CD棚整理、第3弾は『ダリズ・ジレンマ(Dali's Dilemma)』です。
このバンドはプログレッシヴ・メタル・バンドでした。プログレ関連はあまり買わないのですが、ドリーム・シアター(Dream Theater)のフォロアーという謳い文句で買ってしまったのだと思います。プログレ系は進んでは聴きませんが当時はドリーム・シアターなどは結構聴いていたのでその影響かと思われます。
アルバムは『Manifesto for Futurism』です。1999年のリリースです。
01.Within A Stare
02.Miracles In Yesteryear
03.Despite The Waves
04.Whisper
05.Ashen Days
06.Andromeda Sunrise
07.This Time Around
08.Hills Of Memory
09.Can't You See
10.Living In Fear
メンバーは
パトリック・レイス(Patrick Reyes,g)
スティーヴ・レイス(Steve Reys,b)
マット・ギロリー(Matt Guillory,key)
マシュー・ブラドリー(Matthew Bradley,vo)
ジェレミー・コレソン(eremy Colson,ds)
プロデュースはマット・ギロリーとパトリック・レイス、マイク・ヴァーネイ(Mike Varney)です。
ダリズ・ジレンマは1994年に北カリフォルニアのサンホセで結成されました。パトリックとスティーヴ兄弟がマット・ギロリーと結成した『Chaos Theory』というバンドが母体となっています。
マット・ギロリーがプログレ専門のレーベル、マグナ・カルタと近い関係にあり、その関係から『Chaos Theory』はマグナ・カルタと契約を結びます。そしてデビューアルバムの制作に入り、完成していざリリースという段になって、『Chaos Theory』というバンド名は法的な関係から使用できないことが判明し、急遽バンド名を『ダリズ・ジレンマ(Dali's Dilemma)』に変更してリリースしたという次第です。
マット・ギロリーはこの以前にロイヤル・ハントのジョン・ウェストのソロアルバムやピート・ウェイとフィル・モグのMogg/Wayにも参加していました。
ダリズ・ジレンマの音楽は名前やジャケットほど難解でも不気味でもありません。欧州のプログレとは違い、比較的明るく、乾いていて、キャッチ―でストレートなプログレ・ロックになっています。
確かにドリーム・シアターを意識しているように思えますが、続々と出たドリーム・シアターのフォロアーの中ではなかなか聴きごたえがあるバンドです。
しかし、ダリズ・ジレンマはこの1枚で解散してしまいます。何があったのかは分かりません。
Dali's Dilemma- Within A Stare
Dali's Dilemma - Miracles in Yesteryear
Dali's Dilemma - Despite The Waves
Dali's Dilemma- This Time Around
それでは今日はこの辺で。