スライドギターの名手サニー・ランドレス(Sonny Landreth)は1951年、ミシシッピ州の生まれです。
彼は10歳の頃トランペットを習い始めましたが、エルヴィス・プレスリーのギタリスト、スコッティ・ムーアのギターに感動し、ギターを習い始めました。チェット・アトキンスやエルモア・ジェイムス、デュアン・オールマン等の影響を受けました。
1981年には全曲ブルースナンバーの『Blues Attack』をリリースします。
さらに1985年には『Way Down In Louisiana』をリリースします。
この頃、ジョン・ハイアットと出会い、彼のバンドに参加します。
そしてZoo Entertainmentと契約し、1992年にサードアルバム『Outward Bound』をリリースします。
そして1995年に『South of I-10』をリリースします。
01.Shooting for the Moon
02.Creole Angel
03.Native Stepson
04.Orphans of the Motherland
05.Congo Square
06.Turning Wheel
07.South of I-10
08.Cajun Waltz
09.Mojo Boogie
10.C'Est Chaud
11.Great Gulf Wind
12.Untitled Track
パーソナルは
サニー・ランドレス(Sonny Landreth,vo,g)
デヴィッド・ランソン(David Ranson,b)
グレッグ・モロウ(Greg Morrow,ds,perc)
R.S.フィールド(R.S.Field,acoustic g)
マーク・ノップラー(Marc Knopfler,g,vo on 01,02)
プロデュースはR.S.フィールドとサニー・ランドレスです。
サニー・ランドレスの独特のスライド奏法が十分に堪能できるアルバムになっています。おそらく彼の最高傑作だと思います。
05の「Congo Square」は彼の代表作とされており、アルバム『Way Down In Louisiana』からの再演です。
09はJ.B.ルノアーの曲。11はアラン・トゥーサンの曲です。
サニー・ランドレスは非常に寡作で、ソロアルバム以外に多くのミュージシャンのレコーディングに参加してお得意のスライドギターを披露しています。ボビー・チャールズ、マリア・マルダー、ジョン、ハイアット、マーク・ノップラー、ゲイトマウス・ブラウン、ドクター・ジョンなど数え切れないくらいです。
現在のところの最新作は『Bound by the Blues』でブルースアルバムになっています。
残念ながら未購入です。なかなか中古が見つかりません。
SONNY LANDRETH feat MARK KNOPFLER - Congo Square - South of I 10
Sonny Landreth- "Shootin' for the Moon" (1995)
それでは今日はこの辺で。