ノラ・ジョーンズが参加したバンドだと言うので、何も予備知識がないまま買ってしまったリトル・ウィリーズ(The Little Willies)。
ノラが参加しているので当然ジャズ系のバンドだと思っていたのですが、聴いてみてびっくり。カントリーバンドでした。何しろ、ノラのアルバムを聴いたのも最近のことですから、このバンドの存在も知りませんでした。
アルバム名も『The Little Willies』。2006年の作品です。
01. Roly Poly
02. I'll Never Get Out of This World Alive
03. Love Me
04. It's Not You It's Me
05. Best of All Possible Worlds
06. No Place To Fall
07. Roll On
08. I Gotta Get Drunk
09. Streets of Baltimore
10. Easy As The Rain
11. Tennessee Stud
12. Night Life
13. Lou Reed
メンバーは
ノラ・ジョーンズ(Norah Jones,p,vo)
リー・アレキサンダー(Lee Alexander,b)
ジム・カンピロンゴ(Jim Campilongo,g)
リチャード・ジュリアン(Richard Julian,g,vo)
ダン・ライザー(Dan Rieser,ds)
プロデュースはリー・アレキサンダーです。
01はカントリーの定番、02はハンク・ウィリアムズ、08,12はウィリー・ネルソン、05はクリス・クリストファーソン、06はタウンズ・ヴァン・ザント、そして03はプレスリーのレパートリー、09はグラム・パーソンズがアルバム『GP』で取り上げ、エミルー・ハリスとデュエットした曲です。
ウィリー・ネルソンに敬意を表してバンド名をつけるほどのカントリー好きのメンバーが集まってできたバンドです。
とにかく楽しそうに演奏しています。ノラ・ジョーンズもジャズを歌っている時とはまた違った魅力がありますが、純粋にカントリーではなく全体にジャズ・フレーバーがふりかけられているような、ゆったりと落ち着けるアルバムに仕上がっています。
6年後の2012年にはバンドのセカンドアルバム『For the Good Times』を発表しているようです。
ここではウィリーは勿論、ジョニー・キャッシュやクリス・クリストファーソン、ドリー・パートン、ロレッタ・リンなどを取り上げているようです。
また聴きたくなってしまいました。いくらお金があっても足りません。
The Little Willies - Gotta Get Drunk
The Little Willies : Roly Poly
The Little Willies -- Streets Of Baltimore
Norah Jones - Love Me - The Little Willies
それでは今日はこの辺で。