Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

マーク・ジョーダン(Marc Jordan)? 忘れてた!

 

今日の「この人の、この1枚」はマーク・ジョーダン(Marc Jordan)『ブルー・デザート(Blue Desert)』です。

 

生前整理中に出てきたレコードです。見た瞬間、???でした。解説などを呼んでいくうちに思い出しました。リリースが1979年になっています。80年代を前にしてアメリカンロック界はAORフュージョン真っ盛りでした。そんな中登場してきたマーク・ジョーダンもその範疇に入る一人でした。

このアルバムが日本での2枚目のアルバムになります。ファースト・アルバムは1978年にリリースされた『マネキン(Mannequin)』です。スティーリー・ダンのプロデューサーとして有名なゲイリー・カッツ(Gary Katz)が惚れ込んでプロデュースをしたといいますから、なんとなく想像できました。愛読雑誌の「ニュー・ミュージック・マガジン」でも高評価だったと思います。

 

そして翌年にリリースされたのが『ブルー・デザート(Blue Desert)』でした。

f:id:lynyrdburitto:20200614091352j:plain   f:id:lynyrdburitto:20200614091423j:plain

 

Side A

1.Generalities

2,I'm A Camera

3,wilight

4.From Nowhere To This Town

5.Beautiful People

 

Side B

1.Lost In The Hurrah

2.Release Yourself

3.Tattooed Lady

4.Exile

 

パーソナルは

Bass – Abraham Laboriel

Drums –  Jim Keltner, Ralph Humphrey, Jeffrey Porcaro

Keyboards, Synthesizer – Michael Omartian

Electric Piano – Dave McMorrow

Lead Guitar – Jay Graydon

Guitar – Dean Parks, Ray Parker Jr.,Steve Lukather

Saxophone – Ernie Watts

Backing Vocals – Bill Champlin, Carmen Twillie, Venette Gloud

 

プロデュースはあのジェイ・グレイドンです。


こんな私でも時代についていかねば、なんて思う年頃もあったのでしょう。たぶんそれほど欲しいとは思わなかったのでしょうが、買いました。

想像通りの音と声でした。シティ・ポップフュージョンを混ぜ合わせたような、洒落た大人向けの音楽でした。スティーヴ・ルカサービル・チャンプリンマイケル・オマーティンなどが参加しているので凡その想像はできたのです。これがまさにAORなのでしょう。

 

結局、マーク・ジョーダンについてはこの1枚の購入で終わり、レコード棚の奥深く眠ることになったのです。

 

今回の整理で約40年ぶりのご対面で、A面から通して聴いてみました。BGMで流しておくには丁度よいかもしれません。

 

マーク・ジョーダンはソングライターとしての活躍の他にプロデュースや俳優としても活動中です。

 


Marc Jordan - Generalities


Marc Jordan - I'm a Camera


Marc Jordan - Lost In The Hurrah (1979)


Marc Jordan - Beautiful People

 

 それでは今日はこの辺で。