Flying Skynyrdのブログ

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キム・シモンズ(Kim Simmonds)とサヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)

このブログを初めて書いた頃の『ブルースロックの名手たち』シリーズで少しだけ書いたサヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)のリーダー、キム・シモンズ(Kim Simmonds)は1965年のバンド発足以来、数え切れないほどのメンバーチェンジにも関わらず50年以上リーダーとしてバンドを引っ張り続けています。サヴォイ・ブラウンはご承知の通り、イギリスの3大ブルースロックバンドとして60年代から活躍していました。

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そのリーダーであるキム・シモンズはソロアルバムも何枚か出していますが、最近では『Kim Simmonds And Savoy Brown』という表記でバンドなのかソロなのかわからなくなっています。いずれにしても彼のワンマンバンドなのですからどちらでもいいのですが、今回久しぶりに彼のアルバムを入手しましたので紹介します。

久しぶりと言っても、2010年あたりまではリリースされれば買っていたので、アルバム数も相当な数になります。

 

今回のアルバムは2015年にリリースされた『The Devil to Pay』です。アルバム名義はKim Simmonds And Savoy Brown』です。

 

01. Ain't Got Nobody

02. Bad Weather Brewing

03. Grew Up In The Blues

04. When Love Goes Wrong

05. Oh Rosa

06. The Devil To Pay

07. Stop Throwing Your Love Around

08. Snakin'

09. Got An Awful Feeling

10. I've Been Drinking

11. Watch My Woman

12. Whiskey Headed Baby

13. Evil Eye

 

バンドメンバーは

キム・シモンズ(Kim Simmonds,g,vo,harmonica)

パット・デサルヴォ(Pat DeSalvo,b)

ガーネット・グリム(Garnet Grimm,ds)

 

プロデュースは・シモンズで全曲彼の曲です。

 

いきなり珍しくスローブルースで始まります。あとはいつものようにブギロックとブルースのオンパレード。変わらぬスタイル。久しぶりでしたが、やっぱり落ち着きます。ここまで来ると出来がいいとか悪いとか関係ありません。50年以上も同じことを続けるなんてすごいの一語です。

 

このアルバムはビルボードのブルース部門で4位になりました。

 

サヴォイ・ブラウンに在籍したメンバーははっきりはわかりませんが60人ぐらいにはなるのではないでしょうか。アルバム数もライヴ盤を含めれば40枚を超えるでしょう。大変なバンドです。しかも一貫してブルースとブギを続けています。頭が下がります。70年代の頃にはメンバーチェンジも激しくそんなに続かないだろうと思っていましたが、なんのなんの未だに健在です。ここまで来たら100歳までやってほしいものです。キム・シモンズはまだ71歳ですから、まだまだ行けます。途中抜けたアルバムも欲しくなりました。

 

レコードとCDの一部です。入り切れません。ボケボケ写真ですみません。

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Ain't Got Nobody-Savoy Brown


The Devil to Pay


Kim Simmonds And Savoy Brown Got an Awful Feeling


Kim Simmonds & Savoy Brown - Whiskey Headed Baby

 

それでは今日はこの辺で。