2021-01-01から1年間の記事一覧
早いもので、またまた大晦日がやってきました。このブログを始めて5回目の大晦日です。恒例の今年の映画ベスト10を選びたいと思います。 今年劇場で観た映画を列挙します。 1月 『アーニャは、きっと来る』 『真夏の夜のジャズ』 『ハッピー・バースデ…
久しぶりに買いそびれていたジェフ・ヒーリー(The Jeff Healey Band)の『Live At Montreux 1997&1999』を入手しました。 2008年に若干41歳で亡くなった盲目のギタリスト、ジェフ・ヒーリー率いるジェフ・ヒーリー・バンドの1997年及び1999年…
今日の「聴き比べ」はスコット.マッケンジー(Scott McKenzie)の『花のサンフランシスコ(San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in Your Hair)』です。 この曲は1967年開催の「モントレー・ポップ・フェスティバル」のプロモーション用にママス&パパス…
今日の「この人の、この1枚」はフェントン・ロビンソン(Fenton Robinson)の『Somebody Loan Me A Dime』です。 フェントン・ロビンソンは1935年、ミシシッピ州の生まれで、1951年にはメンフィスへ移住、そして1962年にシカゴに定住するようにな…
今日の「聴き比べ」はママス&パパス(The Mamas & The Papas)の『夢のカリフォルニア(California Dreamin')』です。 ママス&パパスについては以前書いていますので、詳しくは触れません。 lynyrdburitto.hatenablog.com 『夢のカリフォルニア』は1965年…
貫井徳郎の『修羅の終わり』を読了しました。忘れないうちに書いておきます。 新装版 修羅の終わり(上) (講談社文庫) 作者:貫井徳郎 講談社 Amazon 新装版 修羅の終わり(下) (講談社文庫) 作者:貫井徳郎 講談社 Amazon この作家の小説は既に相当な数を読…
先日のキネ旬シアターは『罪なき殺人』でした。 監督:ドミニク・モル 出演:ドゥニ・メノーシェ、ロール・カラミー、 ダミアン・ボナール 制作:2019年 フランス・ドイツ 2021年 日本公開 同じ出来事を複数の人物の視点で語るサスペンス・ドラマ仕…
今日の「聴き比べ」はつのだひろの『メリー・ジェーン』です。 この曲は1971年、当時つのだひろが所属していたバンド、ストロベリー・パス(後のフライド・エッグ)時代の1971年のアルバム『大烏が地球にやってきた日』に収録され、後につのだひろが…
今日の「この人の、この1枚」は前回に続きマジック・サム(Magic Sam)の『Black Magic』です。 デルマーク・レコードに残された2枚目のオリジナル・アルバムです。オリジナル・アルバムとしては遺作になります。 Side A 1.I Just Want A Little Bit 2.What …
今日の「聴き比べ」は『シーズ・ア・レディー(She's a Lady)』です。 この曲も私はトム・ジョーンズ(Tom Jones)の歌唱で知ったのですが、実はポール・アンカ(Paul Anka)でした。ポール・アンカが1970年にアルバムの中で発表していました。 1971年に…
今日の「この人の、この1枚」はマジック・サム(Magic Sam)の『West Side Soul』です。 マジック・サムはシカゴ・ウェスト・サイドのブルースマンです。南部ミシシッピの生まれで小さいころはヒルビリーなどを聴きながら育ち、ギターを覚えました。19歳で…
今日の「聴き比べ」はトム・ジョーンズ(Tom Jones)の『デライラ(Delilah)』です。 この曲は1968年のトム・ジョーンズのヒット曲です。「思い出のグリーン・グラス」で日本でも人気の出たトム・ジョーンズはその後続々とヒット曲を飛ばしました。この曲も…
先日、テデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)がデレク&ザ・ドミノスの『いとしのレイラ』を全曲カバーした『Layla Revisited』を紹介しましたが、今日は彼らの2016年のアルバム『Let Me Get By』を紹介します。 lynyrdburitto.hatenablog…
昨日のキネ旬シアターは『護られなかった者たちへ』でした。 原作:中山七里 監督:瀬々敬久 出演:佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子 制作:2021年 日本 東日本大震災後の仙台を舞台とした社会派ミステリーです。 東日本大震災から9年後。仙台で連…
今日の「聴き比べ」は『思い出のグリーン・グラス(Green Green Grass of Home)』です。 この曲も私はトム・ジョーンズ(Tom Jones)で知りましたが、原曲は1965年、ジョニー・ダレル(Johnny Darrell)の歌唱でした。 1966年にこの曲をトム・ジョーンズ…
今日の「この人の、この1枚」はオーティス・ラッシュ(Otis Rush)の『Right Place, Wrong Time』です。 今回もまたオーティス・ラッシュです。1976年にリリースされたアルバムです。前回の記事で若干触れたキャピトル・レコードに1971年にレコーディ…
今日の「聴き比べ」は『ラヴ・ミー・トゥナイト(Love Me Tonight)』です。 ふとしたことからトム・ジョーンズ(Tom Jones)を思い出しました。 この曲はそのトム・ジョーンズの歌唱で有名です。日本では1969年に大ヒットしました。 トム・ジョーンズはイギ…
今日の「この人の、この1枚」はオーティス・ラッシュ(Otis Rush)の『This One's A Good 'Un』です。 オーティス・ラッシュは1956年にレコード・デビューしたブルースマンです。8歳のころからギターを習い始め、シカゴのサウスサイド、ウェストサイド双…
今日の「聴き比べ」はズー・ニー・ヴーの『白いサンゴ礁』です。 ズー・ニー・ヴーは1968年に結成されたグループ・サウンズです。メンバーには町田義人がいました。 グループ・サウンズという肩書でデビューしましたが、当時流行り出したフォークを多分…
昨日、マイク・ネスミス(Mike Nesmith)が亡くなったとの知らせがありました。78歳でした。 マイク・ネスミスはイギリスのビートルズに対抗して1964年に結成されたザ・モンキーズのギター・ヴォーカル担当でした。解散後は自身のカントリー・バンド、『…
先日のキネ旬シアターは『MINAMATA-ミナマタ-』でした。 監督:アンドリュー・レヴィタス 出演:ジョニー・デップ、真田広之、美波、國村準、浅野忠信 製作:2020年 アメリカ合衆国 2021年 日本公開 アメリカの著名な写真家ユージン・スミスが遺した…
今日の「聴き比べ」はスウィング・ウエストの『雨のバラード』です。 またしてもグループ・サウンズです。歳がわかります。 スウィング・ウエストはホリプロの社長、堀威夫が1957年に結成したバンドです。結成時は守屋浩、佐川満男、田辺昭も在籍してい…
今日の「この人の、この1枚」は、カルヴィン・リーヴィ(Calvin Leavy)の『Cummins Prison Farm』です。 1970年代になると日本でも黒人ブルースのリスナーが増えてきました。かく言う私もイギリスのブルース・ロックから黒人ブルースを聴くようになった…
今日の「聴き比べ」はザ・モップスの『朝まで待てない』です。 この曲は1967年、モップスのデビュー・シングルです。 モップスは鈴木ヒロミツと星勝が中心のバンドで、一般的にはグループ・サウンズに分類されていますが、サイケデリック・ロック・バン…
今頃になってシンフォニア(Symfonia)のアルバム『イン・パラディズム (In Paradisum) 』を入手しました。 2010年、スーパー・メタル・バンドは結成されました。 アンドレ・マトス(Andre Matos,vo) ティモ・トルキ (Timo Tolkki,g) ウリ・カッシュ (Uli K…
今日の「聴き比べ」はザ・スパイダースの『あの時君は若かった』です。 1968年のヒット曲で、おそらくスパーダースにとっては最後のヒット曲ではないでしょうか。リード・ヴォーカルはマチャアキ(堺正章)と井上順です。作曲はかまやつひろしです。 19…
今日の「聴き比べ」はザ・スパイダースの『風が泣いている』です。 『夕陽が泣いている』に続いて再び浜口庫之助が作詞・作曲した曲でこれも大ヒットしました。ヴォーカルは同じくマチャアキ(堺正章)です。 この前には井上順のヴォーカルで『なんとなくなん…
を先日のキネ旬シアターは『ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。』でした。 監督:島田陽磨 出演:中本愛子、林恵子 製作:2021年 日本 北朝鮮に渡った姉と58年ぶりに再会した女性のドキュメンタリーです。 林恵子は67歳。熊本で訪問介護の仕事をし…
今日の「聴き比べ」はザ・スパイダースの『夕陽が泣いている』です。 GSブームのきっかけとなった曲ではないでしょうか。1966年のスパイダースの大ヒット曲です。 スパイダースは今振り返ると田辺昭知、堺正章、井上順、かまやつひろし、井上堯之、大…
今日の「この人の、この1枚」は岡林信康先生の『岡林信康リサイタルー中野サンプラザ・1975』です。 『CD時代の未発表音源シリーズ』、今回は岡林信康先生です。 2008年から2009年にかけて何故か岡林先生の1960年代後半から1970年代にかけ…