今日の「この人の、この1枚」はアンドレ・マトス(Andre Matos)の『Time To Be Free』です。
ここでのアンドレ・マトスはバンド名ということになっています。
2006年にアンドレ・マトスはルイス・マリウッティ(Luís Mariutti,b)とヒューゴ・マリウッティ(Hugo Mariutti,g)の兄弟と共にシャーマン(Shaman)を脱退し、新バンド、アンドレ・マトス(Andre Matos)を結成します。新たなメンバーにアンドレ・ザザ・ヘルナンデス(Andre 'Zaza' Hernandes,g)、ラファエル・ロサ(Rafael Rosa,ds)、ファビオ・リベイロ(Fabio Ribeiro)を加えてスタートしました。
そして2007年にファースト・アルバムをリリースします。『Time To Be Free』です。
01.Menuett
02.Letting Go
03.Rio
04.Remember Why
05.How Long (Unleashed Away)
06.Looking Back
07.Face The End
08.Time To Be Free
09.Rescue
10.A New Moonlight
11.Endeavour
12.Separate Ways (World Apart)
メンバーは
Andre Matos – vocals, piano
Andre Hernandes – guitars
Hugo Mariutti – guitars
Luís Mariutti – bass
Rafael Rosa – drums
Fábio Ribeiro – keyboards
プロデュースはSascha PaethとRoy Zです。
12は日本盤ボーナストラックでジャーニーのカバーです。
アンドレ・マトスのヴォーカルは好き嫌いがあると思いますが、このアルバムのように疾走感あふれる曲にはピッタリ合ってると思います。
2009年にセカンド・アルバム『メンタライズ (Mentalize)』をリリースします。
すると、アンドレ・マトス、今度は元ストラトヴァリウス(Stratovarius)のティモ・トルキ(Timo Tolkki,g)、ヤリ・カイヌライネン(Jari Kainulainen,b)、元ソナタ・アークティカ(Sonata Arctica)のミッコ・ハルキン(Mikko Sakari Härkin,key)、元ハロウィ(Helloween)、ガンマ・レイ(Gamma Ray)のウリ・カッシュ(Ulrich "Uli" Kusch,ds)らと共にシンフォニア (Symfonia)を結成し、2011年にアルバム『In Paradisum』をリリースします。しかし、このバンドはこの1枚で解散してしまいます。
2012年になると再びアンドレ・マトスとしてのサード・アルバム『The Turn Of The Lights』をリリースします。バンドとしてのアンドレ・マトスはこれがラスト・アルバムになりました。
その後、アンドレ・マトスは一時的にヴァイパーに戻ったり、シャーマンを再結成したりしましたが、2019年に心臓発作で亡くなりました。
Menuett & Letting Go - André Matos
Andre Matos - How Long (Unleashed Away)
Andre Matos - Separate Ways (2007)
それでは今日はこの辺で。