Flying Skynyrdのブログ

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久しぶり、『デイヴ・メイソン(Dave Masnon)/26 Letters ~ 12 Notes』

本当に、本当に久しぶりにデイヴ・メイソン(Dave Mson)のスタジオアルバムを買いました。2008年発表ですから、既に10年が経過しています。その間、ライヴアルバムは購入して聴いていましたが、彼自身このアルバムは約21年ぶりのスタジオアルバムでした。ということは彼のスタジオアルバムを購入するのは実に31年ぶりということになります。

お気に入りミュージシャンの一人なのですが、何故か遠ざかってしまいました。それでもライヴ盤やDVDは購入していましたのでお許し願いたいと思います。

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タイトルは『26 Letters ~ 12 Notes』です。

 

01.Good 2 U

02.Let Me Go

03.One Day

04.Pink Lipstick

05.How Do I Get To Heaven

06.Ain't Your Legs Tired Baby

07.You're Standing In My Light

08.Passing Thru The Flame

09.That's Love

10.El Toro

11.World Of Hunger

12.Full Circle And Then

 

参加ミュージシャンは多数で、中でも注目はウィリー・ネルソン(Willie Nelson)がギターで参加しています。またシーラ・E(Shelia E)がパーカッションとバッキング・ヴォーカルで参加しています。さらに旧友のマイク・フィニガン(Mike Finnegan)がキーボードで参加しています。これは嬉しいです。

プロデュースはセルフです。

 

2005年に亡くなったトラフィック(Traffic)時代の盟友、ジム・キャパルディ(Jim Capaldi)に捧げるためか、彼の曲(07)と彼との共作(05)が含まれています。ジム・キャパルディとはツアーも組んだりしてライヴアルバムも残っています。トラフィックスティーヴ・ウィンウッドデイヴ・メイソンの二人になってしまいました。

 

オープニングナンバーからブルージーに決めています。いつもの 泣きのギターリフ、カッコいい。

2曲目はいつものメイソン節満開。ギターもメロディも往年のデイヴ・メイソンです。

3曲目はニッティ・グリッティ・ダート・バンドのジョン・マクエンの曲。ファンキーにアレンジしています。

4曲目はアコースティックギターで始まり、デイヴのしわがれた声が響きます。年のせいか声が一段としわがれて聞こえます。

5曲目はジム・キャパルディとの共作。いかにもデイヴ・メイソンといった曲です。

6曲目はロックンロールナンバー。乗ってます。

7曲目はジム・キャパルディの曲。ジムのソロアルバムに収録されていた曲です。典型的なロックナンバーです。

8曲目はアコースティックのミディアムナンバー。徐々に盛り上がっていく劇的な曲。

9曲目はファンキーなナンバー。

10曲目はデイヴの泣きのギターが聴けるインストナンバー。

11曲目はこれもファンキーなロックです。

ラストはアコースティックナンバー。ラストにふさわしくしっとりと聴かせます。

 

期待以上のアルバムでした。

70年代のデイヴ・メイソンのヴォーカルを想像すると、あれっと思いますが年齢を考えればこれはこれでいいのです。ギターは相変わらず泣いています。

容姿はすっかりオッサンになってしまいましたが、まだまだ元気いっぱいです。

この後、2014年にもスタジオアルバムをリリースしています。『Future's Past』です。近々購入予定です。楽しみになってきました。いずれ紹介したいと思います。

 


Full Circle Motivation Dave Mason 26 Letters 12 Notes "Full Circle and Then" background music


Attract Love Pink Lipstick El Toro Dave Mason

 

それでは今日はこの辺で。