Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

サントラ盤『Medicine Ball Caravan』

今日の「ロックがいっぱい詰まったサントラ盤」は『Medicine Ball Caravan』です。この映画も観ていません。たぶん日本未公開ではなかったかと思います。

f:id:lynyrdburitto:20170717155109j:plain f:id:lynyrdburitto:20170718112123j:plain

 

Side A

1.Act Naturally - The Youngbloods

2.Medley: How Blue Can You Get / Just A Little Love - B.B.King

3.Medley: Louisiana Man / Battle Of New Orleans / Orange Blossom Special -     Doug Kershaw

4.Hippie From Olema - The Youngbloods

5.Dreambo - Sal Valentino

 

Side B

1.Black Juju - Alice Kooper

2.Medley: Freakout - Stoneground

3.It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry - Stoneground

4.Free The People - Delaney & Bonnie

 

A-1とA-4はジェシ・コリン・ヤング率いるヤングブラッズです。スタジオ録音です。

lynyrdburitto.hatenablog.com

A-2はB.B.キングのメドレー。ここに入ってくるのが不思議です。これはライブ音源です。

A-3はフィドル・プレイヤーのダグ・カーショウのメドレー。ライブ音源。

A-5はサル・バレンティノ。ボー・ブラメルズの元メンバー。この時はストーングラウンド在籍中です。このあたりは以前書いています。スタジオ録音。

B-1はこのレコードでも話題の中心であろうアリス・クーパーアリス・クーパーはやっぱり凄い!

B-2,3はそのストーングラウンド。なんとボブ・ディランをカバーしています。

lynyrdburitto.hatenablog.com

B-4はこれも話題の一つ、ラニー&ボニーです。クラプトンのツアーに参加した後だったのでしょうか。

 

lynyrdburitto.hatenablog.com

lynyrdburitto.hatenablog.com

これもただ単に演奏者に惹かれて買ったのだと思います。情報が無い時代というのは、それはそれなりに楽しかったかもしれません。

 

f:id:lynyrdburitto:20180725083642p:plain

 

映画は70年から71年にかけて、全米各地を、総勢154名でバス・トラック連帯ツアーを敢行した際のドキュメンタリーです。

監督:フランソワ・レシャンバック

制作:1971年 アメリ

 

若かりし頃のマーティン・スコセッシアソシエート・プロデューサーを務めたようです。

 

ウッドストック』の成功を見て、その2番煎じを狙った企画でしたが、どうやら大失敗だったようです。詳細の程は分かりません。

また、ある筋によると、このツーはイギリスでも行われ、ピンク・フロイドやフェイセス、モット・ザ・フープルエドガー・ブロートン・バンドなども出演していたようです。真偽のほどは判りません。

このツアーがどういうものだったのかが、全くわからないので、どうしてこのような選曲になったのかも分かりません。カントリーの後に突然ブルースが出てきたりと、ちょっとまとまりがありません。サントラ盤だから致し方ありませんが。せめて映画を観ていれば納得できるのでしょうが。

 

これまたCD化 されています。驚きです。

 

 

f:id:lynyrdburitto:20180725085922p:plain


Hippie From Olema #5 -- Youngbloods

 


B.B. King - How Blue Can You Get / Just a Little Love ( Medicine Ball Caravan 1970 )


Sal Valentino in Medicine Ball Caravan


Alice Cooper from Medicine Ball Caravan-Black Juju.

 

 

メディスン・ボール・キャラバン (2017年リマスター盤)

メディスン・ボール・キャラバン (2017年リマスター盤)

 

 

 

それでは今日はこの辺で。