昨日はジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)の来日公演へ行ってきました。渋谷のオーチャード・ホールでした。高校時代からの友人K.K君と一緒に行ってきました。
46年前の1977年3月、ジャクソン・ブラウンが初来日した時に行って以来でした。その時は確か東京厚生年金会館だったと記憶しています。
その後も、何度も来日していますが、なかなか行く機会に恵まれず、ほんとに久しぶりのご対面でした。
もっとも、コンサートへ出かけるというのも、コロナの影響もあって久しぶりのことでした。
コンサートは5分遅れの6時35分に始まりました。注目のオープニング・ナンバーはなんと「Before The Deluge」でした。アメリカのスリーマイル島の原発事故の5年も前に警告を鳴らしたという、いわくつきの曲です。私の予想としてはコンサートの終盤で演るのかと思っていましたが意外でした。でも、これで会場は一気にジャクソン・ブラウンの雰囲気に包まれました。
その後は観客とのやり取りなどを交え和やかな雰囲気で進みました。
その後の演奏を今、思い出せる曲を並べてみます。全く自信がありませんが、間違っていたらご容赦。一所懸命に思い出したのですが、なにせ記憶力の低下が激しいもので。順番はあやふやです。彼の曲は私には同じように聴こえてしまう曲が多いのです。
For A Dancer
Fountain of Sorrow
Rock Me on the Water
Jamaica Say You Will
Here Come Those Tears Again
Your Bright Baby Blues
These Days
For Everyman
Doctor My Eyes
Late for the Sky
The Pretender
Running on Empty
ここからアンコール
The Load-Out~Stay
Take It Easy~Our Lady of the Well
全部で二十数曲だったと思います。知らない曲もあったし、曲名を思い出せないものが何曲かあります。往年の名曲が並び、オールド・ファンには嬉しい限りです。
「Running on Empty」からは会場総立ちで手拍子の嵐です。ジャクソン・ブラウンのライヴでこんなに盛り上がるとは意外でした。46年前とは観客の反応も様変わりしたことを実感しました。2度目のアンコール曲、イーグルスでもヒットした「Take It EasyからOur Lady of the Well」で約3時間に及ぶ公演は終了しまた。お疲れさまでした。
74歳、ジャクソン・ブラウンの声は年齢のせいか多少変わっていましたが、声量と声の伸びは衰えていません。また、エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ピアノと1曲ごとに楽器を変えての熱唱でした。見事に年齢を重ねました。
それにしても、50年前の曲が全く色褪せることなく心に響いてきて、久しぶりに感動しました。全く古臭さを感じさせませんでした。
この後も、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ドゥービー・ブラザーズ、TOTO、スキッド・ロウなど往年のロッカーがコロナが明けて続々来日予定です。楽しみです。
それでは今日はこの辺で。