Flying Skynyrdのブログ

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『The Kilborn Alley Blues Band 』を聴く

先日、レコード、CD漁りをしていたら面白そうなバンドを見つけました。

The Kilborn Alley Blues Bandです。日本語だとキルボーン・アレイ・ブルース・バンドというのでしょうか。情報がないのでわかりません。

アルバムは『Put It In The Alley』です。

調べてみると、このアルバムがファーストで合計3枚ほど出しているみたいです。

このアルバムは2006年リリースですのでそんなに古くはありません。

メンバーはアンドリュー・ダンカンソン(Andrew Duncanson,vo,g)、クリス・ブリーン(Chris Breen,b)、エド・オハラ(Ed O'Hara,ds)、ジョシュア・スティメル(Joshua Stimmel,g)、ジョー・アセリン(hamonicas)です。さらにゲストプレイヤーとでニック・モス(Nick Moss)がギターで3曲ほど参加しています。プロデュースはニック・モスが担当しています。それにオルガンでゲイリー・ハント(Gary Hundt)が5曲、サックスでデイヴ・ファウブル(Dave Fauble)も2曲で参加しています。全部で13曲です。なお、日本語呼び名は私が勝手につけたものです。悪しからず。

全員白人のシカゴ・ブルースのバンドです。1曲を除いてすべてオリジナルです。シカゴブルースとR&B満載のアルバムになっています。アンドリュー・ダンカンソンは黒人を思わせるヴォーカルを聴かせます。それこそ黒人のブルースアルバムを聴いているような錯覚さえおこします。ラストナンバーはザ・バンドを思わせるような南部臭さのあるフォーク、カントリー調の曲でホッとさせてくれます。そういえばダンカンソンの声はレヴォン・ヘルムに似ているかも。この曲だけオリジナルじゃないんです。面白い。あっという間の13曲でした。

Amozonで検索すると当たり前のように日本では発売なし、コメントも一切なしです。

こういうものが見つかるからレコード、CD漁りは止められません。このバンドの他のCDが見つかれば即買いなのですが、おそらくもう出ないでしょう。期待せずに探しましょう。

この日は別にロバート・クレイとアルバート・コリンズとデイヴ・ホールを安価で手に入れました。ラッキーな1日でした。このキルボーン・アレイはついでだったんですけど儲けものでした。

今日はこの辺で。