2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
私の大好きな女性シンガー、『マリア・マルダー(Maria Muldaur )』は1943年、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジ生まれです。1960年代の前半にはジョン・セバスチャンやデヴィッド・グリスマン、ステファン・グロスマンが在籍するイーヴン・ダズ…
今日のキネ旬シアターは『女の一生』でした。 監督:ステファヌ・ブリゼ 原作:モーパッサン 主演:ジュディット・シュムラ、ジャン=ピエール・ダルッサン、ヨランド・モロー 制作:フランス 2017年公開 原作は『脂肪の塊』や『雨傘』でおなじみ文豪モ…
今日のキネ旬シアターは『gifted/ギフテッド』でした。 監督:マーク・ウェブ 主演:クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス 制作:アメリカ 2017年公開 giftedとは「先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を持っている人のこと、外部に対する世…
アメリカ・テキサスのバンド、サザンロックの大物『ZZ トップ(ZZ Top)』です。 バンド結成は1969年です。メンバーは ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons,g,vo) ダスティ・ヒル(Dusty Hill,b) フランク・ベアード(Frank Beard,ds) のスリー・ピース、不動の…
私の好きな女性ヴォーカリストのベスト5に入るであろう『リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)』の70年代について書いてみたいと思います。 1946年にアリゾナ州ツーソンで生まれたリンダは音楽好きの両親に育てられ、14歳の頃には当時ブームにな…
『モット・ザ・フープル(Mott The Hoople)』は1970年代前半を、まさに疾走したロック・バンドでした。 モット・ザ・フープルとしての結成は1969年で、デビューアルバム『Mott The Hoople』をアイランドからリリースしました。 この時のメンバーは イ…
今日はちょっと変わったところで懐かしのポップスの女王について。 『ヴィッキー(Vicky)』なんて言ってわかるのは私らの世代以上の人ぐらいでしょうか。それでも「恋はみずいろ」を歌った人だと言えば少しはわかる人もいるかもしれません。 本名ヴィッキー・…
『ロッド・スチュワート(Rod Stewart)』は1945年、イギリスはロンドンの生まれ。無類のサッカー少年でプロのスカウトを受けたほどで、短い期間ブレントフォードFCにも所属していました。そこを辞めてからスペインのフォーク歌手ウィズ・ジョーンズと知り…
今日も懐かしいところで『マウンテン(Mountain)』です。 マウンテンは1968年の結成です。大デブのレスリー・ウェスト(Leslie West,g,vo)と「クリーム」のプロデューサー、フェリックス・パパラルディ(Felix Pappalardi,b,vo)がN.D.スマート (N.D. Smart,…
ロサンゼルス出身のロウエル・ジョージが作ったバンド『リトル・フィート(Little Feat)』です。L.A出身ですが『リトル・フィート』の作り出す音楽はサザンロックに近いです。それは後から触れるメンバー構成にも多分に影響されています。 ロウエル・ジョージ…
今日は1960年代半ばに彗星のごとく現れ、心温まる音楽を提供し、あっという間に去っていったニューヨークの都会的バンド、『ラヴィン・スプーンフル(Lovin' Spoonful)』です。 『ラヴィン・スプーンフル』はハーピストのジョン・セバスチャン(John Sebas…
今日取り上げるのは、ビートルズの『サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』やローリング・ストーンズの『べガーズ・バンケット』と並び称されるほどの傑作アルバム、『ラヴ』の『フォーエヴ…
昨日の記事で書きましたように小さな巨人こと、スティーヴ・マリオットがハンブル・パイ結成のため、スモール・フェイセイズを脱退したため、残されたロニー・レーン(Ronnie lane,b,g,vo)、イアン・マクレガン(Ian MacLagan,key)、ケニー・ジョーンズ(Kenny …
小さな巨人こと、スティーヴ・マリオット(Steve Marriott)は1960年代後半、スモール・フェイセズ(Small Faces)をロニー・レイン(Ronnie Lane)と共に結成。このグループにはケニー・ジョーンズ(Kenney Jones)とイアン・マクレガン(Ian McLagan)が参加して…
昨年の暮れ頃に紹介したデラニー&ボニーについて新たにCDを購入したので紹介します。 lynyrdburitto.hatenablog.com デラニー&ボニーの『Delaney & bonnie & Friends On Tour With Eric Clapton』が発売されたのが1970年で、1969年のデラニー&ボ…
今日のキネ旬シアターは『ローズの秘密の頁(ページ)』でした。 監督・脚本:ジム・シェリダン 主演:ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ルーニー・マーラ、エリック・バナ 制作:アイルランド 2018年公開(日本) 完全ネタバレ 例によって、事前情報皆無で観に…
今日のこの1枚はあがた森魚の『乙女の儚夢』です。 あがた森魚の「赤色エレジー」を初めて聴いたのは、吉田拓郎がディスクジョッキーを務める深夜放送だったと記憶しています。その時の衝撃は半端じゃありませんでした。1971年頃だったと思います。 こ…
デイヴ・メイソンは今でも新譜が出れば購入するアーティストの中の一人です。もっとも最近はあまり出していませんが。 そんな彼の1976年の2枚組ライブをチョイスしました。このライブ盤が出た翌年に彼は初来日を果たし、このライブ盤と同じような内容で…
ボストンのロックンロール馬鹿野郎、J.ガイルズ・バンドです。気持ちいいくらいのロックンロールむき出しです。 1968年に結成されたJ.ガイルズ・バンドは当初、J.ガイルズ・ブルース・バンドと名乗っていました。その当時のメンバーはJ.ガイルズ(J…
ジェスロ・タル(以下、タル)を初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。ブルースか、ジャズか、ロックか、フォークか、すべて当てはまるようで、すべて当てはまらない、不思議なバンドでした。イアン・アンダーソンのフルートとヴォーカルを前面に押…
美しいジャケットで、名盤の誉れ高い『イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)』のファーストアルバムです。 このバンドの結成は1967年です。1967年といえば、ウェストコースト、特にサンフランシスコでのフラワームーヴメントの盛…
まだジミ・ヘンドリックスのことを少しも書いていなかったような気がしますのでちょっとだけ触れてみたいと思います。 今更ジミ・ヘンドリックス(ジミへン)については、数多くの方が書いておられるので私が書くようなことは特別ないのですが、やはり感銘を…
昨日、読者のユキ24( id:yukidayo24)様より、ジーノ・ロートが2月5日に亡くなったとの情報を頂きました。ありがとうございました。 あまりに急な出来事でしたので驚くとともに、ショックでした。61歳でした。 兄のウリ・ジョン・ロートが自身のFace Book…
今日のこの1枚は『ハングリー・チャック』です。この1枚といっても、この1枚しかありません。幻のグループ、幻のアルバムと騒がれました。 「ハングリー・チャック」の母体はカナダのデュオ、「イアン&シルビア」が結成したバンド「グレイト・スペックル…
今日のキネ旬シアターは『彼女がその名を知らない鳥たち』でした。 監督:白石 和彌 主演:蒼井優、阿部 サダヲ、松坂 桃李、竹野内 豊 制作:日本 2017年公開 原作:沼田まほかる 監督は『凶悪』を撮った人で、若松孝二の弟子です。 原作は今や真梨幸子…
昔昔、ハミングバードというバンドがありました。 第2期ジェフ・ベック・グループを解散させたジェフ・ベックですが、残ったメンバーは「別にベックがいなくてもいいじゃん」といった感じで、新しくバンドを立ち上げまっした。それが『ハミングバード』です…
伝統的なブリティッシュ・ハードロックを継承してきた『サンダー』が1999年に解散を表明した後、ヴォーカリストのダニー・ボウズ(Daniel Don Bowes)とリードギターのルーク・モーリー(Luke Morley)が2002年にデュオを結成しアルバム『Moving Swiftly…
ニューオリンズ・ミュージックを世界に知らしめた男、ドクター・ジョンことマック・レベナック(Mac Rebennack)が1972年に発表したアルバムが『Gumbo』です。 彼の経歴は古く、1950年代からギタリストとして活躍していましたが、指を怪我してピアニス…
デイブ・エドモンズは1944年、イギリス・ウェールズ、カーディフの生まれです。作詞作曲、ヴォーカル、ギタリスト、プロデューサーで1960年代から活躍し、70年代以降はパブロックやニューウェイヴに大きな影響を与えた人です。 1968年にジョン…