今日の「聴き比べ」は井上陽水の『ジェラシー』です。
この曲は１９８１年リリースのアルバム『あやしい夜をまって』に収録された曲で、もちろんシングル発売もされました。このアルバムは陽水の怪しげな雰囲気にますます磨きがかかったアルバムで、車通勤の際にはカーステレオ（古いですね）でよくかけていました。陽水の詩の世界は何故か心を惹かれます。
ジェラシー
作詞・作曲：井上陽水
ジェラシー 愛の言葉は
愛の裏側 ジェラシー
窓辺にたたずんでる君を見てると
永い年月に触れたような気がする
夕焼けの空のどこかで
忘れた愛が忍び込む
流れるのは 涙ではなく汗
君によせる愛はジェラシー
春風吹き 秋風が吹き
さみしいと言いながら
君によせる愛はジェラシー
ジェラシー
はまゆりが咲いているところをみると
どうやら僕等は海に来ているらしい
ハンドバッグのとめがねが
はずれて化粧が散らばる
波がそれを海の底へ引き込む
ジェラシー 愛の言葉は
愛の裏側 ジェラシー
ワンピースを重ね着する君の心は
不思議な世界をさまよい歩いていたんだ
誰にも云えない事がある
泣く泣く僕も空を見る
むなさわぎで夏が来るのが恐い
君によせる愛はジェラシー
春風吹き 秋風が吹き
悲しみに暮れながら
君によせる愛はジェラシー
君によせる愛はジェラシー
ジェラシー Oh- ジェラシー
この曲を布施明がカバーしました。歌唱力では有名な布施明。私も好きな歌手ですが、それでも陽水の世界はまた別物です。
このアルバムの中で『ジェラシー』と同じくらい好きな曲があります。『風のエレジー』です。この曲は作詞が阿木燿子になっています。聴き比べする相手はいませんが、大好きな曲なので特別掲載します。この曲はテレビドラマの主題歌だったはずです。タイトルは忘れました。昔カラオケに挑戦しましたが声が出ませんでした。トホホ・・・
それでは今日はこの辺で。
