今日の「この人の、この1枚」はニール・ヤング(Neil Young)先生の1969年の録音を集めたアーカイヴ集『Early Daze』です。新たに発表された録音集です。
曲としては既に発売されている曲ばかりです。それらの曲が1969年に録音されていたのです。1969年と言えばニール先生がソロ・デビューアルバムを発表した年です。その時に後年の偉大な曲群は出来上がっていたのです。
中にはクレージーホース(Crazy Horse)のファーストに収められた曲も、ダニー・ウィットン(Danny Whitten)のヴォーカルと共に聴けます。
ニール先生の70年代の録音は頻繁に発売されており、今回も当時の生々しいい声が聴けて懐かしい気分いっぱいです。みんな好きな曲です。できればあと何曲か収録されていたらよかったのにと、贅沢なことを言ってます。
Early Daze
01.Dance Dance Dance
02.Come On Baby Let's Go Downtown
03.Winterlong
04.Everybody's Alone
05.Wonderin'
06.Cinnamon Girl
07.Look At All The Things
08.Helpless
09.Birds
10.Down By The River
メンバーは
Vocal, Guitar - Neil Young
Bass – Billy Talbot
Drums – Ralph Molina
Guitar – Danny Whitten
Keyboards – Jack Nitzsche
Producer – David Briggs (A2 to B4), Neil Young
01と04がアーカイヴ第1集に収められてた以外はすべて初公開です。
02はスタジオ録音。『今宵その夜』ではライヴ音源でした。
03は3枚組ベスト盤『Decade』に収録されていた曲です。未公開バージョンです。
05は1983年のアルバム『Everybody's Rockin'』に収録された曲。すでに69年に出来ていました。
06と10はセカンド『Everybody Knows This Is Nowhere』に収められました。
07は『Crazy Horese』に。
08はCSN&Yの『Déjà Vu』に。
09はサード『After The Gold Rush』に。
聴きなれた曲ですが、或る意味まったく違った曲でもあります。実に新鮮でした。これからもいろいろ出てきそうな予感がします。
それでは今日はこの辺で。
