Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

ブルース

この人の、この1枚 B.B.キングの『L.A.Midnight』

またまたブック・オフでB.B.キング(B.B.King)を見つけました。1971年リリースの『L.A.Midnight』です。500円で美品でした。 lynyrdburitto.hatenablog.com lynyrdburitto.hatenablog.com 1971年と言うとB.B.キングにするとすでにかなり商業的…

この人の、この1枚 B. B キングの『ゴールデン・ディスク』

昨年あたりから私の地元のブック・オフで中古レコードの販売を始めました。ハード・オフでは以前から取り扱いがありましたが、ブック・オフの個店では初めてでした。当初は枚数も少なく、めぼしいレコードも無かったのですが、徐々に枚数も増えていき、中に…

この人の、この1枚 タジ・マハール(Taj Mahal)の『The Real Thing』

今日の「この人の、この1枚」はタジ・マハール(Taj Mahal)の『The Real Thing』です。 タジ・マハールは黒人ブルースマンとしては珍しくニューヨーク・シティ生まれです。黒人ブルースマンというとシカゴやミシシッピ、テキサスなどの出身が多いのですが、…

訃報:オリビア・ニュートン・ジョン & この人の、この1枚『ルース・ブラウン(Ruth Brown)/Rock & Roll』

今朝の新聞でオリヴィア・ニュートン・ジョン(Olivia Newton-John)が亡くなったことを知りました。73歳でした。 我がブログにも何度か登場していただきました。あの『オリビアを聴きながら』のオリビアです。 lynyrdburitto.hatenablog.com lynyrdburitto.…

この人の、この1枚『O.V.ライト(O.V. Wright)/Into Something (Can't Shake Loose)』

今日の「この人の、この1枚』はO.V.ライト(O.V. Wright)の『Into Something (Can't Shake Loose)』です。 O.V.ライトは1939年、テネシー州レノ生まれのサザン・ソウル・シンガーです。 幼いころから教会で歌い始め、高校生のころにはゴスペル・グループ…

この人の、この1枚『リトル・ミルトン(little Milton)/ブルースン・ソウル(Blues'n Soul)』

今日の「この人の、この1枚」はリトル・ミルトン(little Milton)の『ブルースン・ソウル(Blues'n Soul)』です。 リトル・ミルトン、本名ジェームズ・ミルトン・キャンベル・ジュニアは1934年ミシシッピ州インヴァネスの生まれです。ブルース・ギタリス…

この人の、この1枚『ジェイムズ・コットン(James Cotton)/Live & On The Move』

今日の「この人の、この1枚」はジェイムズ・コットン・バンド(James Cotton Band)の『Live & On The Move』です。 ジェイムズ・コットンは1935年、ミシシッピ州ミシシッピ州チュニカで生まれた、ブルース・ハープ奏者・シンガーです。 子供のころに聴い…

訃報:島田陽子 & この人の、この1枚『ジェイムズ・カー(James Carr)/You Got My Mind Messed Up』

女優の島田陽子さんが亡くなりました。69歳でした。大腸癌だそうです。 島田陽子さんと言えば、70年代当時、松坂慶子さんと並んで美人女優として大変な人気でした。テレビドラマでは『われら青春!』や『華麗なる一族』、『白い巨塔』など、映画でな何と…

この人の、この1枚『アイク・ターナー&ハロルド・バラージュ/Rockin' Wild !』

今日の「この人の、この1枚」はアイク・ターナー(Ike Turner's KIng of Rhythm)とハロルド・バラージュ(Harold Burrage)の『Rockin' Wild !』です。 このアルバムも日本のレーベル、Pヴァイン・スペシャルから1980年に独自にリリースされたカップリン…

この人の、この1枚『エタ・ジェイムズ(Etta James)/Tell Mama』

今日の「この人の、この1枚」はエタ・ジェイムズ(Etta James)の『Tell Mama』です。 エタ・ジェイムズの1968年リリースの傑作アルバムです。 彼女はご存じの通り、アメリカのブルース、R&B、ソウルの大物歌手です。 1938年、カリフォルニア州ロ…

聴き比べ ローリング・ストーンズの『夜をぶっとばせ(Let’s Spend the Night Together)』

今日の「聴き比べ」はローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の『夜をぶっとばせ(Let’s Spend the Night Together)』です。 この曲はストーンズの1967年のヒット曲です。シングル・チャートの3位になりました。アメリカ盤のアルバムでは『ビトウィ…

この人の、この1枚『ザ・カーター・ブラザーズ/The Carter Brothers』

今日の「この人の、この1枚」はザ・カーター・ブラザーズ(The Carter Brothers)の『The Carter Brothers』です。 このアルバムは1980年、日本のレーベル、Pヴァイン(当時はPヴァイン スペシャル)がザ・カーター・ブラザーズがジュエル・レコードの…

この人の、この1枚『ブラウニー・マギー&サニー・テリー/I Couldn't Believe My Eyes』

今日の「この人の、この1枚」はブラウニー・マギー&サニー・テリー(Brownie McGhee and Sonny Terry with Earl Hooker)の『I Couldn't Believe My Eyes』です。 ブラウニー・マギーとサニー・テリーの黄金コンビにアール・フッカーが加わった1973年の…

この人の、この1枚『ボビー”ブルー”ブランド&ジョニー”ギター”ワトソン(Bobby"Blue"Bland & Johnny"Guitar"Watson)』

今日の「この人の、この1枚」はボビー”ブルー”ブランド(Bobby"Blue"Bland)とジョニー”ギター”ワトソン(Johnny"Guitar"Watson)のカップリング・アルバム『ボビー”ブルー”ブランド&ジョニー”ギター”ワトソン(Bobby"Blue"Bland & Johnny"Guitar"Watson』です…

この人の、この1枚『ビッグ・ビル&サニー・ボーイ(Big Bill & Sonny Boy)』

今日の「この人の、この1枚」はビッグ・ビル・ブルーンジー(Big Bill Broozy)とサニー・ボーイ・ウィリアムソン(Sonny boy Williamson)の『ビッグ・ビル&サニー・ボーイ(Big Bill & Sonny Boy)』です。 二人のカップリング・アルバムです。元は1964年…

この人の、この1枚『Drop Down Mama』

今日の「この人の、この1枚」は『Drop Down Mama』です。 チェス・レコードに残された貴重な音源のコンピレーション・アルバムです。1949年から1953年までの間にに録音された6人のブルース・マンによるシカゴ・ブルースの決定盤です。 A1.Johnny S…

この人の、この1枚『サン・ハウス(Son House)/Father of Folk Blues』

今日の「この人の、この1枚」はサン・ハウス(Son House)の『Father of Folk Blues』です。 前回紹介したスリーピー・ジョン・エスティスに続き、1960年代に再発見された伝説のブルース・マン、サン・ハウスです。 1902年、ミシシッピ州クラークスデ…

この人の、この1枚『スリーピー・ジョン・エスティス(Sleepy John Estes)/The Legend of Sleepy John Estes』

今日の「この人の、この1枚」はスリーピー・ジョン・エスティス(Sleepy John Estes)の『The Legend of Sleepy John Estes』です。 伝説のブルースマン、スリーピー・ジョン・エスティスが発表した1962年のアルバムです。このアルバムは1973年に、当…

この人の、この1枚『ルーズベルト・サイクス(Roosevelt Sykes)/Feel Like Blowing My Horn』

今日の「この人の、この1枚」はルーズベルト・サイクス(Roosevelt Sykes)の『Feel Like Blowing My Horn』です。 ブルース・ピアニストの二大巨頭と言えば、ビッグ・メイシオ(Big Maceo)とこのルーズベルト・サイクス(Roosevelt Sykes)ということになるでし…

この人の、この1枚『ピー・ウィー・クレイトン(Pee Wee Crayton)/After Hours』

今日の「この人の、この1枚」はピー・ウィー・クレイトン(Pee Wee Crayton)の『After Hours』です。 ウェストコースト・ブルースの代表的ギタリスト、ピー・ウィー・クレイトン、本名はコニー・カーティス・クレイトン。1914年テキサス州ロックデイルで…

この人の、この1枚『ゲイトマウス・ブラウン(Gatemouth Brown)/Okie Dokie Stomper』

今日の「この人の、この1枚」はゲイトマウス・ブラウン(Clarense "Gatemouth" Brown)の『Okie Dokie Stomper 』です。 クラレンス・ゲイトマウス・ブラウンは1924年、ルイジアナ州ヴィントンで生まれました。父親がカントリーのフィドル奏者だったため…

この人の、この1枚『プロフェッサー・ロングヘアー(Professor Longhair)/Rock'n' Roll Gumbo』

今日の「この人の、この1枚」はプロフェッサー・ロングヘアー(Professor Longhair)の『Rock'n' Roll Gumbo』です。 プロフェッサー・ロングヘアという変な名前を持つ爺さんは、本名ヘンリー・ローランド・バードといい、1918年ルイジアナ州ボガルーサで…

この人の、この1枚『スマイリー・ルイス(Smiley Lewis)/I Hear You Knocking』

今日の「この人の、この1枚」はスマイリー・ルイス(Smiley Lewis)の『I Hear You Knocking』です。 ニューオリンズ・R&B発展の中心的ミュージシャン、スマイリー・ルイス。 彼は1913年ルイジアナ州デクインシーで生まれました。昔の解説資料によると…

この人の、この1枚『ローウェル・フルソン(Lowell Fulsom)/Tramp』

今日の「この人の、この1枚」はローウェル・フルソン(Lowell Fulsom)の『Tramp』です。 B.Bキングをして「ブルースの眠れる巨人」と言わしめたローウェル・フルソンは1921年オクラホマ州タルサで生まれました。父親はチェロキー・インディアンです。…

この人の、この1枚『ジョニー・オーティス(Johnny Otis)/Cold Shot』

今日の「この人の、この1枚」はジョニー・オーティス・ショウ(Johnny Otis Show)の『Cold Shot』です。 ジョニー・オーティスは1950年代に一世を風靡したミュージシャンであり、作曲家、バンドリーダー、プロデューサー、ディスクジョッキー、テレビ司…

この人の、この1枚『Chicago Blues: A Quarter Century(シカゴ・ブルースの25年)』

今日の「この人の、この1枚」は『Chicago Blues: A Quarter Century(シカゴ・ブルースの25年)』です。 先日、『Chicago/The Blues/Today! 』の記事を書いていて思い出しました。シカゴ・ブルースのアンソロジーと言えば、Pヴァイン・スペシャルの労作4…

この人の、この1枚 『Chicago/The Blues/Today! 』

今日の「この人の、この1枚」は『Chicago/The Blues/Today! 』です。 シカゴ・ブルースのコンピレーション・アルバムです。ヴァンガード・レコードから1966年にVol.1~Vol.3まで発売されました。日本では1969年に発売されているようです。学生時代に…

この人の、この1枚『ギター・スリム(Guitar Slim)/The Things That I Used To Do』

今日の「この人の、この1枚」はギター・スリム(Guitar Slim)の『The Things That I Used To Do』です。 ギター・スリム、本名エディー・リー・ジョーンズ。1926年、ミシシッピ州グリーンウッドの生まれ。5歳の時に母親が死去、祖母に育てられます。少…

この人の、この1枚『マディ・ウォーターズ(Muddy Waters)/The London Muddy Waters Sessions』

今日の「この人の、この1枚」はマディ・ウォーターズ(Muddy Waters)の『The London Muddy Waters Sessions』です。 マディ・ウォーターズについては以前にも紹介しましたが、今日はマディが白人のロッカーとセッションを行ったアルバムを紹介します。 19…

この人の、この1枚『ジュニア・ウェルズ(Junior Wwlls)/Southside Blues Jam』

今日の「この人の、この1枚」はジュニア・ウェルズ(Junior Wwlls)の『Southside Blues Jam』です。 ジュニア・ウェルズは1943年、テネシー州メンフィス生まれのブルース・シンガー、ハーモニカ奏者です。今やスタンダードになっている「Messin'with the…