960年代のソウル・シンガーの第一人者、ソロモン・バークです。 1940年、ペンシルベニア州フィラデルフィアの生まれです。但…

この人の、この1枚 『オーティス・レディング(Otis Redding)/オーティス・レディングの軌跡(Ten Years Gone)』

今日の「この人の、この1枚」は『オーティス・レディング(Otis Redding)/オーティス・レディングの軌跡(Ten Years Gone)』です。 1967年12月10日、オーティス・レディングが飛行機事故により僅か26歳の若さでこの世を去りました。 その10年後、…

聴き比べ エディ・コクランの『カモン・エヴリバディ(C'mon Everybody)』

今日の「聴き比べ」はエディ・コクラン(Eddie Cochran)の『カモン・エヴリバディ(C'mon Everybody)』です。 エディ・コクランについては以前にも『サマータイム・ブルース(Summertime Blues)』で聴き比べました。 lynyrdburitto.hatenablog.com この曲は19…

この人の、この1枚『サム&デイヴ(Sam & Dave)/ベスト・オブ(The Best of Sam & Dave)』

今日の「この人の、この1枚」はサム&デイヴ(Sam & Dave)の『ベスト・オブ(The Best of Sam & Dave)』です。 アメリカ最高峰のソウル・デュオ、サム&デイヴです。 テナーは"サム”サミュエル・デヴィッド・ムーア(Samuel David Moore)、バリトンは”デイブ”…

聴き比べ バディ・ホリーの『イッツ・ソー・イージー(It's So Easy !)』

今日の「聴き比べ」はバディ・ホリー(Buddy Holly)の『イッツ・ソー・イージー(It's So Easy !)』です。 1958年、クリケッツ(The Crickets)名義としては最後のシングル盤となった曲です。バディ・ホリーとノーマン・ぺティ(Norman Petty)による曲です。…