ウェストコースト・ロックの隆盛の立役者、ジョン・デヴィッド・サウザ(John David Souther) が亡くなりました。78歳でした。9月17日だったそうです。気がつきませんでした。ショックです。たまたまネットで見つけました。
イーグルスのグレン・フライ(Glenn Frey)やジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)、リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)らとの交流も深く、彼らへの楽曲の提供や、自身のアルバム、さらにバンドでの活躍もありました。
1960年代にグレン・フライと出会い、同じ建物に住むようになりました。そこにはジャクソン・ブラウンもいました。やがてグレン・フライのイーグルスとの交流が深まり、楽曲を提供し、陰のイーグルスとまで言われました。「Best of My Love(至上の愛)」「Heartache Tonight」「New Kid in Town」などグレン・フライとの共作もありました。「How Long」は作詞・作曲でした。
またリンダ・ロンシュタットにも数多く楽曲を提供しました。二人は一時期同棲していました。
その他にも多くのアーティストに楽曲を提供し、自身のアルバムも6枚リリースしています。中でも1979年の『You're Only Lonely』はヒットしました。
忘れてならないのは1974年に結成したスーパーグループ『The Souther Hillman Furay Band』の結成です。バーズ、フライング・ブリット・ブラザーズのクリス・ヒルマン(Chris Hillman)とポコのリッチー・ヒューレイ(Richie Furay)と共に作ったバンドでした。僅二枚でしたが良質なアルバムでした。このバンドの解散を持ってウェストコースト・ロックも全盛期を過ぎたような気がします。
その後もソロアルバムのリリースなど活躍していました。
1970年代のアメリカン・ロックを賑わせてくれたミュージシャンがまた一人亡くなってしまいました。残念です。
改めてジョン・デヴィッド・サウザーの冥福をお祈りいたします。合掌。
それでは今日はこの辺で。