今日の「この人の、この1枚」はダブル・トラブル(Double Trouble)の『Been a Long Time』です。
ダブル・トラブルと言えば言わずと知れたスティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Voughan)のバックバンドでした。
1990年に飛行機事故でスティーヴィーは亡くなってしまいました。その後、残されたバンドメンバーのクリス・レイトン(Chris Rayton,ds)とトミー・シャーノン(Tommy Shannon,b)はチャーリー・セクストン(Charie Sexton)のアーク・エンジェルス(Arc Angels)に加わりました。バンドは1993年には一旦解散します。
その後、二人はストリービル(Storybille)を結成し2000年まで活動します。その間、3枚のアルバムもリリースしました。
そして2001年にダブル・トラブル名義でアルバム『Been a Long Time』をリリースしたのです。ダブル・トラブル名義と言っても参加ミュージシャンは華やかでした。アーク・エンゲルス時代のチャーリー・セクストン、ドイル・ブラムホール(Doyle Bramhall II)、それにケニー・ウェイン・シェパード(Kenny Wayne Sheperd)、スーザン・テデスキ(SuzanTedeschi)、かつてのダブル・トラブルのメンバー、ルー・アン・バートン(Lou Ann Barton)、そしてウィリー・ネルソン(Willie Nelson)、ドクター・ジョン(Dr.John)、ジミー・ヴォーン(Jimmie Vaughan)、ジョニー・ラング(Jonny Lang)まで参加したのです。
01.Cry Sky
02.Turn Towards The Mirror
03.Say One Thing
04.Rock And Roll
05.Skyscraper
06.In The Middle Of The Night
07.She's All Right
08.Groundhog Day
09.In The Garden
10.(Baby, There's) No One Like You
11.Hidden Track
Bass, Acoustic Guitar – Tommy Shannon
Drums, Percussion – Chris Layton
Electric Guitar, Acoustic Guitar, Percussion, Vocals– Charlie Sexton
Guitar – Doyle Bramhall II
Guitar – Van Wilks
Guitar – Kenny Wayne Shepherd
Guitar – Gordie Johnson
Guitar – Eric Johnson
Guitar – Willie Nelson
Guitar – Derek O'Brien
Organ, Piano – Reese Wynans
Vocals – Malford Milligan
Vocals – Lou Ann Barton
Vocals – Jonny Lang
Vocals,Guitar – Susan Tedeschi
Vocals, Guitar – Jimmie Vaughan
Vocals, Piano – Dr. John
Electric Piano – Denny Freeman
Piano – Riley Osbourn
プロデュースは Charlie Sexton とDouble Troubleです。
04はレッド・ツェッペリン、06はジョニー・ギター・ワトソン、07はマディ・ウォーターズです。
これだけのメンバーが集まっただけでも素晴らしいし、中身も問題ありません。
ダブル・トラブルはこの後もジミーD・レーン(Jimmy D. Lane)やスカイ・マローン(Sky Malone)等のブルース・マンと競演しています。
それでは今日はこの辺で。