今日の「聴き比べ」は石原裕次郎の『ブランデーグラス』です。
この曲は1977年の発売当初は全く売れず、その後テレビドラマ『西部警察』で本人が歌うシーンが放映されたことによって火が付き売れ出しました。当時のカラオケの定番曲でした。オヤジたちは皆歌っていました。
裕さんの歌が続いてしまいました。大ファンだったのです。
ブランデーグラス
作詞:山口洋子
作曲:小谷充
これでおよしよ
そんなに強くないのに
酔えば酔うほど 淋しくなってしまう
涙ぐんで そっと時計をかくした
女ごころ 痛いほどわかる
指で包んだ まるいグラスの底にも
残り少ない 夢がゆれている
よせばよかった
よせばよかったけれど
恋は知らずに もえてしまうものだよ
白い小指 ためらいながらからませ
未練ごころ 打ちあけたおまえ
雨はふるふる 部屋の中にも胸にも
いつか来そうな 別離を告げて
こころひとつ 傘はふたつにはなれて
逢えば夜は つかの間に過ぎる
雨はふるふる 遠く消えてく背中と
いつか来そうな 別離を濡らす
いろんな人が歌っていますが、これは珍しいです。島倉千代子さんです。
それでは今日はこの辺で。