今日の「この人の、この1枚」はイアン・ハンター(Ian Hunter)のファースト・ソロアルバム『双子座伝説(Ian Hunter)』です。
イアン・ハンターは言わずと知れたモット・ザ・フープル(Mott The Hoople)のヴォーカリストでした。
1974年末にイアンはその時のリード・ギタリスト、ミック・ロンソン(Mick Ronson)とともにモットを去りました。
そして1975年にファースト・アルバムの制作に取り掛かり、その年にリリースしました。『Ian Hunter)』です。日本盤には『双子座伝説』なるタイトルがつきました。
SideA
1.Once Bitten, Twice Shy
2.Who Do You Love
3.Lounge Lizard
4.Boy
Side B
1.3,000 Miles Away From Here
2.The Truth, The Whole Truth And Nothing But The Truth
3.It Ain't Easy When You Fall
4.Shades Off
5.I Get So Excited
レコーディング・パーソナルは
イアン・ハンター(Ian Hunter,vo, gr, p, perc)
ミック・ロンソン(g, org, mellotron, b)
ジェフ・アップルビー(Geoff Appleby,b, vo)
デニス・エリオット(Dennis Elliott,ds)
ピーター・アーネセン(Peter Arnesen,p)
プロデュースはイアン・ハンターとミック・ロンソンです。
AIがいきなりヒットします。この曲は後にグレイトホワイトがカバーして話題になりました。
モット時代とは一味違うイアン・ハンターが顔を見せます。もちろんロックンロールもありますが、より内省的な静かな曲が目立ちます。彼のソロアルバムの中でも出色の出来だと思います。
ソロ2作目、3作目にはミック・ロンソンは参加しませんでしたが、その後は1993年にミックが亡くなるまで常にイアン・ハンターのアルバムではミックがギターを弾きました。
現在81歳、まだまだやる気らしいです。
Ian Hunter - Once Bitten Twice Shy (OGWT)
Ian Hunter - 3,000 Miles From Here
Ian Hunter- It Ain't Easy When You Fall/Shades Off
それでは今日はこの辺で。