今日は凄い、ブルースロックの女性シンガーを紹介します。彼女は本名ミーナ・クライル(Meena Cryle)。1977年生まれ、オーストリア出身です。これが意外でした。ヨーロッパの雰囲気は全くありません。
3歳から人前で歌い、7歳では曲作りも始めたというから驚きです。ジミヘンなどのサイケデリック・ロックに影響され、21歳でバンドを結成。旅行で訪れたシカゴでブルースやR&Bに魅了され、歌手の道を目指します。2010年にRUFレコードと契約を結びデビューを果たします。
デビューアルバムは『Try Me』です。
私がこのアルバムを購入したのは2013年くらいだったと思います。ですからデビューからはだいぶ経ってしまっていました。
1曲目がジェイムス・ブラウンの名曲でタイトル名にもなっている「Try Me」です。聴いた瞬間、これは凄い!と、なりました。とにかく抜群に歌が上手いです。声質も太く、ブルースを歌うのにぴったりです。ジャニス・ジョップリンにも通じるものがあります。ほとんどがオリジナルですが、ラストにルーサー・アリソンのブルースナンバーを取り入れています。それとチッキン・シャックもエタ・ジェイムスもロッド・スチュワートもB.B キングもポール・ウェーラーも演っていた「I'd Rather Go Blind」もカバーしています。
ゲスト・ミュージシャンにはエリック・サーディナス、ジョアン・ショウ・テイラー、そして先日の記事でも紹介したココ・モントーヤなど豪華メンバーです。
その後 2012年、2014年とアルバムを出していますが買えていません。
常にCD漁りの時にはチェックしていますが見つかりません。見つければ即買いです。値段によりますが。その時はまた報告させていただきます。
それと最新ライブアルバムが今年になって発売されています。これは前作からクリス・フィルモア・バンドとの共作名義になっていて、このライブもその延長のようです。
なかなか追いつきません。
今回、初めての試みでYouTubeを埋め込んでみたいと思います。上手くいくといいのですが。なにしろ素人なもんで。
2番目はミーナとクリス・フィルモア・バンドのアット・ホームなスタジオ・ライブです。3番目はココ・モントーヤが参加してのライブ。音は悪いです。
MEENA CRYLE- Rather Go Blind (Video Clip)
Meena Cryle and The Chris Fillmore band - It makes me scream - live for Bluesmoose radio
Coco Montoya & Meena Cryle & The Chris Fillmore Band
こういうのを聴いているとますますCDが欲しくなります。
それでは今日はこの辺で。