今日はオーディオスレイヴです。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(RATM)のトム・モレロ(Tom Morello,g)とティム・コマ―フォード(Tim Commerford,b)、ブラッド・ウィルク(Brad Wilk,ds)の3人とサウンドガーデンのクリス・コーネル(Chris Cornell,vo)の4人で2000年にRATMの活動中止と共に結成されました。
2002年に早速ファーストアルバムがリリースされます。『Audioslave』です。
RATMのヴォーカルが替わっただけなのにこの変化はどういう事でしょう。やっぱりクリス・コーネルの存在感のあるヴォーカルのせいでしょう。クリスの野太いヴォーカルは好みに合っています。このアルバムは全米でいきなり300万枚を売り上げるトリプル・プラチナに輝きました。これこそヘヴィメタ・ハードロックの真骨頂でしょう。
2作目は2005年に『Out Of Exile』です。
アメリカン・ハード・ロック健在なり、を見せつけるような出来です。ファーストもそうですが、ここでも全曲クリスがソングライティングしています。クリスのソロアルバムのようです。ハード・ロックとメタルの中間というところですか。クリスのダルそうな、そして突然シャウトするヴォーカルがいいですね。このアルバムもプラチナを記録します。
翌年、『Reveletions』をリリースします。
変わらずのアメリカンハード、いいです。3枚の中では順番をつけるとすれば、これが1番かもしれません。なんとなくアルバムジャケットを見ても大地から海そして宇宙へと。ちなみにファーストのジャケットはピンク・フロイドやドリーム・シアターなど数多くのアルバムデザインを手掛けたストーム・ソーガソンだそうです。このアルバムもプラチナを達成しました。
残念ながら2007年にRATMが再結成されることになり、グループは解散となりました。5年間でわずか3枚でしたが、スーパーグループの音を堪能できました。あっという間の疾走でした。
それでは今日はこの辺で。