中古漁りの掘り出し物、今日はケニー・ウェイン・シェパード(Kenny Wayne Shepherd)の『Live ! In Chicago』です。
これも前から買いそびれていたものです。ようやく手に入りました。
このアルバムは2010年のリリースです。録音場所はシカゴのHouse Of Bluesです。
ゲストにブルースのレジェンドたちを招いています。
ヒューバート・サムリン(Hubert Sumlin)はハウリン・ウルフ(Howlin' Wolf)のリード・ギタリストでウルフ亡き後はソロで活躍しています。
ウィリー・スミス(Willie "Big Eyes" Smith)はマディー・ウォーターズのバンドでドラムを叩いていました。その後はそのバンドの連中とレジェンダリー・ブルース・バンド(Legendary Blues Band)を結成。ブルース・ブラザーズの映画ではジョン・リー・フッカーのバックを務めました。また、ボブ・ディランやエリック・クラプトン、ローリング・ストーンズなどともツアーを行いました。ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」ではマディー・ウォーターズのバックも務めました。
ブライアン・リー(Bryan Lee)は盲目のギタリストです。数多くのアルバムもリリースしています。
バディ・フェレット(Buddy Flett)はジョン・メイオールやパーシー・スレッジ、タブ・ベノワなどに楽曲を提供し、自身もソロアルバムをリリースしています。
ダブル・トラブルからはクリス・レイトン(Chris Layton)も参加しています。
01.Somehow, Somewhere, Someway
02.King's Highway
03.True Lies
04.Deja Voodoo
05.Sell My Monkey (with Buddy Flett)
06.Dance For Me Girl (with Buddy Flett)
07.Baby, Don't Say That No More (with Willie "Big Eyes" Smith)
08.Eye To Eye (with Willie "Big Eyes" Smith)
09.How Many More Years (with Bryan Lee)
10.Sick And Tired (with Bryan Lee)
11.Feed Me (with Hubert Sumlin)
12.Rocking Daddy (with Hubert Sumlin)
13.Blue On Black
14.I'm A King Bee
バンドメンバーは
Kenny Wayne Shepherd - lead guitar, vocals
Scott Nelson - bass guitar
Chris Layton - drums
Riley Osbourne - Hammond B3, keyboards
Noah Hunt - lead vocals, rhythm guitar
プロデュースはKenny Wayne Shepherd & Jerry Harrisonです。
オリジナルは01,02,03,04および13の5曲です。04は1作目、残りが2作目からです。その他はジミー・リード、チェスター・バーネット、ヒューバート・サムリン、バディ・フェレット、ウィリー・スミスなどの曲になります。
ブルースももちろんいいのですが、オリジナルのブルース・ロックもいいですね。このバンドのヴォーカルはケニーよりもノア・ハントの方が断然いいのです。
ケニーのアルバムをもう1枚ゲットしたのですが、次回に回します。
Somehow, Somewhere, Someway - Live
それでは今日はこの辺で。