Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

トム・ジョンストン(Tom Johnston)だー!

何気なくテレビを見ていたら大和証券グループのCMで聴きなれた曲が流れてきて、よく見ているとなんとトム・ジョンストンがアコースティック・ギターを弾きながら歌ってるじゃないですか!これはびっくり。曲は「Listen To the Music 」。さらに別バージョンではパトリック・シモンズがギターを弾いています。共にご存じDoobie Brothersの主要メンバーです。後で調べてみるとP.シモンズのバージョンで歌っているのはララ・ジョンストンといって、トム・ジョンストンの娘だそうです。彼にこんなきれいな娘がいたとは驚きです。

Doobie Brothersといえば70年代に夢中になったグループの一つです。特に3rdアルバムの『The Captain and Me』は傑作でした。名曲が目白押しです。中でも「Long Train Runnin'」「Dark Eyed Cajun Woman」「Ukiah」はお気に入りでした。

 

CMで流れていた「Listen To the Music 」は2ndアルバム『Toulouse Street』に入っている曲で、このアルバムには他にもThe Byrdsも取り上げていた「Jesus Is Just Alright」なども入っていてこれまた名盤です。

1976年に来日が決まると早速チケットを購入しました。

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ところが、私がコンサートに行く一番の目的だったトム・ジョンストンが体調不良で来日しない、そのまま脱退するような話が流れてきました。がっかりです。噂どうり当日はトム・ジョンストンはいませんでした。代わりにSteely Danマイケル・マクドナルドが参加しました。ライブではパトリック・シモンズが頑張ってギターを弾きながら歌っていた記憶があります。

この後、Doobie Brothersはトムが抜けたせいかそれまでの彼のボーカルとギターの荒々しいサウンドからマイケルのキーボードと弱々しいボーカルの洗練された都会的なサウンドへと変貌していき、私は急速に興味を失っていきました。

トム・ジョンストンは脱退後ソロ・アルバムを2枚ほど出しました。

 

その後トム・ジョンストンはDoobie Brothersに復帰して現在も活躍しているようです。

本当に久しぶりに彼の変わらぬ歌声を聴くことができました。それもまさか日本のCMで。

ちなみにこのCMにはCharなども出演しています。