フィンランドはヘルシンキの女性ブルースロック・シンガー、イナ・フォルスマン(Ina Forsman)の2016年のセカンド・アルバム『Ina Forsman』を入手しました。
彼女は6歳の頃から歌手に憧れ、15歳の時には実際にステージに立ちました。ダニー・ハサウェイやサム・クック、アレサ・フランクリンらの曲を好んで聴いていました。そしてハーピストのヘルゲ・タルクヴィスト(Helge Lundqvist)に見いだされ、2013年に彼のバンドとレコーディングをしました。ファースト・アルバム『Ina Forsman With Helge Tallqvist Band』を発表。
その後、Rufレコードと契約し、Rufが主催する『ブルース・キャラバン』のメンバーとしてアメリカやヨーロッパ各地をツアーしました。その模様はライブアルバム『Blues Caravan 2016』として発表されています。
その年に今日紹介しているアルバム『Ina Forsman』をリリースしました。このアルバムでは軽めのソウルナンバーやアップテンポのソウルブルースやスローミディアムののマイナー・ブルースロックを披露しています。ちょっとやさぐれた声質と歌い方が、迫力があって曲にマッチしています。
この後、ソロ名義で3枚のアルバムと『ブルース・キャラバン2019』のライブが発表されています。そのライブでは以前紹介したアリー・ヴェナブル(Ally Venable)と競演しています。これまたみっけもののブルースロッカーでした。残りのアルバムも買いましょう。
Ina Forsman
01.Hanging Loose
02.Pretty Messed Up
03.Bubbly Kisses
04.Farewell
05.Don't Hurt Me Now
06.Talk To Me
07.Now You Want Me Back
08.Devil May Dance Tonight
09.Before You Go Home
10.No Room For Love
11.I Want A Little Sugar In My Bowl
メンバーは
Lead Vocals – Ina Forsman
Drums, Percussion, Vocals – Tommy Taylor
Electric Bass, Acoustic Bass – Russell Jackson
Guitar – Derek O'Brien, Laura Chavez
Harmonica – Helge Tallqvist
Horns – The Texas Horns
Keyboards – Jamie Hilboldt
Keyboards, Organ, Piano,, Vocals – Nick Connolly
Producer – Mark Kazanoff
それでは今日はこの辺で。