Flying Skynyrdのブログ

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マーカス・キング・バンド(The Marcus King Band)を聴く

Amazonから毎日のようにお薦めのCD案内が届きます。大体無視しているのですが、先日のお薦めに マーカス・キング・バンド(The Marcus King Band)がありました。名前も知らないバンドなので、ちょっと手を止めて中身を見てみました。

するとなんとプロデュースがガヴァメント・ミュール(Gov't Mule)ウォーレン・ヘインズ(Warren Haynes)となっているではありませんか。これは大変だ、ということになり早速手配しました。ウォーレン・ヘインズのプロデュースはセカンドアルバムなのですが、調べたら今までに2枚しか出していないという事なので、ついでにファーストまで手配してしまいました。

そしてようやく到着しました。

 

 マーカス・キング・バンドはマーカス・キング率いる、現在は6人編成のブルースロックバンドです。マーカス・キングは1996年生まれですから、まだ若干22歳です。アメリカ南部のサウス・カロライナ州のグリーンビルの出身です。彼の父親はマーヴィン・キング(Marvin King)でよく知られたブルース・ギタリストです。

マーカス・キング・バンドは南部の音楽に影響されているのは言うまでもありません。ブルース、ジャズ、カントリーなどサザンロックのエッセンスを多分に擁したバンドです。

2014年に自主制作したファーストアルバムが話題を呼び、ウォーレン・ヘインズとデレク・トラックスの目に留まり、ウォーレン・ヘインズのプロデュースでメジャーデビューを果たしました。日本盤も出ています。デレク・トラックスも参加しています。

昨年のフジロックフェスティバルにも出演していたようですが、全く気が付きませんでした。最近は新しい情報には全く疎くなっていますからやむを得ません。

 

最初の1枚です。彼が自主リリースしたファーストですが、後にウォレン・ヘインズが彼のレーベルEvil Teenからリリースされています。

 『Soul Insight』

01.Always

02.Boone

03.Fraudulent Waffle

04.Honey

05.Dave's Apparition

06.Everything

07.No Decency

08.Dyin'

09.Booty Stank

10.Opie

11.Keep Moving

12.I Won't Be Here

 

この時のバンドメンバーは

 

Marcus King (vocals & guitar)

Jack Ryan (drums, percussion)

Anthony House (bass)

Alex Aberrerombic (organ,keybords & backing vocals)

 

プロデュースは当然マーカス・キング(Marcus King)です。

 

中身の方は当時18歳程度の男が作ったアルバムとは思えないくらいのカッコいい出来です。ガヴァメント・ミュールと初期のオールマン・ブラザースバンド、それにデレク・トラックス・バンドを足して3で割ったようなバンドです。

 

そしてウォーレンに見いだされて制作されたセカンドアルバムです。2016年のリリースです。

『The Marcus King Band』

01. Ain't Nothin' Wrong With That

02. Devil's Land

03. Rita Is Gone

04. Self-Hatred - (Featuring Derek Trucks)

05. Jealous Man

06. The Man You Didn't Know

07. Plant Your Corn Early

08. Radio Soldier

09. Guitar In My Hands

10. Thespian Espionage

11. Virginia - (Featuring Warren Hayes)

12. Sorry 'Bout Your Lover

13. The Mystery Of Mr. Eads

 

バンドメンバーは入れ替わりがあり

Marcus King (vocals, acoustic guitar, electric guitar, pedal steel guitar)

Jack Ryan (drums, percussion)

Stephen Campbell (bass)

Matt Jennings (organ, keyboards)

Dean Mitchell (saxophone)

Justin Johnson (trumpet, trombone)

です。

 

プロデュースはウォーレン・ヘインズ(Warren Haynes)です。

 

いかにもウォーレンが好みそうなバンドです。ジャムバンド風な雰囲気も出て来ました。そしてカントリーなども織り交ぜ、まるで70年代のサザンロックを思わせるような曲もあっておおいに楽しめます。

即買いが正解でした。これからが楽しみです。

 

最近CDを買いすぎているようです。金銭的にもそうですが、収納場所にもほとほと困ってしまっています。これはそろそろ処分しないといけない状況に追い込まれそうです。少し控えるようにしましょう。

 


The Marcus King Band- "Ain't Nothin' Wrong With That" (Recorded Live for World Cafe)


The Marcus King Band - 'Rita is Gone' | The Bridge 909 in Studio


The Marcus King Band (Feat. Warren Haynes) - Virginia


The Marcus King Band - 'Self Hatred' | The Bridge 909 in Studio

 

それでは今日はこの辺で。