今日の「懐かしのヘヴィメタ・シリーズ(懐メタ)」はジャンクヤード(Junkyard)です。
1987年、ロサンゼルスでの結成です。
メンバーは
デヴィッド・ローチ(David Roach,vo)
クリス・ゲイツ(Chris Gates,g)
パトリック・ムジンゴ(Patric Muzingo,ds)
クレイ・アンソニー(Clay Anthony,b)
ブライアン・ベイカー(Brian Baker,g)
です。
1988年にゲフィンレコードと契約します。
このバンドも先日紹介した「ロック・シティ・エンジェルス」と同様、ガンズ&ローゼスの後続バンドとしてゲフィンが売り出したバンドでした。
デビューアルバムは1989年のリリースでした。タイトルはそのまま『Junkyard』でした。
01.Blooze
02.Hot Rod
03.Simple Man
04.Shot In The Dark
05.Hollywood
06.Life Sentence
08.Can't Hold Back
09.Texas
10.Hands Off
プロデュースはテッド・ヌージェントやチープ・トリックでおなじみのトム・ワーマン(Tom Werman)です。
何といっても注目はアル・クーパー(Al Kooper,p,organ)の参加です。03と10に参加しています。
また、モリー・ハチェットのデュエン・ローランド(Duane Roland,g)とニューヨーク・ドールズのアール・スリック(Earl Slick,slide g)の参加も見逃せません。
このアルバムはブルースを基本としたブギとハードロックです。シングルは「Blooze」「Simpleman」「Hollywood」です。この内、「Simpleman」は47位になりました。この曲などはまさにサザンロックです。レーナード・スキナードとは別物です。70年代のサザンロック、ハードロックを彷彿とさせるアルバムです。
この後、クレイ・アンソニーが薬で離脱、代わりにトッド・マスキャット(Todd Muscat,b)が加入します。
1991年にはセカンドアルバム『Sixes, Sevens and Nines』がリリースされます。
商業的に失敗でした。
バンドは3枚目のレコーディングを開始しましたが、ゲフィンは契約を解除しました。そしてほどなく解散します。
2000年にはライブアルバム『Shut Up - We're Tryin' To Practice』が発売され、バンドも活動を再開します。
2017年にはスタジオアルバム『High Water』がリリースされました。
未購入です。
ジャンクヤードは現在も元気に活動中のようです。
Junkyard - Simple Man 1989 (HD Audio)
それでは今日はこの辺で。