今日も我が家のCD棚を掘り起こして見つけました。ライオンズ・シェア(Lion's Share)です。ライオンズ・シェアと言っても『サヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)』の『ライオンズ・シェア』ではありません。
1987年にスウェーデンのスンズヴァルというところで結成されたバンドです。
中心メンバーはケイ・バックルンド(Kay Backlund,key)とラース・クリス(Lars Chris,vo)でした。
翌年の1988年にはシングルをリリースします。が、その後は沈黙し、1993年にアンディ・イングベルグ(Andy Engberg,vo)、アンディ・ルース(Andy Loos,b)、ヨハン・コールベルグ(Johan Koleberg,ds)を加えて復活します。
そして1994年にファーストアルバム『Lion's Share』をリリースします。
01.Sins of a Father
02.Arabia
03.Scarecrow
04.Play by the Rules
05.Judgment Day
06.Nothing's Free
07.Haunted
08.Just in Time to Be Late
09.Taking On The World
10.Searching for Answers
プロデュースはラース・クリスです。
ZEROコーポレーションということで聴く前からある程度の想像は出来ましたが、ほぼ想像通りの音でした。
北欧特有のプログレッシヴ・メタルです。プログレッシヴ・メタルはそれほど好んでは聴きませんが、このファーストアルバムは非常に聴きやすいです。そこまでプログレしていなくて、どちらかというとメロハーに近いものが有ります。
キーボードがそこまで出しゃばることもなく、ギターソロもそこそこで、ヴォーカルは哀愁漂っていい感じです。メロディーもキャッチ―で聴きやすくポップに仕上がっています。
ライオンズ・シェアのその後は追いかけていませんが、2009年までにアルバムを5枚ほど出しているようです。
この前、友人K.K君と話した時に、死ぬまでに持っているレコード・CDを全て聴き直すことはもう不可能になったね、という結論に達しました。その通りです。こうして忘れていたレコード・CDをどれだけ見つけられるかがこれからの楽しみです。
Lion's Share - Sins of a father (1995)
Lion's Share - Searchin' for Answers
それでは今日はこの辺で。