Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

SSW

ボブ・ディランの『時代は変わる(The Times They Are a-Changin')』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」は『時代は変わる(The Times They Are a-Changin')』です。 この曲はボブ・ディランの1964年の3枚目のアルバム『時代は変わる(The Times They Are a-Changin')』のタイトルにもなった曲です。 完全なメッセージ・ソングです。「親た…

ボブ・ディランの『はげしい雨が降る(A Hard Rain's a-Gonna Fall)』の聴き比べ

今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)の『はげしい雨が降る(A Hard Rain's a-Gonna Fall)』です。 この曲は1963年の2枚目のアルバム『フリー・ホイリーン(The Freewheelin' Bob Dylan)』に収録された曲です。 例によって如何様にも解釈できる…

ボブ・ディランから岡林信康まで『女の如く(Just Like A Woman)』

今日の「聴き比べ」は『女の如く(Just Like A Woman)』です。 この曲はボブ・ディラン(Bob Dylan)の1966年の7枚目のアルバム『ブロンド・オン・ブロンド(Blonde on Blonde)』に収録されました。 Just Like A Woman by Bob Dylan Nobody feels any pain …

聴き比べ『セイル・アウェイ(Sail Away)』

今日の「聴き比べ」は『セイル・アウェイ(Sail Away)』です。 この曲は1972年のランディ・ニューマン(Randy Newman)のおそらく最高傑作と呼んでも不思議ではないアルバム『セイル・アウェイ(Sail Away)』の1曲目に収録された曲です。ランディの通算4枚…

聴き比べ ニールとTrio『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』

今日の「聴き比べ」は『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』です。 「テル・ミー・ホワイ」に続き、もう1曲ニール・ヤング(Neil Young)のアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』からお付き合いを願います…

聴き比べ ニールとMSC『テル・ミー・ホワイ(Tell Me Why)』

今日の「聴き比べ」は『テル・ミー・ホワイ(Tell Me Why)』です。 この曲はニール・ヤング(Neil Young)のアルバムの中でも特に好きなアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』のオープニングを飾る曲です。前作のエレクトリカルな…

聴き比べ ジョニ、CSN&Y、MSC『ウッドストック(Woodstock)』

今日の「聴き比べ」は『ウッドストック(Woodstock)』です。 この曲は1970年にジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)が当時の恋人、グラハム・ナッシュ(Graham Nash)に1969年の「ウッドストック・フェスティバル」に出演したときの話を基に作った曲です…

聴き比べ J.ブラウンとイーグルス『テイク・イット・イージー(Take It Easy)』

今日の「聴き比べ」は『テイク・イット・イージー(Take It Easy)』です。 この曲はイーグルス(Eagles)のデビュー曲であり、最初のヒット曲です。 作ったのはジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)とイーグルスのグレン・フレイ(Glenn Fray)です。ジャクソン…

聴き比べ N.ヤングとウォークアバウツ『ライク・ア・ハリケーン(Like A Hurricane)』

今日の「聴き比べ」は『ライク・ア・ハリケーン(Like A Hurricane)』です。 ニール・ヤング(Neil Young)、屈指の名曲です。 アルバムでは1977年の『American Stars'n Bars』に収録されましたが、私がこの曲を初めて聴いたのは、アルバムが出る前の197…

聴き比べ N.ダイアモンドとエルヴィス『スイート・キャロライン(Sweet Caroline)』

今日の「聴き比べ」は『スイート・キャロライン(Sweet Caroline)』です。 この曲はニール・ダイアモンド(Neil Dimamond)が1968年に飛ばしたヒット曲です。全米の4位になり、100万枚を売り上げる大ヒットでした。この曲は当時11歳だったケネディ元…

聴き比べ ジョニとバフィ―『サークル・ゲーム(The Circle Game)』

今日の「聴き比べ」は『サークル・ゲーム(The Circle Game)』です。 この曲も前回の『青春の光と影(Both Sides Now)』同様、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の楽曲です。しかし、世に出たのはカナダのフォーク・デュオ、イアン&シルヴィア(Ian & Sylvia)…

聴き比べ ジョニとジュディ『青春の光と影(Both Sides Now)』

今日の「聴き比べ」は『青春の光と影(Both Sides Now)』です。 この曲ほど多くの人にカバーされた曲も珍しいです。 原曲はジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)ですが、最初に世に出たのはジュディ・コリンズ(Judy Collins)の方でした。 1967年のジュディ…

ニール・ヤング『Colorado』入手

ニール・ヤング(Neil Young)の今のところの最新作を遅ればせながら入手しました。 クレージー・ホース(Crazy Horse)との久しぶりの競演となります。アルバム名は『Colorado』です。 01.Think Of Me 02.She Showed Me Love 03.Olden Days 04.Help Me Lose My …

聴き比べ ディランとジミヘン『ライク・ア・ローリング・ストーン(Like A Rolling Stone)』

またまたボブ・ディラン(Bob Dylan)です。これで一旦終わりにしようと思っていますが、どうなることやら。しばらくしたらまた出て来そうです。 曲は私がボブ・ディランに嵌った原因となった曲です。それが『ライク・ア・ローリング・ストーン(Like A Rolling…

聴き比べ ディランの『ラブ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット(Love Minus Zero/No Limit)』

今日の「聴き比べ」は『ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット(Love Minus Zero/No Limit)』です。 ボブ・ディラン(Bob Dylan)が1965年に発表した5枚目のアルバム『Bringing It All Back Home』に収録された曲です。ディランがフォークからフォークロッ…

聴き比べ ディランの『悲しみは果てしなく(It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry)』

「聴き比べ」シリーズも大変な数になってきました。最初は何の気なしに始めたのですが、次々に思い浮かびきりが無くなってしまいました。まだ当分続きそうですがお付き合いのほどをお願いします。 今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)の『悲しみ…

聴き比べ『悲しき雨音(Rhythm of the Rain)』

今日の「聴き比べ」は『悲しき雨音(Rhythm of the Rain)』です。 この曲は1962年の発売です。歌ったのはカスケーズ(The Cascades)です。1963年に全世界で大ヒットとなりました。 1963年と言えば私などは当時の記憶はありませんが、この曲はその…

聴き比べ ニルソンとバッドフィンガー『ウィザアウト・ユー(Without You)』

今日の「聴き比べ」は『ウィザアウト・ユー(Without You)』です。 もう1曲だけハリー・ニルソン(Harry Nilsson)にお付き合いくださいませ。思い出した時に書かないと忘れてしまいますので。 ニルソンにとってこの曲は彼自身の最大のヒットとなりました。全…

聴き比べ ニルソン~スリー・ドッグ~クーパー『ワン(One)』

今日の「聴き比べ」は『ワン(One)』です。 またまたハリー・ニルソン(Harry Nilsson)の登場です。「うわさの男」以来、すっかりニルソンの歌声の虜になった私は、彼のアルバムを次々と買いました。そんな彼の2枚目のアルバム『空中バレー(Aerial Ballet)』…

聴き比べ フレッド・ニールとニルソン『うわさの男(Everbody's Talikin')』

今日の「聴き比べ」は『うわさの男(Everbody's Talikin')』です。 前回の「聴き比べ」でニルソンが登場したので、ついでと言っては何ですが、ニルソンの曲を取り上げたいと思います。 ハリー・ニルソン(Harry Nilsson)を知ったきっかけは以前にも書きました…

この人の、この1枚 『エバ・フォースバーグ(Ebba Forsberg)/Been There』

スウェーデンの女性シンガー・ソングライター、エバ・フォースバーグ(Ebba Forsberg)です。 エバ・フォースバーグは1964年、スウェーデンのストックホルムで生まれました。エバ一家はエバが5歳の時に西インド諸島のトルトラ島に移住しました。12歳ま…

この人の、この1枚 『ベス・オートン(Beth Orton)/Central Reservation』

イギリス出身の女性シンガー・ソングライター、ベス・オートン(Beth Orton)です。 彼女は1970年の生まれで、元々は女優志望でした。音楽との出会いはウィリアム・オービットとの出会いでした。彼はミュージシャンでありプロデューサーでもありました。既…

聴き比べ『天国の扉(Knockin' on Heaven's Door)』

今日の「聴き比べ」は『天国の扉(Knockin' on Heaven's Door)』です。 この曲は1973年、映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』の主題歌です。 監督:サム・ペキンパー 主演:ジェイムス・コバーン、クリス・クリスファーソン、ボブ・ディラン 制作:1…

この人の、この1枚 『竹内まりや/REQUEST』

1980年頃のデビュー当時の竹内まりやの透き通るような声に惹かれ、「ドリーム・オブ・ユー」や「不思議なピーチパイ」などのドーナツ盤を買ったりしていました。だからといって彼女のコアなファンでもありませんでした。 それからしばらく彼女の名前も聴…

シェルビー・リン(Shelby Lynne)とアリソン・ムーラー(Allison Moorer)

先日ちょっと書いたように2017年にシェルビー・リン(Shelby Lynne)とアリソン・ムーラー(Allison Moorer)の姉妹による初のオフィシャル・アルバムがリリースされました。今日それを紹介します。大変な過去を背負った二人の素晴らしいアルバムです。 lyny…

この人の、この1枚 『シェルビー・リン(Shelby Lynne)/Just A lIttle Lovin'』

先日、アリソン・ムーラー(Allison Moorer)の記事を書いていて、ふと、そういえばアリソンのお姉さんの記事は書いたっけかな、と調べてみたら、案の定書いていませんでした。すっかり書いたつもりになっていました。完璧に認知症予備軍です。 ということで、…

夭逝のSSW『ニック・ドレイク(Nick Drake)』

生前よりも死後に圧倒的に評価が高まったシンガー・ソングライター、ニック・ドレイク(Nick Drake)です。僅か26歳でこの世を去りました。うつ病に悩まされての抗うつ剤の過剰摂取ですが、自殺と判断されました。 ニック・ドレイクは1948年、当時のビル…

『ケイティ・メルア(Katie Melua)/Pictures』入手

以前ファーストアルバムを紹介したジョージア出身のシンガーケイティ・メルア(Katie Melua)のサードアルバムをブックオフで格安にて入手しました。 lynyrdburitto.hatenablog.com アルバムタイトルは『Pictures』です。2007年のリリースです。 01.Mary P…

『バーシア(Basia) 』再び

ブックオフでCD漁りをしていたら、以前紹介したことのあるバーシア(Basia)の未入手のCDが例によって100円コーナーに出されていました。ジャケットを見て即買いでした。彼女のアルバムはすべて100円コーナーで手に入れました。余程日本でも売れたの…

ウェストコーストのそよ風『ダン・フォーゲルバーグ(Dan Fogelberg)/Souvenirs』

アメリカのシンガー・ソングライター 、ダン・フォーゲルバーグ(Dan Fogelberg)は1951年、イリノイ州ピオリアの出身で、両親は共に音楽家。小さい時から音楽に親しみ、クラシック・ピアノを習っていました。やがてポピュラー音楽にも興味を持ち、高校時…