Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

『アーク・エンジェルス(Arc Angels) 』と『チャーリー・セクストン(Charlie Sexton)』

眠ったCD叩き起こし作戦の続きです。

『アーク・エンジェルス』。同名グループの同タイトルのアルバムです。

 

このCDを買った理由を思い出しました。チャーリー・セクストンです。昔、1980年代の中ごろだったと思いますが、天才少年ギタリスト登場とか言って、大々的にアイドルまがいの広告を打って、発売されたのが彼でした。デビューアルバムは『ピクチャーズ・フォー・プレジャー(Pictures For Pleasure)』でした。

 

早速買いに行ったのか、中古で買ったのかは記憶にありませんが、とにかく購入しました。まだレコード時代でしたから、たぶんA面を最後まで聴かないで止めてしまったと思います。全然好みに合わなかったのか、想像と全く違ったというかの理由だったと思います。

それからしばらくして、ボブ・ディランのバンドに参加したとかという噂は聞いていましたが特段関心はありませんでした。それからまた時が経って、例によってCD漁りをしているとアーク・エンジェルスなるグループを見つけました。解説を読んでいると、チャーリー・セクストンが作ったグループとのこと。裏ジャケットを見ると、あの美少年がいいオッサンになっていました。なんとなく親近感が湧き買ってしまいました。たぶん安かったのでしょう。全く期待はしていませんでしたから、もう少し高かったら買わなかったでしょう。

改めて見て驚きました。アーク・エンジェルスのメンバーが凄いです。ドラムにクリス・レイトン、ベースにトミー・シャーノン、共にスティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)のダブル・トラブルのメンバーでSRVの飛行機事故悲嘆に暮れていました。それとギターとヴォーカルにドイル・ブラムホールⅡで、彼はシンガーソングライターでドラマーのドイル・ブラムホールの息子で父親の方はブルースマンのドラマーとして、またSRVの幼馴染でSRVのよき協力者で楽曲なども提供していました。そういう関係で息子の方もSRVとは顔なじみでした。また彼は後に、エリック・クラプトンなどとも共演しています。そういった4人が1992年にバンドを組んだのがアーク・エンジェルスです。

とりあえず聴いてみました。

これが骨太のロックで予想外にいいんです。ブルースを基本としたロックでソウルフルなのもあり見直しました。楽曲はチャーリーとドイルが半々、それと二人の共作です。なぜこれが、棚の奥深く眠っていたのかは不明です。たぶん当時仕事が忙しくて買いっぱなしになってしまったのでしょう。こういう発見は嬉しいばかりです。

これはチャーリー・セクストンのファーストも引っ張り出さないといけないかな、なんて思っています。ちょっと探し出すのが大変だなあ。それとドイル・ブラムホールⅡもチェックしないといけませんね。

 

それでは今日はこの辺で。