コマンダー・コディ(Commander Cody)ことジョージ・フレイン(George Frayne)が1967年に結成したのが、『Commander Cody And His Lost Planet Airmen』という長ったらしい名前のアメリカのカントリーロック・バンドです。
メンバーは
コマンダー・コディ(George Frayne,p,vo)
ジョン・ティッシー(John Tichy,g,vo)
ビリー・ファーロウ(Billy C. Farlow,vo,harp)
ビル・キルチェン(Bill" Kirchen,g,vo)
アンディ・スタイン(Andy Stein,fiddle,sax)
ブルース・バーロウ(Bruce Barrow,b,vo)
ローレンス・ディカーソン(Lance Dickerson,ds)
スティーヴ・デイヴィス(Steve Davis,pedal steel)
でした。
彼らはミシガン州出身ですが、サンフランシスコに移ってパラマウントと契約します。
1971年に最初のアルバム『Lost In The Ozone』をリリースします。
この中の 「 Hot Rod Lincoln 」がいきなり全米9位に輝くヒットとなりました。ブギ、ロックンロール全開で軽快なアルバムです。
その後1972年と1973年にそれぞれ『Hot Licks, Cold Steel & Truckers Favorites』と『Country Casanova』をリリースします。
そしてライブアルバムを挟んで1975年にアルバム『Commander Cody And His Lost Planet Airmen』をリリースします。
Side A
1.Southbound
2.Don't Let Go
3.California Okie
4.Willin'
5.The Boogie Man Boogie
Side B
1.Hawaii Blues
2.House of Blue Lights
3.Keep on Lovin' Her
4.Devil and Me
5.Four or Five Times
6.That's What I Like About the South
ペダルスティールがアーニー・ヘーガー(Ernie Hagar,pedal steel)に代わっています。
またホーンにタワー・オブ・パワーのホーンセクションが参加しています。
プロデュースはジョン・ボイラン(John Boylan)です。
ワーナー・ブラザースに移籍して最初のアルバムになります。
カントリーとロックンロールが程よく調和して凄く聴きやすくなっています。特にA-3とB-4は絶品のバラードになっています。A-4はリトルフィートのロウエル・ジョージの曲のカバーです。アルバムチャートも58位と健闘しました。
しかし、1976年にコマンダー・コディはバンド、Lost Planet Airmenを解散します。そしてソロとして活動することになりました。
そして今度はコマンダー・コディ・バンド(Commander Cody Band)としてバンド活動を再開します。このバンドで1980年まで活動します。
その後はコマンダー・コディ―としてアルバムを出し続けています。
Commander Cody California Okie
Commander Cody and his Lost Planet Airmen - Willin'
それでは今日はこの辺で。